2015年6月10日水曜日

今年も梅仕事

3時間ほど前、スーパーの梅と目が合ってしまった。

今年もどうしようどうしよう・・・と思いながら、ここ多分2週間位色んなスーパーの梅を眺めていた。

去年初めて手作り梅干しのデビューを果たした。

想像以上に作業は楽しくて、そして部屋中に充満する梅の匂いにもこれまた打ち砕かれた。

年に一度のとっておきの楽しみ、と言っていた料理家高山なおみさんの言葉に大きくうなずいた。

ただ、まだ手元には去年の梅干しが残っているし、梅干し歴40年の母特製の梅干しもある。

これ以上梅干しを増やしてどうすると言うのだろう・・・。

去年の1kg分の梅干しが半分ほど残っている。

これから数ヶ月で一気に消費するとは考えにくい。

ちなみにいまいち消費が進まないのは、硬さが好きな硬さじゃないから。

ほろっと崩れる位に柔らかいのを目指して漬けたけど、そこからは程遠い硬さに仕上がった。

そんなちょっとした失敗も手伝って、今年の梅干しをどうするかずっと考えあぐねていた。

ちなみに、今年の梅に手を出さずに済んだのは、値段が高かったから。

この値段の高さがわたしにストップをかけさせてくれて、それはそれは有難かった。

そして先ほど3時間前の話。

何がいけないのか素人目にはわからないけど、なぜか1kgの和歌山産南高梅が398円だった。

たしかに真っ青ではなく、いくつかは黄色になり始めている。

それでも全体的に青の方がまだうんと強い。

茶色の斑点もゼロではないけど、限りなくゼロに近い。

とりあえずかごに入れて、スーパーを一周しながら考えようと決めた。

ふと、保存用の瓶がないことに気付いた。

梅仕事をやらないための理由が1つ浮かび上がったのに、次の瞬間、そういえば去年も瓶に

移したのは秋以降だったことを思い出し、今すぐは要らないし、秋までには瓶の1つ2つが手に

入るだろう、と1つ目の理由は却下された。

ちなみに1kgしか漬けないわたしは、ジップロックに入れて去年は漬けた。

2つ目の理由を考える間もなく、足は塩売場へと向かった。

これまた丁度良く準備されたかのように、300gの塩が陳列棚にあった。

はかりを持っていないわたしは、基本塩を目分量で測るしかない。

たしか、梅1に対し15~25%位の塩で漬けると思ったけど、300gの袋であれば測りやすい。

やらない理由探しはやめて、300gの塩を1袋かごに入れてそのままレジに向かった。

さきほど、梅たちを透明の袋から床に新聞紙を広げて置いた。

1年ぶりの梅の匂い。

やっぱり買って良かったと思う。

去年の梅干し記録を引っ張り出して見たら、去年より2週間早く購入していることが判明。

細かく梅干しの記録を去年付けておいて良かった。

特に失敗事項をあれこれ書き残していて、今年はその教訓を生かそうと思ってる。

ということで、今年も梅仕事始動。

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