先週の東京日帰り旅でのこと。
あの時はiPhoneが割れてテンパっていたことも手伝ってまともな思考回路に昼間はなかったけれど、よく考えたらiPhoneのマップよりもペンジュラムの方が確実に正確に目的地へナビゲートしてくれる。
あまりに混乱してて2つを両刀使いしていたけれど、ペンジュラムの通りに進むと正解で、マップを見て自分なりに理解したつもりで行くと180度反対方向に進んだりと、相変わらずすごい方向音痴っぷりを発揮していた。
占星術のクラスメートたちはご飯を一緒に食べに行くとなって、なんと今回私は1人で有楽町の駅に行くことになった。
別れた時点でどこにいるのかもわからず、駅の行き方を聞いて進んだけれど、もれなく迷子になり。
やっと駅見つけた!と思ったら日比谷駅。
あの近辺をハッピーアワーのオシャレ居酒屋とか見ながらかなりウロウロしていた。
その後ヒーラーのOさんとの勉強会だったから本気の迷子では困ると思って、読めないマップを雨の中出して、なんとか有楽町駅に着いた。
地下鉄に乗ってから、到着時間が微妙だということに気付いた。
Oさんとの待ち合わせは7時。
到着は6時半過ぎ。
駅から移動すると多分店まで15分ぐらい。
10〜15分ある。
デパ地下ウロウロもいいなぁとか考え出す。
名古屋にいた時はいつでも行ける、なんなら歩いて行ける距離にデパートがあったから、全然ありがたみがなかったけれど、新潟の田舎生活になったら、いちいちお江戸上京の際は色々楽しくて仕方ない。
で、私は電車の横並び中央辺りの座席に腰掛けながら、ペンジュラムを出してどこに行くのかを聞いた。
そもそも、まず時間的に直行するのか寄り道するのかを聞くと、直行にNOが出た。
寄り道にYES。
寄り道しなくてもいいかを聞くと、NO。
時間がかなり限られているから、行ける場所を特定することにした。
頭の中で駅周辺をまず6等分した。
集合場所から一番遠い右上はないだろうと思って他の5つを聞いたら、他5つはNO。
右上YES。
えっ?と思った。
右上にあるのは東武デパートかルミネになる。
東武にNO、ルミネにYESが出た。
よりにもよって一番遠いルミネ。
行かないのもあり?と聞いたら容赦なくNOが出た。
これ行くんだとわかった。
でも私としても遅れることは避けたい。
ペンジュラムに、私は行くとしても地下1階だけだよ!それ以上上の階は時間ないから無理だからね!と心の中で話しかけて、そこで何だか知らない用事は足りるの?と聞くとYESだった。
唸りたくなったけれど、行かないことはないし、地下に何かあると言うし、何だ?と思った。
(↑自分から聞いたくせにかなりひどい)
とりあえず改札を出ると35分近くになっていた。
ルミネの行き方も怪しかったから(ルミネは池袋の駅地下で毎回道をどこかで間違えるらしく一発でたどり着けたことがない)、ここはペンジュラムにナビしてもらおう!と即決して、ペンジュラムに聞きながら歩いた。
その歩いている途中で、
○○
○○
○○
○○
○○
○○
と、とある人の名前が6個も縦に並んでいる看板を見つけて「えっ⁉︎何これ⁉︎」と思った。
思わず足を止めて、道行く人たちのものすごい邪魔になりながら、画面の割れたiPhoneで写真に収めた。
私はもしや?と思って、ペンジュラムにこれを私に見せるためにルミネに行けと言った?と聞いたらNOで、ルミネは行くは行くらしかった。
そんな予期せぬ看板と写真撮影なんかもうっかり加わったものだから、またそこでも1〜2分のロスが生じた。
こんなに時間押してるのに何故にルミネ?と思いながらひたすら進んだ。
ルミネの前の広場の特設サイトで可愛い雑貨があった。
ちょっとだけ!と思って見て、ペンジュラムにこれ?と聞くと違うと出た。
とにかく地下1階の中が今回ペンジュラムが案内したい場所らしい。
中に入って3つ目ぐらいの店がオーガニックコスメを扱う店だった。
