どれもこれも中途半端な下書きになっているのと、今週はガチの気合いメールが重なって、ブログが思うようにアップできない今日この頃。
アップできないからと言って何も困りはしないけれど、心のモヤモヤや澱(おり)が溜まるみたいな感じでそれを解消したいから、なるべくブログに書いて吐き出したいと思う。
これは今書いてて思ったけれど、自分の個人の日記ではなくてブログの方がいいのは、たとえ誰からも読んでもらえなくても誰かが読む可能性を感じながら書くことで、色々客観視できるんだろうなぁと思う。
最近は紙の日記帳はほとんど開かず、こうしてブログに書いていることの方が多い。
*
さて、今の仕事2年目に突入して、仕事の中身がかなり変わってきた。
英訳やら資料作成やらはこれまで通りだけれども、最近はそれに伴って「調整役」的な係がやたらと回ってくる。
今日(1/29)も今日とて、海外の大きなクレームにまつわる「末端の仕事(単なる資料英訳)」のために、これから役員決議に対してメスを入れる係が回ってきた( ̄◇ ̄;)。
もちろん、立候補なんてするわけない。
事の顛末はこうだった。
・海外部門
・技術部門部長
・技術部門担当者
・Mr.ダンディ(海外部門にも所属)
・私(資料英訳担当)
海外部門から依頼された資料作成を技術部門部長(ゴマオ)が、まずは技術部門担当者(高瀬さん)に振った。
ゴマオは、ゴマすりから取って「ゴマオ」。
高瀬さんは、背が高いから「高瀬さん」。
ちなみに、高瀬さんは私を除いてこの中で立場が一番ペーペー(おそらく入社して数年目で、そろそろ役職名がつく頃)。
高瀬さんが英訳依頼のために資料を持ってきた。
これはただでさえ問題の資料で、間違えてもさらに問題を大きくしてはいけない、一応立ち位置は「問題解決または問題縮小するための資料」。
なんだけれど、見た瞬間、なんだか嫌な予感しかしないものだった。
作り方が雑で、私が細かいところは直せるにしても、決してこのまま客先に持っていくなんていうことはできない。
そして今回のものは、客先から指摘されて発覚したものだから、さらに失敗なんか許されない。
先週あたりに担当した英訳資料で、全部訳し終わった後、Mr.ダンディに英訳の添削をお願いしたら、なんと日本語がダメすぎるということで日本語からやり直しになった。
しかも単なる日本語の言い方云々(うんぬん)ではなくて、内容が色々誤っていたり説明が足りなかったりと、色んなことが満載だった。
当然英語も全てやり直しになった。
悪夢のような過去のそのこととそして翌週はバタバタと英訳が立て込むことを見越して、Mr.ダンディに先に日本語原稿を見てもらえないかと思った。
高瀬さんは今日は午後からいないと言っていたから、私は慌てて高瀬さんをつかまえに行って、Mr.ダンディに日本語原稿から見てもらってもいいかどうかを聞いた。
理由ももちろん説明した。
高瀬さんはサラリとOKしてくれたけれど、「そのかわり、条件があります」と言われた。
「今回の資料は、海外部門のトップと(海外部門の)Aさんに見てもらって了解を得たものなので、Mr.ダンディに見てもらって変更する場合は、Mr.ダンディからAさんに連絡を入れてもらってすり合わせをしてもらってもいいですか?
