覚悟している自分を感じる。
今回振り返りノートをここまで徹底して書いたのは、その人に伝えたいということ、そしてこんな風に伝えることができるのはこれが多分ラストチャンスだろうなぁというのがあったから。
仕事のことまで細々と書いた理由は、その人の目に触れるとしたら伝えたいこと、それをいつも念頭においていたから。
その人が読んでくれる前提で書いた。
特に仕事での評価は伝わるように書こうと心掛けた。
ギリギリオブラートに包める範囲で書けるところまで書いた。
自分の評価って、しかも公にじゃなくて裏でこっそり言われてることは、本人の耳に入ることはほとんどない。
良い評判なのに本人の耳に入らないのは、私個人的には残念だなぁと思っていて、そういうことは言えるチャンスがある時は私はかなり積極的に言う。
そういうのって思ってるだけじゃ伝わらないし、伝えられた方も嬉しいものだったりする。
だから、そういう話も含めて今回はかなり細かく書こうと決めてた。
今回最後だと思う理由がある。
書いてすぐに私の気持ちが変わるなんていう風には思っていない。
けれど、書くことに対してのモチベーション又は抵抗は、時間の経過と共に変わる。
自分で想像した時に、1年後である今はまだ書ける。
しかも当時を相当リアルに感じながら書ける。
だけど例えば来年、2年後に同じように書けるか?って言ったら、もう書けない。
その時の私の気持ちはわからないけれど、仮に今と変わらずにその人のことが忘れられなくても、今度は2年も経ったことを書くことに私自身がすごく抵抗を覚えると思う。
今ほどに明け透けには書けないだろうし、多分書いても1つか2つぐらいにコンパクトにまとめて、かなり端折って書くと思う。
2年後じゃなくても、今年の年末でもいい。
あと2ヶ月後に迫った年末の時に、私は今と同じぐらいの覚悟を持って書ける自分はどうしても想像できなかった。
その時は今以上に「1年以上前のことなのに…」、その後に続くのは、恥ずかしいとか、おかしいと思われたくないとか、いつまでもズルズルしててどうなのとか、そういう否定的な言葉が続くのは簡単に想像できる。
だから、書くとしたら今なんだということ。
そして、もうこんなに詳細に書くことは今後おそらくないから、これが最初で最後のチャンスだと思っている。
だから、返事こないことは最初から覚悟してるからいいにしても、その人にまつわる仕事の評価とかそういったものも含めて、それが金輪際永久に私の口から語られないのは嫌だなと思ったから、せめてそういうことを本人の耳に入れるところの努力までは私の方でしたい、そう思ったから今回書いた。
私側の風景も然りで、私の方ではどんなことが起こっていたのかを書きたい、伝えたいと思った。
私がいちいち大げさに言っていたんじゃなくて、言いたくもなるほどの色んなインパクトのあることが起こっていて、だから私はとてもビックリしながらも色んなものを見て感じていたことを知ってて欲しかった。
完全に自己満足だけど、それでもいいかなと書きながら何度となく思った。
書いたことで何か変化が生まれたらもちろん嬉しいけれども、そのために書いてるのとはちょっと違う。
伝えたいから、知ってて欲しいから、書く。
願いは意外とシンプルだった。
昨日(10/18)ある人と話してて、はっとなったことがあった。
世の中には色んなハウツーや処世術、方法論なんかが出回っている。
そういうのはある程度みんな一定の枠の中で語られる。
だから、言う人が変わっても内容はそんなに変わらない。
でも、個人の人が自分の内側にあるストーリーを語る時は、それはその人にしか語ることができないものになっている。
完全に個人のオリジナルだし、その人にしか見えない世界になっている。
私が見ている世界は私にしか見えない。
私の世界に映ったその人の姿は、私の口からしか語ることができない。
それが腑に落ちた時、私は自分が今していることにとても自信が持てた。
世間的にはどうなのかとか、内容はそんなこと話していいのかとか、まぁ言い出したらキリがない。
だけど、私が自分の目で自分の心で見ているもの、自分の心の中に広がっている風景、それだけは言葉にして伝えたい。
そしてそれができるのは、この世で私しかいない。
私が他の誰かに代わって、その人の心とかその人の心の風景を見て感じて言葉にできないように、私の中のものもそれは私にしかできない。
唯一、私だけが与えられている特権で、私にしかできないこと、そして私だからできること。
そういう意味でも、この連投中の振り返りノートは私にしか書けない。
だから私は、残りの部分についても、自分が書きたいことを書きたいように書いていこう、そう思っている。
伝えたいこと、伝えたいに至るまでの気持ち、伝えるための道具、想いを伝える世界、色んなものたちが全部揃って今のところにたどり着いている。
その人との出逢いから始まったすべてのことは一期一会だった。
私はその一期一会を言葉にする。
伝えたい気持ちと伝わることをイメージして。
残りの振り返りノートで私は自分が何を選んで何を書くかは今はまだわからない。
大きな枠組みだけ頭の中にあって、でも書く時はいつもその時に思い浮かんだものを書いている。
もしくは目に止まった過去のメモとか日記帳の中の言葉を拾ってきている。
とにかく余すことなく、伝えたいものを伝え続けよう、それだけは決めている。
そして恥ずかしいとか変かも…というような気持ちは一旦脇に置いて、自分に対してどこまでも素直になって言葉を紡ぎたい、そう思っている。
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