在り方テストだな…と思った。
社内事情を知れば知るほど、まずわかったことは、真面目にやればやるほど馬鹿を見るような体制にあること。
どこか妥協するなり適当に力を抜くなりしないと、自分の方が倒れること。
おおよそそんなアドバイスを内情付きで説明された。
また私の気持ちは変わるかもしれない。
変わるかもだけど、自分の備忘録として今の正直な気持ちを書き記したい。
私はこれまで通りのやり方を通す予定でいる。
だから真面目に取り組むし、わからなければ聞いて回るし、おかしなことがあれば報告もしようと思う。
私のやることが空回りになる可能性も、面倒くさい人と思われる可能性も、やってもそれを認められず悔しい思いをすることもあるかもしれない。
私が今の職場で言われて違和感を覚えることは「真面目」だと言われること。
たしかに私は適当にはやり過ごせないタチだし、担当することになったものはやりきる。
だけど、私はこれまで数々の職場に行った中で、基本的にどの職場にも私よりも真面目に真摯に仕事に取り組む人たちはいくらでもいたし、例えば見た目にはチャラ男だったり美人なセクシーモデルお姉さんで一見すると仕事よりも色恋みたいな感じなのに、仕事は超一流で実績も誰よりも出してるみたいな人たちにも出会ってきた。
そういう人たちに囲まれていると、別に私は真面目とか一生懸命とかはそうそう言われなくなる。
きちんとはするけれども、別に私でなくても他の人たちもきちんとしているから、私が群を抜いて真面目とかいうことはなくなる。
今のところで真面目と言われるのは、私が真面目なのではなく、周りがあまりにも適当だったり無責任だったりするからだと思う。
内部事情は聞けば聞くほど閉口するものばかりだし、それを聞くとそりゃ私は真面目で真摯でやりすぎなくらいやりすぎに見えると思う。
でもそれは違うよね?と思う。
言うなれば、私がしているのはあくまでも義務とか責任と呼ばれるものに対してきちんとやるべきことをやっているにしか過ぎない。
そんな職場のカラーで私は浮いてるんだろうなぁなんて思うけれども、それでも私はこれまで通りにやっていこうと思う。
誰に何と思われてもいいけれども、自分の中で自分のやり方や在り方に疑問を抱くようなことはしたくない。
周りに同調して自分が納得できないことをするのは嫌すぎる。
だからこれまで通りにやっていきたいと思う。
あともう1つには、私はここでも奇跡を真剣に信じている。
この間はたらい回しにされて怒りもフツフツと沸いたけれども、あるいは頼むだけ頼んでお礼の1つも言わない人たちもいるけれども。
それでも一緒に考えてくれる人もいれば、私の聞いた質問をエンジニア同士で話し合って統一した見解を教えてくれたり、いざという時に英訳の救世主が現れたりしている。
基本的に英訳のために細かく質問することに対して、嫌な顔をされたことはこれまでに一度もない。
苦笑いやビビった顔なんかはされても、それでもきちんとどの人も手を止めて真剣に向き合ってくれるし、私がポカーンとしてるとわかるまで説明を重ねてくれる。
だから私は1つ1つ仕事のやり方も人間関係も地道にコツコツと積み重ねるしかないわけで、たとえ終わりの見えてる仕事でもいる間は悔いのないようにやろうと思っている。
昨日友達と電話で話した時に、友達は私の現状を聞いてこんな風に言ってくれた。
「ぶっしーの仕事は、英訳は見せかけの仕事で、本当にするのはそういうところだな(=誤りを正したりおかしなことを直したりすること、はたまた目の前の仕事を手を抜かずにやりきることを態度で示すこと)」
友達のその言葉は本当の本当に嬉しかったし勇気が湧いた。
短い説明の中から友達は本質的なものを見抜いてくれた。
それを聞いてますます伝わる人にはちゃんと伝わると思った。
自分を偽ることではなく、不器用でも空回りでもいいから、自分に正直なあり方をし続けたい、そう思った。
2020/01/27 後日談
火災探知機の話は想定外の展開を見せた。
とりあえず朝イチでこの度発見してしまった日本語とその英訳の違いについてチャチャっと資料を作った。
こういう即席の資料に関してすぐに作れるところは、自分で言うのもなんだけどすごく上手いv( ̄∀ ̄)v。
私ひたすら要点や内容をまとめる資料作り係とかしたらいいんじゃないかと思うくらい(笑)。
上司に確認してもらって、さて誰にその確認をするかとなった。
入社2ヶ月目の私にはもちろんそんなの見当もつかない。
上司が某部署から来ている資料だからと言って、それで私が某部署に直接訪ねて確認することになった。
某部署の役職男は本気で終わっていた。
まず私を一瞥すると、非常に冷ややかな目で「何の用事だ!?」と言わんばかりの、これは名前を付けるとするなら「拒絶」という状態でのはじまりだった。
本気でそれだけでめげそうだったけれども、このままにはできないから、とりあえず簡単な状況説明とどう対応したら良いかを聞いた。
そもそも誰に問い合わせるのかわからない案件にしても、中身は人命に関わるものの機械の取説についてで、放っておいていいものとは違う。
「人命に関わるものなので」というのも、本人のお耳に届いたかは知らないけれど、キッパリと言った。
それで返ってきたまず第一声が
「よくわからないですが、これうちの誰からもらった資料ですか?」
だった。
私の説明がわからないと言うのはまだいい。
百歩譲ってそれはいい。
だけど「誰から」と聞くのは、おまえはそのことで私をたらい回しにする気だなというのが即にわかった。
