本や日記、筆記用具を持って出掛けてきた。
気温もそこそこ高かったとは思うけど、それ以上に風が強くて外はとても気持ち良い空気に
包まれていた。
大きな公園のベンチで読書をしようかと思ったけど、それよりも誰もこないし座りもしない木々の間
の木陰のところで読書したら気持ち良いだろうなぁと思い、実行してみた。
少し離れたグラウンドでは小学生の子どもたちがサッカーしているし、反対側ではランニングや
ウォーキングの大人たちが途切れることなく通っている。
だけど、その木陰の場所だけは、切り取られたかのように静かで誰もいない空間だった。
葉っぱの匂いがものすごく強かった。
何せ休むことなくひっきりなしに風が吹いているから、それに匂いも乗せられてるようでむんむんと
緑いっぱいの空気になっている。
葉っぱのざわざわ感が半端ない。
そよそよ…ではなく、ざわざわ。
上を見上げれば真っ青な空が顔をのぞかせる。
これが午後5時すぎの空だ。
6月って「夏」なんだと思い出す。
ここが読書した木陰の場所。
本を立てかけた木に寄っかかりながら思う存分読書をした。
読んだ物語の中に、丁度今自分がいる場所とリンクする表現が出てきて感動する。
自然の中で好きな作家さん(よしもとばななさん)の本を読むって、ものすごい贅沢だと感じた。
誰にも邪魔されることなく、空見たり本見たり風を感じたりと自由気ままにふるまえるこの時間が
とてつもなく優雅で甘美だった。
上の2枚は読書には関係ないけど、iphoneにしてからの楽しみのひとつ。
iphoneで太陽に向かって写真を撮ると、太陽光の線がきれいに写る。
持っているデジカメだと、この線は写らない。
何でiphoneだと写るのかわからないけど、毎回写真を撮っては感動している。
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