何気に過去の走り書きメモを見たら、面白いことが書いてあった。
1シーズンの中で2人の人にそれぞれ2回ずつ会って、
Aさんと会うととても楽しく、Bさんと会うとなんだかいまいち楽しくなく、
その違いは何なのかと考えて書いたメモだった模様。
Bさんとの会話は、「how to do」と「what to do」がメイン。
Aさんとの会話は、「how to live」と「what to think/believe」がメイン。
メモにはそんな分析が書かれてあった。
Bさんの会話は「どうやって仕事をするか」とか「仕事で何をするか」という話ばかりで、
わたしの喰らいつきはものすごく悪かった。
どうやってとか、何をするとか、興味がなさすぎて、
当時の私にはその手の会話が苦痛でしかなかった。
一方のAさんというのは、「どんな風に人生を展開するか、その中でどんな風に仕事をしていくか」
「自分の人生に何を思ったり、何を信じたりしているか」という話が中心だ。
どちらも仕事だとか、実際の動き方や生き方が含まれる。
Bさんとの会話は、ひたすら「仕事」に重点が置かれているのに対し、
Aさんとの会話はもっとスケールの大きなところから物事を見ての会話になる。
あとは興味の矛先が「人」だとか「人生」が、Aさんの場合、常に含まれていて、
話を聞いているとそこにストーリーがある。
そしてわたしはそのストーリーに惹きこまれる。
昨日会ったCさんというのも、タイプはAさんタイプだ。
1点だけを見つめるのではなく、壮大なところから物事を見て話をしてくれる人だ。
AさんもCさんも自分の視点の広さに気付いているのかわからないけど、
とにかくいつ会っても色んな視点でかつ深い話をしてくれる。
この人たちの共通点は、表面上は大きな変化が生活になくても、
その中で日々感じること、見ていること、学んでいること、そういうものがとてつもなく深い。
だから話に飽きることはないし、毎回目新しい気持ちで話を聞ける。
そういうのが自分は好きな会話なんだと、そのメモを見つけて気付いた。
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