餃子は自分で種作って包むけど、シュウマイはどうも難しそうでずっと敬遠していた。
なので、自分で初めて作ったのはほんの数ヶ月前だ。
あれから数回作ったけど、どうにもこうにも包み方がわからず下手くそのままだ。
クックパッドで検索しても、いまいちしっくりくる包み方がなくて、もうこれは練習あるのみとばかり
思っていた。
今日のメニューもシュウマイの予定で、とにかくもう少し簡単かつ上手に包みたいと思い、
動画を見た方が参考になりそうな気もして、youtubeで検索。
一番最初に出てきた人のものを見ていた。
これが本当に簡単そうで、多分今までの中で一番簡単かつキレイに包めそうだった。
ふと、投稿者の名前に目をやると、見たことある名前だった。
見たことあるというか、ある日の夜中眠れずに延々とネットサーフィンならぬ
アメーバブログサーフィンをしていた時に、読んで号泣した記事の作者と韻が同じだった。
文字はどんなか忘れたけど、韻が同じなのは偶然かと思っていた。
この方、シュウマイの包み方を紹介しながら、自分と旦那さんの話を始めた。
その話を聞いて、すぐにあの号泣記事の作者と同じだとわかった。
その方のブログに辿り着いたのも、何がどうなってかは忘れたけど、
とにかく文章力云々よりも、その中に込める想いが半端な強さではなく、
自分の言葉で思いの丈を紡ぎ、そして内容が命懸けの選択の末今あるというのが
ひしひしと伝わってきた文章だった。
しかも、とにかくたくさん投稿されている方だったので、その号泣記事をたまたま読んだのは
奇跡に近い確率だった。
余談だけど、こんな風に料理の手順をyoutubeで検索するのは今日が初めてだった。
まさかシュウマイの動画といつかの日に読んだ号泣記事の作者とが同一人物だったなんて。
なんて世界は狭いのだろうと思った。
そしてこんな繋がり方は、なんとなく甘美な感じがして、ちょいと凹んだことがあった1日の
ご褒美みたいでうれしかった。
2015.2.2 北風の強い日の夕方
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