2020年1月14日火曜日

⑴【おいせさん手帳】不都合からの贈り物



ノムの手帳メモより(青字の部分)
「おだやかに心のおもむくままにコミュニケートすることで自分のもつよき質が生かされる。それは自分にとってもあたらしくイキイキしたコミュニケーションとなる。」



〜ノムより〜
「記念すべきぶっしーのファーストデイはこんなダイスがでたよー。活字になっているとぶっしーだけどぶっしーじゃない人のメッセージみたいだなあと思った。そして、ぶっしーが魂的なご縁などを日常的に感じているからこその言葉だなと思った🤗🌟」





占星術講座を縁として知り合った友人ノムから誘われて一緒に取り組んだ『おいせさん手帳』。

ノムや私が担当した日に関しては、そのメッセージを掲載して、何かしらウラ話なり今の話なりをしよう!という試みの第1回目。



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1月14日

必要なものたちをあなたの人生に残す。
蟹座月蝕後の今

11日に月蝕を迎えた頃より、人生において必要なものを残す流れに入ります。それはあなたが今生生きていく上での大切な何かで、魂的なご縁や出来事が運ばれてきやすいタイミングでもあります。一見、自分にとって不都合なことが起こったように感じても、それはこれから先の人生において絶対的に必要な礎の一部となるでしょう。

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原文のまま掲載しても良いものか、編集の担当者に確認していないから、今後その部分は差し替えて写真の文章にするかもだけど、本当に最終原稿として提出したのは上の文だった。

そもそもが、すでに出版された2019年版の手帳の中身を一部入れ替えることになって、入れ替え分をノムと私が担当することになった。

最終的に、その大元のメッセージの文体に合わせるために、ノムと私の書いた文章は文末が変更された。

編集担当者のAさんというのが本当に素敵な方で、そうした細かな変更もきちんと説明して2人の承諾を得てからする方だった。

そして、極力ノムや私が書いた文章が変わらないように、本当に丁寧な変更をしてくれて、本音を言えば自分たちの最終原稿の形の方が好きは好きだったけれども、色んな兼ね合いを見てその中の最上を選んで形にしてくれてるAさんの在り方を見て、そこにノムも私も異論はなかった。

2人で、いつかもし自分たちで書けるのなら、その時はこういう文末も含めて自分たちが100%納得できるものを書きたいね、と話した。




私とノムが書いていたのは、2019年のお盆が終わったくらいから秋の十五夜お月様ぐらいの9月の半ばだった。

Aさんから予めこの日の文章を書いて欲しいと日にちの一覧表がノムに手渡された。

それを見て、満月新月や太陽が牡羊座から牡牛座に移動みたいに星座移動する日なんかを中心に星関連と関わっている日をまずはチェックして、残りは日本の節気や「〇〇の日」みたいなのを書くことになった。

割り当ても適当で、ノムも私も特別こだわったとかいうのはほぼなくて、じゃあ1月14日はぶっしーね、みたいな感じで決めていった。

一応手元には、占星術講座の先生からもらった天体の運行表はあるけれども、そんなの見たところで未来予測ができるわけもなく、当時の私は「月蝕を伴った後の話」をそれとなくしてみよう、ぐらいな感じでしかなかった。




ノムと1/13話した時に、2人で本当に不思議だね〜と言い合った。

ノムがちょうど読んだ占星術系のブログで、1月12日(満月の翌日)は山羊座のある1点に5天体集まっていたんだよと教えてくれた。

内訳は太陽、水星、土星、冥王星、セレス。

公転周期はそれぞれ、
太陽…1年
水星…90日弱
土星…29年
冥王星…249年
セレス…4.6年

こんなにもバラバラの公転周期が、360度ある中で全く同じ度数の位置、それも山羊座という社会的にきっちりと整えます!みたいなテーマの星座のところに一同集結とかして、本当に空から注がれる星のエネルギーが強烈すぎる。

字のごとく、「強くて烈(はげ)しい」。

1月11日…蟹座で月蝕(蝕を伴った満月)
1月12日…5天体が重なる

どちらも、占星術的にはものすごく強いエネルギーが注がれていて、それがどういう出方をするかは個人個人違うけれども、やっぱり強烈は強烈になりやすい。

私のように浄化的な意味合いで具合が悪くなる人も多いし、ノムはメンタル的に不安定になったと言っていたけれども、メンタル方向に来た人もいて当然だと思う。

星の流れを見たらその通り!って流れだから、今身体なり心なりがイマイチな人というのは星の流れにピッタリと沿っている、と私は思う。

あと、蝕に関して言えば、「ご縁」的なものが運ばれやすい配置ではあるけれども、ご縁=良縁とは限らない。

悪縁とは言わないけれども、けっこうしんどいものが来る可能性もゼロじゃない。

そんなところまで細かく星読みをしたのとは違うけれども、たとえ一見悪そうなものや苦しくなるものがきても、それも大事なもので後々の大切なご縁に繋がるよ!という意味を私は込めて、今日のメッセージを書いた。

例えばこの体調不良なんかは決してありがたくないし、不調よりも元気な方が絶対にいい。

だけど、不調になったことで、そしてそれがどうやら毒素を抜いたり心にとって苦しくなるものを和らげるための浄化の意味合いでなってると知ってそれをノムに言ったら、このお茶がいいよって某メーカーのどくだみ茶を教えてもらった。