そこでようやく「あーーーーー!」っとなった。
すっかり忘れていたけれど、今回時間があるなら朝使う洗顔石けんを買いたいと思っていたことを思い出した。
iPhone事件とか迷子とか看板登場とか色々ありすぎて忘れていたけれど、そう言えばそんなこと自分の中で計画してたんだった!とようやく自分の記憶が呼び覚まされた。
ところがその店には気に入る石けんがなくて、合うか合わないかもわからない1000円と2000円の高級輸入洗顔石けんはあったけれど、そんな博打みたいなことはしたくなかった。
しかも2000円の方は地元でも買える。
もっと購買意欲が失せた。
ペンジュラムにも聞くと、どちらの石けんにもNOが出た。
そこを出ると、馴染みの自然派化粧品の店があった。
そこのはこれまでも何回か使ったことがある。
そこに見に行って、200円台という値段も素晴らしければ、種類も豊富で、その中のどれかを買うことに決めた。
1年前38歳の私は、そうした洗顔用品やハンドクリームというものに対して、人生で初めて興味を持つようになった。
これまでも普段使いするから全くの無関心ではなかったけれど、関心の理由が大きく変わった。
それまでは機能的であれば良かった。
かなりいい加減だから、最低限肌を潤わせてくれたらそれで良かった。
去年から私の選ぶ理由は変わった。
機能面はもちろん従来通り重視しているけれど、それ以上に「きれいになりたい」願望が出てきた。
元の造りとかは変えられなくても、肌をきれいにするとかはできるから、そういうことを本当にきちんとしたくなった。
きれいにしたい!とかなりたい!と一瞬だけ思うことはあっても、元来面倒くさがりの私はすぐに飽きたり簡単に止めてしまう。
だけど、去年の夏から私は継続的にそういうことを日々心掛けるように変わった。
上手くいかなかったことの方が多いけれど、そうした副産物のように上手くいったこともあって、それは素直に喜んでいる。
で、そのことにより夜の洗顔は一生モノ!というものに出合えたけれど、朝の洗顔はそこまで面倒もしていられないから、もっと簡単にできる洗顔石けんを色々あれから試している。
それまでは朝夜一緒のものを使っていたけれど、ある時友達から洗顔の泡を作るグッズがわざわざ送られてきて、それを夜専用で使うことで朝と夜それぞれ使うものを分けた。
しかもそのおかげで、朝の洗顔石けんについては色々試す楽しみが増えて、なくなる度に次は何にしようかな♪という探す楽しみがある。
石けんなんてそんなにすぐにはなくならないから、一生のうちで山ほどの石けんは試せない。
しかも「これいい!」というのに出合えたら、石けんジプシーは止めると思う。
本当は良いのを1つ知っているけれど、どうせなら飽きるまで色んな石けんをあれこれ試すのもありだなと思って、それで1年前から石けんコレクターになっている。
基本は無くならないと買わないから、コレクターとは違うけれど。
その店のものは当初使ったことのある石けんだから止めようかと思ったけれど、種類は全種類制覇してないから、その中で新しいのを選んでもいいなぁと思ってそれで店に立ち寄った。
いくつか気になる匂いのものがあって、さらに期間限定商品も出ていた。
どれも選びがたくて、ここはペンジュラムに聞こうと思ってペンジュラムに聞いた。
ペンジュラムが選んだのは期間限定のものだった。
たしかに気になっていたし、匂いも1、2位を争うぐらいに好きだったから、それを買うことに決めた。
レジに並ぶと、私の前の人が商品券とSuicaを組み合わせて支払いたいとかで、レジトラブルが起きた。
時間が押していたけれど、私はそもそものお目当ての「朝用の洗顔石けんを買う」ことが叶って、しかも私はすっかり忘れていたのにペンジュラムが助けてくれたから、それで大満足して気にもならなかった。
私の番になった。
とってもラッキーなことに、そのお店の商品の試供品をもらえた!
