社会的役割から降りて、今月が10ヶ月目。
月を追うごとに会う人の人数が減る。
平気で2週間3週間誰にも会わない、ということも年が明けてからは増えた。
人と会うことも話すことも好きだけど、なんとなく今は別の風が吹いている感じがする。
言葉で表現するのは難しいけど、今毎日目にする自分自身は「こういう私は存在しないことに
したいです」とばっさりと切り捨てたくなる自分だ。
もう逃げられない、道は前にしかないのに後ずさりする、かと言って後ろにも戻れない、
前に進むのは色んな意味で怖すぎる、ダメな自分でいる方が気楽だったりもする、
そういう自分との時間が今のようだ。
これは一人でいてわかることだけど、わたしの場合は他人からの影響で気持ちが揺れ動くよりも、
自分自らの影響で気持ちが揺れ動く方が大きい気がする。
良くも悪くも、「他人は所詮他人」という考えが根強くあって、たとえ他者との間に不愉快なことが
あっても、最終的には「逃げる」手段もあるし、なんとなく適当にごまかせたりもする。
だけど、これが対自分の場合はそうもいかない。
自分から逃げるというのは手段としてあったとしても、24時間365日死ぬまで一緒な自分から
そんなに簡単には逃げさせてもらえない。
自分で自分をごまかしても、そのつけはしっかりと自分のところに戻ってくる。
要りません、返品します、というわけにもいかない。
受け取り拒否したところで行き場もないから、宙をさまよう結果になる。
今まさに「もういいよ、この自分でいいよ、この自分でこれからもいくよ」という覚悟を問われている
気がしてならない。
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