2015年4月21日火曜日

スイッチが入らないことはない

今日の天気は晴れ。

久しぶりに朝から日がさんさんと部屋に入ってきていたことは感じた。

とりあえずゴミ捨てをする。

そのまま起きた方が絶対にいいのは100%頭ではわかっていた。

天気もいいということは、掃除も洗濯するにもいいし、少し散歩したりするのもいい。

ということも頭ではわかっていた。

だけど、起きあがりたくない理由がある。

断固として起きたくない理由がある。

もう一度布団に入ったら多分ずるずる行くことも予想できたけど、結局布団に戻った。

目も頭も冴えていたけど、起きたくない理由がいかんせん強すぎる。

呼吸に意識を向けて二度寝の態勢へ自分をいざなっていることもわかった。

二度寝決行。

その後も寝たり起きたりを数回繰り返した。

起きたくない理由はずっとへばりついてる。

目覚めたところで理由は解消されない。

なんだったら事態も解消されない。

途中から、どこでどうやって自分のスイッチが入るのかそれを見届けようと思った。

起きたくない理由のことは脇に置いて、とにかくどんな風に自分が起き上がるのか

それをじっと待ってみた。

しばらくは、携帯をいじって、今どうでも見なくて良いものをひたすら見て、

時間はどんどん過ぎるけどさぁどうするつもりなんだろう・・・とまるで他人事のように思っていた。

そんなこんなを延々と続けていた。

そして、本当に突然、半日も過ぎた頃、スイッチが入った。

自分でも不思議だったけど、突然むっくりと布団から出て、とりあえず洗い物を始めた。

昨日の夜、洗い物を残しといて良かったと思った。

洗い物だってたかが5分ほどで終わるけど、どうやらそれでスイッチが入ったようで、

その後は次から次へと自分のことを始めた。

気分はすこぶる良いかと言われたら、NOではあったけど、とにかく動き出せたことが良かった。

それまでの数時間を棒に振ったことの後悔よりも、今起き上がれたことの喜びの方が大きかった。

今日みたいな状態は、わたしは本当に苦手だし大嫌いと言ってもいい。

この事態が嫌いなのは、逃げ場がないから。

一応ふて寝でも何でもできるけど、最後は自分と対峙しなきゃいけないし、

他の人やもののせいにも絶対にできない状況だから、それが余計と苦しくなる。

でも、絶対にそういう時でも、スイッチが入らないことはない。

時間がかかってもスイッチは入ってくれる。

自分のことながらいつ入るかわからなくてもやもやするけれど、それでもいつかは終わりがくる。

終わりがきて安堵できる瞬間がやってくる。

この感覚を、いつでも思い出せるといいんだけどなぁと毎回思う。

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