あと、事の経緯がわかるようにメールもMr.ダンディに見せてください」
私は二つ返事で、そのように説明するからとにかくMr.ダンディに見てもらうことの了解を勝ち得た。
そもそもそんな交渉に出向いたのは、別の理由があった。
今回客先から指摘されて発覚したことは、単なる資料で済まされないもので、指示としては提携先全体に発信する公的文書として発表するものだった。
公的文書はいつも作っているから、そのフォーマットを知っている。
定型フォーマットが決められているのに、そうではない通常の資料として自由に作られているところに違和感があった。
だからそれにもまず私が気付いた。
その公的文書こそMr.ダンディともう1人のMr.ダンディ級の大御所の2人が影の統括みたいなもので、一通りの大御所回覧が終わった後その2人で毎回大幅に文章や中身を修正して、それで最終的に会社としても正式にOKになるという体制が取られている。
私はまず自分の直の女上司のところに行って、そもそも公的文書で出すように指示があるのに、その定型フォーマットでなくてもいいのかどうかを聞きに行った。
それで女上司から高瀬さんに確認してもらったら、想定外の答えが返ってきた。
いずれは公的文書にするものだけれど、今回は今回の客先に向けてだけ作ることに内部事情で決まったとのことだった。
その内部事情も私は絶句したけれど、なんとそれはゴマオが公的文書にするとMr.ダンディたち影の大御所2人にも提出して見てもらわないとで、それは確実に真っ赤っかに直されるのと時間がかかるのと、そうした諸々が嫌で今回はそうしたくないという理由だった。
はぁー!?と思って、そんな理由で今回は定型フォーマットで作らなくてもいつかは定型フォーマットにしないといけないんですよね?と聞いたら、指示がそうだからそうだと思うと言われた。
お客さんはただでさえ怒っているのに、どうして一個人の超しょうもない理由で、本来あるべき方向を一気に逆転させて、とりあえず自分に火の粉が降らないやり方をするのか意味がわからなかった。
それを聞いてますます私には不安しかなかった。
いちいち何回もやり直しなんかしてられないから、だから私は、⑴女上司に了解を取ってから、⑵高瀬さんにMr.ダンディから先に日本語を見てもらう了解を取って、⑶それで晴れてMr.ダンディにそのお願いに行った。
すでにこの流れがおかしいけれど、基本みんな面倒なことに関わりたくないし、社員の人たちがMr.ダンディにそんなお願いに上がったら逆にもっと怒られるから、みんな見て見ぬふりをして、私が「英訳」という大義名分を使ってMr.ダンディにお願いしに行くことを誰も反対せずに送り出した。
ちなみにその前の日にも同じ客先の別案件に関して、Mr.ダンディが全体の方向性を示してくれて何とか動く方向に方向性が定まったばかりだった。
関係者たち大御所は、とりあえず優先順位がよくわからないから適当にやりますみたいな感じになっていたものを、それもまた私が長文の英文メールを全部読んでそれがただ事ではないどころか客先大クレーム、なんなら単なるクレームじゃなくて会社としての対応がダメすぎるというクレームもくっ付いてのクレームで、それを説明してそのまま適当にやるやり方でいいのか私はわからないと女上司に伝えて、女上司からMr.ダンディに確認してもらったことだった。
Mr.ダンディはそんなのは絶対にダメだと言って、少なくとも客先から指摘されてその間違いを認めたのにその間違いを直さないなんていうのは会社のポリシーに関わるから絶対にすぐにやらなきゃダメだと言って、それらを私たちに通達してくれた。
そんなやりとりが前日にあったばかりだから、同じ客先の別案件である高瀬さん依頼の英訳資料が適当に為されていいわけがなかった。
しかも今回のものだって、また最初から私は英語でのメールのやりとりを読んだけれど、その途中でこれまた客先に指摘されて初めて発覚したことだった。
