先日、テレフォンオペレーター巻き込んでの銀行のデジタルデビューを果たした。
オペレーターを巻き込んだのは、自分の手には負えないエラーが出てきたから。
インターネットバンキングに興味があると言うより、必要が出てきてやらざるを得なくなった。
必要と言っても、今すぐと言うより近未来に必要という感じでの登録。
それ故に、さらに通常のキャッシュカードとは別のカードが書留で届いたけどずっと放置していた。
もちろん諸々の説明書もついてきたけど、今すぐに必要でなければ今見なくて良い、
何事も全て先延ばしの性格はここでも発揮され、今日の今日まで放っておいた。
今頃になってようやくよいしょと腰を上げたのは、家賃の振込がきっかけだった。
ふと、そういえば同じ銀行の同じ自分の口座なのに、ATMだと振込手数料がかかって、
インターネットからの振込だと手数料0円だと、どこかに書いてあったことが頭をよぎった。
それでようやく書類やら何に使うのかずっとわからなかったカードを出してきて、
諸々の手続きを踏んだ。
全くの初心者のわたしは、どこの誰とも知らない親切さんが
「ネットバンキングを使う時は、とにかくパスワード・暗証番号のオンパレードだから、
それらをきちんとどこかに書き残すこと」
というありがたいアドバイスをネットに書いてくれていたのを見逃さなかった。
そして、そのアドバイスだけは忠実に守ったおかげで、とてもスムーズに手続きを終えた。
その後ドキドキしながら、初めてのインターネットからの家賃振込を完了した。
「おおっ」とドキドキと同じ位感動し、一瞬で振込は完了した。
そう、今ブログ書いてる同じパソコンから、いくつかぽんぽんと数字やら文字やらを入力し、
金額も実在するのかしないのかわからないような金額を入力し、そして完了。
本物のバーチャル銀行だ、と思いながら終わった。
ついでに、手紙到着時を見ると2年半前に開設したまま放置していた別のバンクのネット登録も
合わせてやってしまい、さっきものの10分ほどで完了した。
10分の作業を2年半も放置・・・。
とても便利になったことを、まるで浦島太郎状態で今初めて知ることとなった。
ただ、デジタルものを使う時、わたしは結局いつもアナログとセットだと思っている。
デジタル系はとにかくパスワードや登録時の名前や、とにかく色んなことを多岐に渡って
情報を登録する。
当然1つ1つメモをしないと忘れる。
デジタル商品やサービスを使うのは生身の人間で、生身の人間の私の記憶できる量は
デジタルには到底敵わないのと、デジタルよりも順応性は高いけど正確性は欠けるため、
細かいことは頭ではなく紙ベースに残さないと大変なことになってしまう。
デジタルだからと言って、生身の自分の性質を無視すると後々余計な問題を生んでしまう。
デジタルの恩恵を授かりながら、アナログな自分のメンテナンスも同時進行だ。
それで丁度良いのかもしれない。
関係ないけど、これまでかかっていた振込手数料108円/月が無料になる・・・
ということは、1年単位で考えると、
その分ちょっとリッチなホテルのケーキセットか、本を1冊買える、ということ。
これは手数料0円がもたらしてくれた嬉しい還元だ。
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