昨日の夜ごはんにカレーライスを作った。
子どもの頃から好きで好きで、一人暮らしの今も1ヶ月に1回位の割合で作ってる。
「2日目のカレーがおいしい」とはよく言われるフレーズだけど、
わたしは2日目のカレーを心底おいしいと思った経験をしたことがなかった。
1日目と2日目の差はよくわかんないけど、両方ともおいしい♪というのが自分の定説だった。
それが今回は、かなりはっきりとした違いを感じて、あの都市伝説のような話は本当だったと、
この年になって初めて気付いた。
そもそも今回は、今まで一度も使ったことがない材料を使っている。
友達から、天然の酵素ジュースなるものをいただいて、そしてその時に使用した人参とりんごも
そのままいただいた。
きび糖?てんさい糖?で人参とりんごを漬けたとのことで、そのまま食べてもいいし、
カレーの材料にしてもおいしいよと言われて、それでそのままカレーの具材として使ってみた。
1日目の昨日。
数時間煮込んだけれども、どうしても糖の甘みが浮いてしまって、おいしいにはおいしいけど、
変な甘ったるさが最後に残ってしまうのが残念だった。
2日目の今日。
昨日の糖はどこにいったのか?という位に、甘さが良い感じでカレーに溶け込んでいた。
あの浮き上がり方はなくなって、とても味がまろやかにそして深くなっていた。
昨日のカレーとは全く別物だった。
色んなものが混然一体となって、売り物のカレーとしてもやっていけるんじゃないか?と
勘違いするほどの美味しさに仕上がっていた。
わたしが夜布団敷いて寝たように、カレーも鍋の中で横たわり、良い感じで化学反応でも
起こしたんだろうか。
あの都市伝説にしか思えなかった2日目のカレー、あれ本当に美味しいんだとわかった。
ただ、材料となった酵素ジュースに使われた人参やりんごのレシピがないから、
今度それは友達に聞いて自分でも作ってみようと思う。
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