元々はそこではなく別の問い合わせが発端で、そのやりとりの途中で客先の方が今回の資料提出に繋がる重大な事案に気付いて、それでどうなってるのかを問い合わせてきたものだった。
その発覚した内容についてきちんと説明するための資料だということがメールを読んでわかった。
そんな内容なのに、その見ただけで作られ方が雑とわかる資料が、きちんと関係者たちから見てもらったもので公の場に出して良い状態のものだとはとても思えなかった。
だから、Mr.ダンディに最初にきちんと目を通してもらうことをお願いしたかった。
*
Mr.ダンディにまずは事の経緯を説明した。
さすがにゴマオのしょうもないことは言うと後がもっと面倒くさそうなのとそれこそフォローのしようもないから、とりあえず表向きには、今回の資料は本来ならいくつかの製品にも当てはまるからそれらも同時に公的文書を出さないといけないけれども、そちらまで今すぐに手が回らないからまずは今回の客先限定で作られたものだと、それも本来の内容はもっと赤裸々だったけれども私の方で今書いたくらいに内容を端折って説明した。
言われた通りに、高瀬さんからの伝言をまんまと伝えた。
本来ならMr.ダンディに日本語の原稿から見て欲しいというのは順番が間違っているのは重々承知しているけれども、来週立て続けに英訳が入ってくる予定でどこまで手が回るか私もわからないから、後から直すとなった時に確実に時間があるとも言い切れないから、今回はそういう事情もあって先に見て欲しいことをお願いした。
Mr.ダンディは快諾してくれただけじゃなく、そんなのは武士俣さんが謝ることでもなければ悪く感じることとも違う、とバシッと言い切った。
本来なら担当者たちがきちんと対応すべきものであり、それをしないまま英訳をお願いしてるだろうことは想像がつくから、それはわかった、きちんと見るから大丈夫だよと言われた。
さらに本社のAさんに連絡を取ってもらう件についても説明したら
「あいつ(高瀬さん)は、本社に行ってそんなテクニックばっかり学んだのか!」
とものすごく呆れながら言われていた。
(高瀬さんは一時期転勤で本社勤務だったらしい。)
あと、もう1つ高瀬さんから条件として言われていたメールを見せることも、全部紙に印刷して持って行った。
Mr.ダンディにこれが事の経緯のメールです、と言って渡すと、中身も見ず渡した瞬間に
「この厚さを見ただけで、色々対応が遅いとかやってないことがわかる」
とこれまた呆れながら言っていた。
少しだけかいつまんで説明した。
Mr.ダンディも社内の諸々には慣れてるから、呆れてはいても驚きはせず、そして私の頼み事はとにかく問題ないと言って快く引き受けてくれた。
そんなこんなでMr.ダンディに原稿を渡すという名の押し付けてきて、私は自分の席に戻った。
*
しばらく経ってからMr.ダンディが私の席にやってきた。
今回は赤ペンではなく鉛筆で大幅に修正されてきた。
私は何も読まずにすぐに渡したけれど、Mr.ダンディは口を開くなり
「これは酷い。同じことが繰り返されたり余計なことを言ったりして、全然内容がなってない。こんなのは(客先に出すものとして)ダメだから、書いた方に日本語を直して、その直した方で英訳して」
と言って、私に具体的にどう直すかを紙に書いたものを音読して聞かせながら見せながら説明してくれた。
大幅に今回も修正になった。
すぐに直して日本語の原稿を見せに行きます、と言った。
その時にMr.ダンディが「Aには高瀬が言ったようにメールで連絡するから、大丈夫。武士俣さんもCcで入れるから」と言った。
それなら尚のことすぐに直してデータを渡さなきゃいけないと思ったけれど、大丈夫だったかもう送っただったか、何かしら言っていたけれど、私はまだこの時何がどうなっているかを知らなくて、とりあえず話が終わるまで話してその場は終わった。
Mr.ダンディが去った後、私はメールをチェックした。