そこの商品は、自分用に使うのもそうだけど、人にプレゼントする用としてもしょっちゅう使っていて、これまで一度も試供品なんてもらったことがなかったからビックリした。
仕事を一緒にしてた人から最初プレゼントされて、それですっごく嬉しかったのと、そこの商品はプレゼント用だと普段使いするにはちょっとした特別感を味わえて確実に喜んでもらえるのとで、超重宝していた。
だからギフト用なら当然200円台のわけがなく、自分のと合わせてもお札で買うような感じになっていたけれど、これまで本当にただの一度も試供品はもらっていない。
だからたかが200円台の小さな買い物でそんな風にしてもらえてめちゃくちゃラッキーだった。
レジトラブルのお姉さん、ありがとう!と思った。
それを終えて、急いで集合場所に行って、無事1分前に到着した。
ペンジュラムの凄さにすっかり気を良くしていた。
あれから数日経った今日。
洗顔石けんと一緒に同封された商品のパンフレットを見た。
ちなみに商品パンフレットも今回初めてそんなものがあったと知った。
普段そんなのじっくり見ないけれど、今回は気になってじっくりと読み込んだ。
「あっ!」となった。
最後数種類の中から選ぶ時に、最後まで迷ったうちの1つと実際に買った1つとがあった。
パンフレットを見て、実はその2つはそれぞれ肌タイプが違っていて、私が買ってきた方が私には合っていて、ペンジュラムがNOを出した方だと肌タイプが違っていたことが判明した。
使ったとするなら、おそらくつっぱったと思う。
ペンジュラムは何でもお見通しだったんだなぁと思った。
そうしたら、もう一つ気になることが出てきた。
ルミネの道中で見かけた看板。
ペンジュラムはあれは想定外のことでペンジュラムもそんなこと意図してそこを案内したわけじゃない、とあの日は言っていた。
でも、あれもペンジュラム意図したでしょう!と思って今日再度聞いたら、YESが出た。
あの時ペンジュラムは「これじゃないし、これはたまたま」と言わんばかりのことを言っていた。
私も時間が押していて全然気に留めてる場合でもなかったから、そのままにしていた。
だけど、あの時ペンジュラムの方が確実に上手(うわて)だった。
なぜなら、もしあの看板の前でペンジュラムが「それを見せるためにここを案内した」にYESを出したなら、私のことだから時計を見てルミネには行かず踵を返してそのまま集合場所へ向かったと思う。
だけどペンジュラムはあの時その看板は予知してなかったよぐらいな感じだったから、ペンジュラムも知らない時があるんだね、なんて思ってルミネへ急いだ。
でもよく考えると変だった。
ルミネの行き方は一種類じゃない。
しかもその日通った道は初めて通ったから、普段はその経路で行かない。
私の過去の経験則で判断したなら、そこは通る予定さえなかった。
だけど、ペンジュラムはあえてその道を案内したし、案内してすぐに看板も見つけた。
しかも私も私で数メートルの幅はある通路で、その看板にものすごく近い位置をずっと歩いてた。
真逆の側を歩いてたなら気付きようもなかった。
だから全てうまい具合に事は運んでいたし、ペンジュラムもわかりきっていてあの道を案内していた。
私の性格もよく知ってくれていて、私があの看板で満足してその場で踵を返さないように、ペンジュラムはわざとすっとぼけてくれたんだなとわかった。
ペンジュラムは時々真逆の答えをわざと言って、私を本来進むべき方向に進ませることがある。
今回もそうして私の願いを叶えてくれてたんだなと知った。
そう思うと、やっぱりあの看板はiPhoneのことで心がどこか折れたままの私へのエールだったんじゃないかなと思った。
写真撮影してしまうぐらいに私にはインパクトがあって、そしてそれを見て元気をもらったのも本当だった。
相変わらずペンジュラムからも、本人は知らないところでその人からも、色々助けられている。
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