―2017年10月14日
その日私は、うちから60kmほど離れた2つの大型ショッピングモールへ出かけた。
目的は秋冬服を探すため(結局買わなかった)。
1つ目の店では何も買わず、2つ目もさほど期待せずに行った。
行ってみてまず目に飛び込んできたのは、「あなたの目を見て書を書きます」的なその時限りのイベントだった。
さんざん迷った挙句、とりあえず仮に思うようなものが得られなくてもその金額なら許容範囲というところだったから、申し込んで書いてもらった。
どういうことを書いてもらいたいですか?というようなことを聞かれたと思う。
私は特に目的もなかったから、私を見て感じたまま書いて下さいとお願いした。
飾ってある書にはそんなに惹かれた言葉がなかったから、私はほとんど期待もせずにお願いした。
相手の年齢は忘れたけれど、私と1つか2つしか違わない男性だった。
普通同年代の男性からじっと目を見られたら照れて仕方ないけれど、その時は全くそんなことはなく、むしろ目を見て感じるものがあれば直接言葉にして教えて欲しい、そのためならどんどん見て下さい、という気持ちでいっぱいだった。
実際に3分ほどは目をじっと見られたのではないかと思う。
書いてくれた書は写真の通り。
絶対的な
意志の
強さは、
使命と共に
生き続けます。
納得を
追求して、
自分の心の人生を
このことは改めてブログに書きたいとずっと思っているから、ここでは当時言われたことを翌日携帯メモに書いたことをそのまま転記。
「絶対的な意志の強さがある。
それは絶対的だから、曲げたりできない。
先祖からなのか世代からくるものなのか、とにかく脈々と流れてるものから来ている絶対的な強さの意志。
そこに使命と繋がってるものがある。
自分の中の絶対を追求する、自分の中の納得を大切にする、もうそれ以外の生き方はできないし、逃げられない。
自分が納得できるものを追い求めるというのは、当然逆風も吹くし、敵対する人も出てくるだろうけど、とにかくがんばれ!
自分が納得するためにがんばれ」
この時の瞬間の言葉はものすごくよく覚えている。
自分の心に一言一句刻みこむように響き渡っていた。
色んな人たちから生き方について色んなアドバイスを教えてきてもらった。
だけどいつもどこかぴんとこないか全くぴんとこないかのどちらかのことが多かった。
この時本当に人生で初めて、自分の目指したいものがはっきりとわかった。
自分が納得できるもの、それを追い求めていく、そういう生き方をはっきりと言葉で言われて雷に打たれたみたいになった。
今のこのタイミングだからこそ、その言葉がまっすぐに自分の心に届くようになっていた。
―2017年12月2日
友達主催の命の授業的なイベントに参加してきた(未来の点)。
この時のこともまた改めてブログに書き残したいと思っていることの1つ。
その時に私は何人かの新しい人と出逢ってきたけれど、その中でも2人の女性には心鷲掴みにされるような感覚で、「そんな風に生きたい!」と心底憧れた。
その2人に共通していること。
とにかく自分の思いをまっすぐ感じたままに発信していたこと。
心の中で思っていることと言葉を通じて外に出して表現していることに差異がなかった。
思ったこと感じたことをそっくりそのまま表現していて、その潔さや素直さ、シンプルさに心が痺れた。
もちろんそこに至るまでの葛藤なんかもたくさんイベント中に話してくれたけれど、今はそこを超えて自分の思いをまっすぐに発信している。
よく「素直になる」ということが言われるけれど、私はそれを体現している大人の女性を初めて見た。
私がありたい姿がそこにあった。
自分が目指したい生き方がそこにあった。
先に書いた10月14日の自分に向けられた書と、12月2日に出逢った女性たちの姿が1本の線で繋がった。
そして私はそのイベントの時にこれまでの生き方は嫌だ、「自分の中に出て湧いた想いを素直に受け止めて生きていきたい」と強く強く思った。
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