Mr.ダンディは高瀬さんの希望通り海外部門のAさん宛に、そして海外部門のトップとゴマオと高瀬さんと私と他関係者とをCcに入れて、私の手元にある鉛筆で多数書き込まれた原稿をスキャンしたものと一緒にメールしていた。
本当にまんまだけれど、Mr.ダンディは端的に「英訳の前に日本語を見て欲しいとお願いされて日本語原稿を見たから、それで直したものの方で日本語も英語も進めて良いか確認ください」みたいな内容を書いていた。
送られてるメンバーを見て、そんなことをお願いするのは消去法で私しかいない。
しかも本社側の人たちは、私もその方たちを知らないように向こうも私のことを知らない。
別に間違ったことはしていないけれど、本来いきなりMr.ダンディのところにそんなお願いをするなんていうのは、会社の暗黙のルールでご法度に近いものがある。
それもMr.ダンディは海外部門にも籍があるにも関わらずそういう不祥事を今回Mr.ダンディには知らせてなくて、私が分厚いメールのコピーとその前の日にも女上司からそれ以上に長い別件のメールとが送られて、それでMr.ダンディの耳にも入った、というのが行間から読み取れるようになっていた。
細かいいきさつはバッサリと省いてはいたけれど、文面を読めばあの長いやりとりがMr.ダンディにも渡ったことは一目瞭然だった。
「やばい隠蔽系の情報横流し犯人=武士俣」の図が否定したくてもできあがっていた( ̄ཀ ̄;;)。
さらに、ところでAさんって役職名はわかったけれど、どういう立ち位置の人なのかが全くわからなくて、ここで初めて私はメールアドレス一覧表を開いた。
色んな役職名があって、部長くらいわかりやすいのはいいけれど、それ以外は毎回見てもわからなくて、その時はメールアドレス一覧表を見て確認する。
それは役職の高い順に表になっているから、その人の立ち位置がとりあえずわかる。
で、くだんのAさんが何だったのかを見に行ってこれもひっくり返った。
Aさんは海外部門の中の営業トップだった( ̄∀ ̄;)。
Mr.ダンディはそもそも海外部門トップだったわけで、今の誰が相手でもMr.ダンディの元部下たちなわけでそれはいいけれど、どこの骨のものかも知らない私は、完全に立場的に一番弱小のくせして他の人たちが使えない手段をいきなり使うから、いつかMr.ダンディに言われたけれど「武士俣さんを煙たいと思う人もいるだろう」というまさに煙たい人になっている( ̄∀ ̄;)。
ちなみにMr.ダンディはその時に、「私はね、武士俣さんがしていることを本当に評価しているんだよ」と言われたし、それは何度となく言ってもらえた。
別に私がすごく良い仕事をしているとかではなく、他の人たちがサボりすぎなせいでまともな在り方で動く私が、単に普通のことをしているに過ぎないのに、株が上がるみたいなことになっている。
さらに、Mr.ダンディのスキャンしたものを見て卒倒した。
手元にある紙と同じで、Mr.ダンディに手渡された時は全く気にもならなかったけれど、スキャンした紙が拡大倍率で画面に表示されていきなり最上部の一部分しか見えないところで「ゲッΣ(꒪◊꒪ ))))!」と思った。
唯一今回の資料の中でカラー(赤)で出ているのが「武士俣」の日付印で、それが添付データを開けると真っ先に目に入る。
普段Mr.ダンディは赤で添削するけれども、今回は書き直したりするためなのか珍しく鉛筆だった。
そして武士俣印だって、私は普段Mr.ダンディに添削をお願いする時は押さない。
どうして押したかと言えば、今回は理由がきちんとあった。
元々もらったデータは、私が見ただけで雑に作られてるとわかったのは、資料の中で重要な数字の部分が、資料の作りが雑で数字が他の部分と重なっていて半分以上切れていて何の数字かわからなくなっていたからだった。
しかもその数字部分というのが、単なる数字じゃなくて最低でも何百万単位というお金を動かす重要な数字で、そんなの見えなくて良いわけが無い。
で、私の方で数字が見えるようにするためにそうしたいくつかの部分だけ先に直した。