そのお茶はいくつかのことがシンクロしていた。

何がどうシンクロしていたのかノムに伝えたら、真夜中の3時に目が覚めるとノムからLINEが入っていた。

「◯◯さん。おまもりみたいだね💖」

真夜中の3時に目覚めることは全くテンションの上がることではないけれども、ノムからの短いメッセージは真夜中の贈り物みたいだった。

ノムのその言葉は本当に嬉しくて、その言葉だけで私は救われた。

たった一言でノムに言って良かった!と心から思った。

自分のニート状況や経済状況、その他諸々の過去の武勇伝並みの色んなすったもんだ話は色々ノムに言ったけれども、その人のことだけは起承転結がないどころか、あまりにもツッコミどころ満載な上に、伝えても何を伝えていいのかも何を自分が伝えたいのかもわからなくて、ほぼほぼずっと触れずにきた。

そのことが気付けば一番言いにくいものになっていた。

理由はたくさんあるようで、でもいざ言葉にしようとすると説明すらできないみたくなっていて、ずっと華麗にスルーしていた。

ところが体調不良からのどくだみ茶の、どくだみ茶からのシンクロの、シンクロからのノムへの◯◯さんの種明かしとなって、そしてそこから先はノムから上に書いた素敵な言葉をもらった。

ノムに言いにくかったとか、ノムが何か変な反応するかもという心配をしていたとかじゃなかった。

私が話さなかったのは、そのことだけは絶対に自分が守りたいもので、たとえ小さなことでも万が一自分が傷つくような何かがあっては嫌で、それを避けるためなら話さないのが一番って考えてたんだな…って、ノムの言葉を読んで思った。

ノムの言葉を読んで、ノムは絶対にそうやって相手を傷付けたり哀しみをもたらすようなことは言わない人だって知っているのに、それよりも自分の中の恐怖が先立っていたんだと気付いた。

自分の中でもギリギリのところで一生懸命守っているから、そこが崩れるのが嫌で、そこだけは絶対に守りたい、知らず知らずのうちに何よりも大切にしているんだと気付いた。

そんなギリギリの自分に、ノムはそっと言葉のお守りをくれた。

短い中にギュッとやさしさがいっぱい詰まった愛ある言葉がやってきた。




「一見、自分にとって不都合なことが起こったように感じても、それはこれから先の人生において絶対的に必要な礎の一部となる」

本当にその通りで、例えば体調不良なんてのは「不都合」に分類されるけれども、そのおかげでノムからの素敵な言葉の贈り物が届いた。

もっと大きな視点で言えば、ノムと私とが知り合うこととなった占星術講座というのは、2人それぞれの大元を辿れば「生きづらさ」が根底にある。

もし2人それぞれ生きづらさなどあまりなく、そこそこ社会に適応できて、仕事も自分の心の中も安心できる状態であるなら、ノムも私も星を学ぼうなんてそもそも思わなかったと思う。

生きづらさを緩和できる材料、自分自身をより良くもっと深く知る手段をあれこれ探しまくった先の1つに占星術があって、それがどういう因果か同じ時にちょうど入門編を取ろうと考えて、そして私たちの先生もちょうどのタイミングで初級講座を初めて(そしてもしかしたら人生でただ一度きりの)開催する運びとなって、そこでノムと私は出会った。

生きづらさだって好都合か不都合かの二択なら、間違いなく不都合になる。

だけど、その不都合が自分にとって必要なものや必要な出会いをもたらす。

不都合に耐え忍ぶ時期ははっきり言ってしんどいけれども、それは後に大きな恩恵やワンダフルな奇跡に導かれる予兆だったりする。

絶不調の時に明るい未来なんて描けないけれども、それでも時が来れば奇跡は起こる。

「時が来れば」の「時」は、自分では決められない。

私のお気に入りは「神々の審議会」だけれども、神でも仏でもご先祖様でもハイヤーセルフでもサムシンググレートでも天界でも何でもいい、人間の力が到底及ばないところからそういう瞬間はもたらされる、そんな風に私は感じている。




今回のおいせさん手帳はまだまだたくさん楽しみがある☆♪*:.。.٩((*⁰▿⁰*))۶.。.:*♪☆

とりあえず、ノムと毎回振り返り的なことや検証をしたいねーと話している。

「ほんと、こんな風に今年一年を手帳とともに過ごせるってすっごいありがたいことだよね。おまけギフト!  これもぼくたちが、自分の意にそう形の原稿にできたからだし、いっしょに取り組んだからこそだよね。ひとりで、仕事、とやってたらたぶん一度開いて終わりだったかも。17日(←次回おいせさん手帳メッセージの日)たのしみだなあーー。」

ノムからこんな風にLINEが来た。

そして、別件で男友達と電話したら、「ぶっしー、手帳探したけれど、どこにも売ってないんだよね〜。Amazonで買おうかと思ってたとこ」と教えてくれた。

別の男友達もそんな風にわざわざ連絡をくれて、女友達は「良かったね!」止まりだけれど、どういうわけか男友達は少なくとも2人はわざわざ何軒か書店巡りをして、本気で手帳探しをしてくれてる♪٩(๑ᴖ◡ᴖ๑)۶♪

福をもたらす手帳に早速なっている!

1冊の手帳が色んなストーリーを連れてくる。

ここから先、どんなストーリー展開になるのか楽しみ♪

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