2015年4月1日水曜日

好きな会話

何気に過去の走り書きメモを見たら、面白いことが書いてあった。

1シーズンの中で2人の人にそれぞれ2回ずつ会って、

Aさんと会うととても楽しく、Bさんと会うとなんだかいまいち楽しくなく、

その違いは何なのかと考えて書いたメモだった模様。

Bさんとの会話は、「how to do」と「what to do」がメイン。

Aさんとの会話は、「how to live」と「what to think/believe」がメイン。

メモにはそんな分析が書かれてあった。

Bさんの会話は「どうやって仕事をするか」とか「仕事で何をするか」という話ばかりで、

わたしの喰らいつきはものすごく悪かった。

どうやってとか、何をするとか、興味がなさすぎて、

当時の私にはその手の会話が苦痛でしかなかった。

一方のAさんというのは、「どんな風に人生を展開するか、その中でどんな風に仕事をしていくか」

「自分の人生に何を思ったり、何を信じたりしているか」という話が中心だ。

どちらも仕事だとか、実際の動き方や生き方が含まれる。

Bさんとの会話は、ひたすら「仕事」に重点が置かれているのに対し、

Aさんとの会話はもっとスケールの大きなところから物事を見ての会話になる。

あとは興味の矛先が「人」だとか「人生」が、Aさんの場合、常に含まれていて、

話を聞いているとそこにストーリーがある。

そしてわたしはそのストーリーに惹きこまれる。

昨日会ったCさんというのも、タイプはAさんタイプだ。

1点だけを見つめるのではなく、壮大なところから物事を見て話をしてくれる人だ。

AさんもCさんも自分の視点の広さに気付いているのかわからないけど、

とにかくいつ会っても色んな視点でかつ深い話をしてくれる。

この人たちの共通点は、表面上は大きな変化が生活になくても、

その中で日々感じること、見ていること、学んでいること、そういうものがとてつもなく深い。

だから話に飽きることはないし、毎回目新しい気持ちで話を聞ける。

そういうのが自分は好きな会話なんだと、そのメモを見つけて気付いた。

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