そうすると、元々のデータと私が文章はいじらないけれどそういう諸々を直したデータと2つあるから、それでどちらが直したものかわかるようにするために武士俣の日付印を押したに過ぎなかった。
なんだろう?この気を利かせたことが自らの首を絞めるみたいな状況( ̄∀ ̄;)。
悪いことしたわけじゃないからいいやと開き直った。
っていうか、ゴマオと高瀬さんがもう少しまともに対応してくれたら良かったのにー!って思う。
どうして何も知らない私が彼らの尻拭い的な役回りに奔走しなきゃいけないのか、さっぱりわからない。
*
とまぁ、そんなこんなで、とにかくこの手の調整役的なことを年明けからずっとしている。
2年目に突入してわかったことだけれど、去年の1月から5月ないし6月くらいまで、私は本当に異常な量の英訳を1人で担当していたことがわかった。
当初引き継いだ時は、英訳は時々やるくらいで基本的には取扱説明書の作成の仕事の方が多いと聞いていたけれど、私は夏くらいまでは本当に英訳1本で、よって事務的な他の仕事をようやく実務として始めたのは夏過ぎくらいからだった。
その英訳も、単に不慣れで難しかっただけじゃなく、内容的にも相当高度なものがいくつも連なっていて、本当に量と難易度が異常すぎた。
そりゃ連日残業しなきゃ終わらなかったよねと思う。
今さらながらよくやっていたと思う。
で、2年目の今年は、量よりも質的なところで相当マニアックなことが求められている。
12月くらいからだった気がするけれど、とにかく会社の要的な重要度高いものの英訳資料が次々に来て、量は1年前と比べてかなり減ったけれども、代わりに中身の問題が色々ありすぎて、その問題をそのまま英訳していいものかどうか私じゃ判断できないから、それをまずは担当者の大御所たちに聞いて、埓が明かないとMr.ダンディに相談に行って、そうするとそこからは今回のような調整業務が山ほど湧き出てくるから、Mr.ダンディと担当者との間を行ったり来たりする。
Mr.ダンディも相当自分が窓口になってあちこち調整してくれてるけれど、Mr.ダンディじゃなくていいことは私のところに回ってくる。
よって、もはや英訳担当でも資料作成担当でもない、謎の調整担当業務をまるで役員級の称号があるかのごとくやっている( ̄ཀ ̄;;)。
もちろん称号もないし立場は何度も言うけれど弱小だから、非常におかしなことをしているのは百も承知しているけれど、そうでもしないと仕事が回らないから致し方なくそのおかしなことたちを淡々とこなしている。
さすがに今回も変だと思って、ホロスコープのサイトを開いて星回りを見た。
しばらくは良くも悪くもこういう仕事がどうしてもやってきてしまうだろうと思った。
とりあえず仕事の契約は5月末まで延びた。
私は自分が凄いやってるなんて思わないけれども、代わりに今やってる調整業務を例えばみんなが見て見ぬふりをしてやらなかった場合、会社そのものが本当に取り返しのつかない窮状に陥るのは間違いないと思う。
先月や今月やった中で今現在宙ぶらりんのものがいくつかある。
宙ぶらりんなのは、私のところまでは全部終わっていて次に引き継いで、その後の人のところで止まっている。
そういうものたちはいつか大爆発するんじゃないかと思って静観している。
たしかに動かなくてもすぐにはどうこうならなくても、今なら小さな問題で済むものがいつかはもうどうにもならない問題に発展しそうな予感しかしない。
ちょうど同じ頃、別件の近未来に来るだろうことが確定している英訳依頼の日本語原稿が入ってきた。
私はその依頼メールを見ただけで、「これ本当に急ぐやつだ」と思った。
だけど、「今それどころじゃない」と言われていて、それがどうなってるのかわからないけれど、すぐのすぐには動かないことを上が言っていた。
私が急ぎと思ったのは、依頼主の人の文面とその人自身が「急ぎ」と言っていたことだった。
