手相家の人に「武士俣さん、書くことをしたらいいですよ」と言われたのが多分3年前。
その時は、たしかに書くことは好きには好きだけど、
それと現実の中での方向性がさっぱり結びつかなかった。
3年程経った今、あぁこんな風に「書くこと」が変化するんだということを少しずつ実感している。
今3つのブログを持って、書くことに関しては知らないうちにそれが自然なものになった。
『光の図書館』はずいぶんゆっくりペースではあるけれど(汗)。
最初の違和感を思い出すと、今は書く時に違和感は一切ない。
パソコンを前に、下書きもせずただただ思うままに綴る。
回数重ねると習慣になるとは、本当にこういうことを言うんだと思う。
1回1回書く時間は少ないけど、これまで書いてきたすべての量を見ると、
こんなのを例えば1日とか1週間で書けと言われたら無理だなと思う。
それが小さなことでも積み重ねると、塵も積もれば山となる状態に発展してくれる。
で、今、「書くこと」に違う意味合いが加わってきた。
これまでの「書くこと」は、自分の中のものを伝えたり吐き出す手段というのが主だった。
もしくは、備忘録的な感じでしかなかった。
ところがここにきて、「書くこと」で人と繋がり出している。
書くことが人と繋がるだなんて思ってもみなかったから、とても驚いている。
まさか手相家の人も、そんな風になってるだなんて思ってなかっただろう。
本当にこの1ヶ月位の話だ。
2月に書いた『世界は繋がっている~シュウマイの包み方より』に出てくる方に、
わたしはあの後正式な読者登録の申請とメッセージを送った。
期待もしていなかった返事がもらえて、それだけで当時のわたしは舞い上がりそうだった。
その方から今日ブログの方にコメントが来ていて、
ブログを引っ越しました、ということで引っ越し先のアドレスがあった。
ものすごい読者数の方だと思う。
先日、たしかに今のブログを辞めるというようなことは書かれていた。
それっきりアップもされず、残念に思っていた。
元々のブログには、引っ越し先のアドレスなんかは一切書かれていなかったから、
もう読めないなんて残念・・・と思っていただけに喜びもひとしおだった。
どこの誰とも知らないようなわたしに、わざわざ引っ越しのブログを教えてくれたというのが
本当の本当にうれしかった。
こんな風に繋がるなんて、シュウマイの時には想像もつかない話だ。
さらにもう2人ほど、「書くこと」で想像もしていなかったことが起こった方がいる。
1人は『自分のできないことが財産になる』に登場するパソコンに詳しい方。
わたしはこの方のメルマガも登録して、今もあれこれと色んな情報を得ている。
いつだったか、その方のメルマガの感想をブログのコメントに書いてくださいというメールが来て、
それは本当に世話になったから書いたのと、1つ質問があってそれも含めてコメントを書いた。
質問にもご丁寧に迅速に対応してくれた。
ただコメント欄は、感想&質疑応答でいっぱいになっていたから(300近い数になってる)、
個人的にお礼のメッセージを書いた。
そうしたら即返信が来て、メルマガにわたしの感想を紹介したいとあった。
二つ返事で返した。
もう1人の方もそうで、今色んなことを形にしていくために必要な情報をメルマガで取っている。
その方にもお礼を書いて出したら、同じようにメルマガかブログで紹介したいと返事が来た。
こちらもこれから返事をする。
そもそも返事が来ること自体全く期待していなかったし、というか来るとすら思ってもなくて。
なんだったらこれから返す方なんかは、
「感想をいつもうれしく拝読していますが、返事が出せずごめんなさい」
ぐらいのことが書いてあったから、本当にお礼だけのつもりで書いて出しただけ。
だから、メルマガかブログで紹介したいと言われて、心底驚いた。
自分の思いを一方的に発信するだけじゃなくて、こんな風に人と繋がることがある。
わけもわからず始めたブログ。
わけもわからずに困ったから登録したメルマガ。
うまくできなかったシュウマイの包み方。
どんと落ち込んだ日に読んだブログの記事。
1つ1つは全く異なるものなのに、それらがいつしか絡まって別の世界をわたしに見せてくれる。
「書くこと」はこれからもまた、どんどん別の何かをわたしに見せてくれるような気がする。
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