待ち人中。
私静かに待ってるんだな、と思った。
ここでは吐き出し放題だから静かではないけれど、でも基本静かに待ってる。
ちょっとだけ期待をした。
自分でもアホだなと思ったけれど、でももしかしてもしかすると…と期待しなかったわけじゃない。
ちょっとだけ期待して何もなく、そしてその日は終わった。
この時代が若干恨めしい。
参勤交代みたいな江戸時代なら、会えなくなった時点であきらめもつく。
気持ちの整理に時間が必要でも、物理的に会えないとなれば仕方ない。
一家に一台黒電話みたいな時代じゃなく、一人一台携帯電話+SNSというスーパー便利ツールもある時代。
警察がSNSの機能を使って、事件の情報提供を呼びかける時代。
こんなにも便利なのに、こんなにも簡単に色んなことと繋がれるのに、なのに一番繋がりたい人と繋がれないのはもどかしいだけ。
時々携帯電話さえ投げ捨てたくなる(もちろんしないけど)。
これは私のものすごい勘違いか、それか限りなくゼロみたいだけど実は本当にそうだったということ。
この間このブログの解析ページを見た。
何かを思って突然それを見たのか、間違えてボタン操作して開いたのかは覚えてない。
どの記事に最もアクセスがあったのか上位5つまで記事のタイトルが一覧になっている。
それを見て驚いた。
上位5つの記事は、1つのことをテーマにして並んでた。
日にちは飛び飛び。
だから直近の記事が5つではない。
その上位5つの記事が並ぶところの共通点、それがわかるのは私と、もし読んでたとしたらもう1人しかいない。
私はその時は衝撃が大きくてそれっきりにしてしまったけれど、次の日見たらもうそんなことはなくて、それ以降もそんなことはなく、あれは幻か夢だったのかもしれない。
得意のスクリーンショットをしておけば良かった。
どの記事だったかも忘れたけれど、とにかくそれら全てに共通してるのは、読む本人ぐらいしかわからないと思う。
そんなピンポイントでよく読まれるトップ5の記事に入る⁇と思いながらも、もし、本当にもし読んでたとするなら、それはすごく嬉しいなと想像だけした。
だから私の頭の中の期待値はちょっぴり上がって、そしてまたすぐ急降下して、今は静かになった。
急降下した時に、時計の針を1年進めてみた。
このブログを書いてたとしても、「2年後」みたいなタイトルの話だけは絶対に避けたいと思った。
孤独の回想なんて絶対に嫌!と思った。
手元の紙切れを見る。
暗号みたいな数字とアルファベットの式列がある。
だけど私がそれを使うことは一生ない。
確かに存在しているのに、それを使うことがないんだったら、無いに等しい。
私はその紙切れの後ろに日付印をいつだったか押した。
年は西暦じゃなくて平成に合わせた年。
29になってる。
私は記念に残したくて日付印を始まりの日に合わせて押した。
その印は今持ち主の元へ戻ったと思う。
結局何が書きたかったのかな…と思い返したら、私もうこの状況が嫌なんだとわかった。
先の見えないことに対して待つ、しかも待って何かしらの結果が手に入るならいいけれどそんな保証ゼロ。
むしろ何も変わらない、2年後の来年も何も変わらないと思ったら、本気で嫌になった。
自分が好き好んで始めたことだけれど、もうこの先の見えない感じが嫌になった。
繋がっていない。
見止めよう。
いつかの再会を私は本気で夢見て本気で願った。
だけど何も無いのが全部なんだとわかった。
どれだけたくさんのサインを目撃しても、何も無い。
私は来年の今時期に今と同じ気持ちでいるのが正直怖くなった。
もう待っても何も来ない。
来ないものを待つ365日。
考えただけでゾッとした。
自分1人で勝手に区切りをつけて、勝手に1人で期待値を上げて、そして勝手に落ちたり沈んだりしてるのもわかる。
だけどこの先の見えないことに、これまでと同じように願ったり祈ったりできるかと言えば、尻込みをする自分がいる。
8ヶ月?9ヶ月?とにかく自分でもがんばったと思う。
8ヶ月前、9ヶ月前、私は本当に小さな可能性に賭けた。
全部を賭けた。
それしか方法がなかったから。
そしてその賭けを後押ししてくれるかのように、2、3分の間に起こったシンクロのサインたちも全て覚えている。
555から始まった。
世界に一台しかない車も、ポイントカードの店も、そしてある車種の車も、たかが数百メートル、そして2、3分の間に全てが重なった。
私は今でも思っている。
何かが味方してくれたんだろうなぁって。
私の小さな賭けは、どんな形でもいいから繋がっていたい、ただそれだけだった。
これまではその限りなくゼロでもゼロではないと信じた可能性と、そして数々のありえもしないことたちが重なって、いつかは…と夢見てひたすら祈った。
でももう現れない人を待っても仕方ない。
現れないのに祈ったり願ったりすることが怖くなった。
今よりもっともっと寂しくなるから。
人生が交わらないってこういうことなんだと思う。
出逢えて良かった。
それでいいと思う。
そして私は私で次に進もうと思う。
私は最後の賭けに出る。
これをアップしても何もなければ本当にその通りだということ。
でももし奇跡が起きるなら…と小さな可能性に最後賭ける。
今度はリアルにきちんと繋がれますようにと祈る。
To whom I wrote special
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