その人自身は仕事はできるけれども、期日とかはわりかしルーズなところがある。
そんな人が「急ぎ」とわざわざ言うというのは、本人の中で「急ぎ」の認識、すなわち本来会社の中で求められるスピードでは「最優先事項」にかなり近いスピードだと私は思う。
なのに、そんなことを全く読まず、適当に後回しにされそうになっていて、私は絶句している。
おそらくそれも英訳絡みで何かしら調整することが出てきそうな気がする。
本当にビックリするのが、「正式に頼まれてない」とか「それは自分たちの仕事じゃない」と平気で言う人たちがいること。
当然そういう人たちは手を抜く。
抜いちゃいけないのに手を抜く。
それのしわ寄せは、最後英訳をする私のところにドンと大きくなってやってくる。
私は頼まれてなくてもそんなこと口出しする立場に本来なくても、それでも自分が「なんか嫌な予感がする」と思ったら動かざるを得ない。
日本語原稿すらまともに見てもらえないものなのに、英訳された資料なんかもっと見てもらえない。
ということは、その資料を最後にきちんと見る、それも印を押す大御所ではなくその手前の本来なら実務責任者が見ないといけないところのものが自分のところに「英訳」というだけでやってきていることがわかる。
私が手を抜くというのは、すなわち会社の顔に対して大きな泥を塗ることであって、中の体制が超いい加減で腹立たしいことや信じられないような現実は山ほどあるけれど、それでも私は自分がそちらに倣うのは絶対に嫌だし、ダメと知っていてそのダメなものを外に出す趣味もない。
だからやるしかない、それのみが選択肢になる。
今回の高瀬さん資料についても、一通りの添削部分のデータ修正をした後に、Mr.ダンディにいくつか確認したいことがあって確認してきた。
その時にMr.ダンディに言われた。
「武士俣さん、私に原稿を見てくれってお願いする前にこの原稿がダメだってわかってたでしょ?わかってた上で頼んできたでしょ?」
茶目っ気たっぷりの笑顔で聞かれた。
私はまさか「原稿を読んでません」などと言えず(後から思えば言えば良かった)、とりあえず頼もうと思った理由を言った。
まずは雑に作られていて誰も見てなさそうな予感がしたこと。
あと、公的文書で出す指示ということは、今回はそうしなくても近いうちにそうしないといけない、ということはお客さんのところに同じ資料が二度いくわけで、今回出すものと2回目出すものとに大きな差があってはまずいと思ったから、それでお願いしたことを伝えた。
公的文書の時は本当に文章が洗練されていて、きちんと内容が伝わるように作られている。
というか、そうなるようにMr.ダンディともう1人の大御所とで超テコ入れが為される。
その施しが今なのか未来なのかの差でしかないなら、先に今テコ入れしてもらった方がいいわけで、なぜなら後にテコ入れした場合、最初の不十分な出来栄え資料は何なのか!?ということになる。
しかも今回は客先大クレームで(私が見た中で史上最悪のクレーム)、ただでさえ大問題の渦中なのにさらにおかしな資料を出してクレームを出すのか!?という話だった。
そんなこんなのわけでお願いしたと説明した。
その時か別の時かは忘れたけれど、Mr.ダンディに言われた。
「武士俣さんが『変だ』と感じることは本当に変だから、自信を持っていいんだよ」
とここまで書くと美談だけど、この後続きがあって、
「変だというものは外に出しちゃダメなわけで、それは担当者に伝えて直してもらわなきゃだよ」
と( ̄ཀ ̄;;)。
もちろんそんなの心臓に悪すぎるから、変なものは全てMr.ダンディに丸投げに近い状態で見てくださいとお願いして、さらにはMr.ダンディから大御所も含めた各担当者に日本語の直しを指導してもらっている。
Mr.ダンディからは「武士俣さん、そうやって人を上手に使うのも仕事のうちだからね(笑)」と言われたこともある。
*
前回、英訳が終わった後、1からやり直しになった時のことを途中まで書いていた!
この時もやり直した後、毎日毎日調整に明け暮れて、英訳も終わったのにそれでも細かい調整が連日あって、英訳よりもそちらの細かい調整の方が大変だった。
これは何の訓練だろう!?と思いながら、とりあえず目の前にきたものを1つ、また1つとこなしている。
どこのおせっかいババアかと思うけれども、そういう不測の事態になった時、本当にその人の真の力が見えるように感じる。
その時もできる最大のことはしたけれども、Mr.ダンディや私の温度と周りの温度との差がすごかった。
小さいことかもしれないけれど、小さいことをきちんとキャッチできる人とそうでない人との差がのちに大きな差を生むように感じた。
小さいことを大事にできる人はやっぱりそれ相応の力と周りからの支持力をつけていく。
本当に手を抜く人たちに教えてやりたい。
その手抜きが第三者からどんな風に見えているのかを。
そして、手抜きをせずにきちんと見えないところでもやっていることがどんな風に信頼に繋がるのかを。
*¨*•.¸¸☆*・*¨*•.¸¸☆*・゚
2021.1.21
久しぶりに今の空模様と自分の生まれた時のホロスコープとを重ね合わせて見てみた。
相変わらず、強烈な星配置で、何がどう起こってもおかしくない。
昨日(1/19)仕事で起こったことを検証してみたい。
新規英訳7枚を英訳し終えて、Mr.ダンディに添削をお願いした。
Mr.ダンディは本社海外部門でトップをしていた人で、今は年齢の関係でその席を退いているけれど、実質の立場は何ら変わらなくて、Mr.ダンディに呼ばれたのなら基本どの人も背筋をピッと伸ばして言われたことを即座に対応している。
今回のものも日本語の時点で怪しい感じは否めなかったけれど、そんなのはいつものことだから、わからないところは担当者に確認して、とりあえず何か問題があればMr.ダンディがテコ入れするだろうとのんきに構えてやっていた。
午前中に渡して、電話が来たのは3時頃だった。
終わったから武士俣さん私の席まで来てください、と言われるのかと思いきや、担当者を呼んだから中央のテーブルに来てくれるかな?と言われた。
Σ(꒪◊꒪ )))) Σ(꒪◊꒪ )))) Σ(꒪◊꒪ )))) Σ(꒪◊꒪ ))))
このフレーズはヤバい。
小さな修正ならば、Mr.ダンディは関係者を中央のテーブルに集めたりしない。
集めるイコール何かしらが著しくよろしくないわけで、これは少しの修正では済まないだろうなぁ…と予想して行った。
1枚目の1番上から真っ赤っかだった。
私も担当者のヒカルさんの隣りに着席すると、まずはそもそも何がこの資料の問題なのかという説明をMr.ダンディが始めた。
そういうはじまりの時は、100とは言わず1000%1から大幅に仕切り直しになることは間違いない。
もうすでに何回もこの手のお呼ばれに呼ばれているから(ヒカルさんのポジションは毎回人が違うけれど、私はそれが誰でも基本同席)、あーまただ…ぐらいに思ったけれど、ヒカルさんは初めての体験でけっこう緊張している。
他の人たち同様、背筋ピンとなって、ノートを取って、時々返事やら返答やらしながら、Mr.ダンディの説明を聞いていた。
いつもながらそのシーンを見て、「男の人って大変だなぁ」と思う。
全従業員の1割にも満たないような女の人しかいない会社で、決して女だから優遇されるなんてことはないけれど、代わりに男の人と男の人が緊張感を持ってやりとりする場面は毎度免れているから良かったなぁなんて思っている。
とにかくMr.ダンディによるテコ入れが入って、大幅な変更修正が始まった。
Mr.ダンディに「英語の方はどうですか?」と聞いたら、「いや、日本語がひどいし変更になるから、まだ見てない。武士俣さん、大変だけど日本語を見て英語も直して」と言われた。
マジですかーーー!?!?!?
膝から崩れ落ちそうになりながら、やらなきゃいけないのは確実だから席に戻って、またもや日本語からの修正を始めた。
*
(覚書)t_n
・太陽ーMC
・木星ー水星
・海王星ー太陽
・水星ー月キロン
・キロンー火星天王星
↑その日の星回りをチェックしてのメモ書き