っていうか、おまえのその役職名はお飾りか!?と思った。
あなたのその役職は管理する立場だから付いているものであって、管理する立場にないなら別の肩書になるでしょ?と。
自分の部下だろうが上司だろうが、どちらにしてもあなたの部署で取り扱っている内容だというのがなぜわからないのか、本気で閉口した。
真面目にドン引きだったし、人としてこいつはどうなんだ?と思った。
せめて愛想良くしろ!と言いたいぐらい。
この答えを上司は見越していたのか、誰からきた資料かはわからないと私に事前に説明していたから、私もそのまま「上司にも先に確認しましたが、そちらの部署から来たのはわかるのですが、誰からというのはわからないそうです」と答えた。
とりあえずデータを送って確認してもらうところまで約束を取り付けてきた。
データをまとめて、今度は役職男にメールで問い合わせをして答えを待つことになった。
しばらくすると、上司が「武士俣さん、返事見ましたか?」と声をかけてきた。
上司は言いながら、がっくしと肩を落とすような感じだった。
話を聞きながら私もメールを見ると、まさかの展開になっていた。
私が日本語と英訳が違うと指摘した火災探知機の取扱説明書は、なんと去年の秋の終わりにバージョンが更新されて中身が変わっていた。
新しいもののデータが送られてきた。
ちなみに新しいものは、日本語と英語が一致していた。
もう少し言うなら、英語はちょっと丁寧さや配慮が足らなかったけれども、まぁギリギリ及第点かな…というところ。
長くなってもいいから、「そうしないと火事になるよ」と日本語で言ってるなら、英語もその一言が付け足されてもいいのに…とは思った(←謎の上から目線)。
ちなみに英訳がおかしかったのではなく、日本語の説明がおかしかったことがこの度判明した。
で、この取扱説明書の変更は、誰一人望まない、だけど絶対的にやらないとまずいものも一緒に運んできた。
要は取扱説明書が変更したということは、その部分の取扱説明書すべてが入れ替えとなる。
火災探知機だから、その該当機械の数たるや計り知れない。
だけどお客さんに渡るものだから「やーらない!」ってわけにもいかない。
その入れ替え作業のために人1人雇えるぐらいの業務量が発生する気がする( ̄∀ ̄;)。
この間のブログにも書いたけれども、絶対的に変更をしないとまずいというのが、しかもそれが人命に関わるものとなれば100%やりきらないとまずいタチのものというのが、今の空に位置する山羊座の土星と冥王星が効きまくっている感じがする。
自分で言うのもなんだけど、これもし社内の人たちならおそらくスルーされて、そしてそれがいつか責任問題を問われるような事態に発展する可能性もあったんじゃないかなと思う。(問題も起きてないのに、英訳が日本語と違うとわざわざ問い合わせるなんて徒労に終わる可能性も高い。だから、目先の効率優先なら問い合わせを避けられたかもしれないと予想して、それでとにかく問い合わせして欲しかった私はすぐに問い合わせできるようにさっと資料を準備した。資料を作っておけば、それを持って担当してくれる人が火災探知機会社に問い合わせてくれたら良かったから。)
私みたいに外部からきた人間で、あくまでも社会常識的に「これは放置したらまずい」という感覚があって、それを最優先するならたらい回しぐらいなんてことない、という気持ちがなければやれない。
私は最初からたらい回しを覚悟していたから、どこに行き着いてもいいから、誰かしら火災探知機会社にきちんと問い合わせて「問題なし」と確認さえしてくれりゃ良かった。
別に私が問い合わせても良かったくらい(こういう問い合わせは経験もかなりあるから得意な方)。
まぁだけどそこは社内の謎のルールに従った方が賢明だから、たらい回しでも何でもいいから、どこでも行って話をして、誰かしら「やります」と言ってくれるまで尋ね続けるつもりでいた。
この後さらに超良い感じになって、毒吐き女子会の1人にはこのことを話していたから、その子が私の言葉や説明の足らないところを全部上司に訴えて、そこも全てカバーしての対応に変わってくれた。
そう、だから、お客さんにとっても会社にとっても一番良い方向に進めることになった。
今回の流れを見て私は私で1つ確信というか自信みたいなものを手にした。
今回の件は絶対にやらなきゃいけなかったことで、渦中の作業は超大変でも最後は必ず良くなる。
そう、自分が「これはやらないとまずい」と何の根拠もなく感じる時は、とりあえずやっておいたらいいんだとわかった。
おのずと結果が出るだろうし、出なくても何かしら間違いには気付けそうだから、それをやっていたらいいんだと思った。
ちなみにこの後、ご褒美のようなことがやってきた(笑)。
今度は別件で別のエンジニアの人に英訳のことで確認に行かないといけなくなった。
役職男(と言っても私より若いと思う)の後で、また役職男みたいな人に当たったらどうしよう…と不安になりながら行ってきた。
今度は、態度が超イケメンのメンズに当たった。
愛想も良く、気遣い抜群、聞いたことは最後まで責任持って教えてくれるだけじゃなくて手書きのメモまでくれる、もうメロメロになりそうなくらいの超イケメンだった。
私がパソコン周辺機器の名前を言われても全くわからずぽっかーんとしてたら、自分の周りをゴソゴソしてその道具を出してきて「これのことです」と言うだけじゃなく、「〇〇という言葉を入れて検索してみてください。それをすれば適切な英単語が出てくると思います」と超丁寧な説明を受けた。
しかも、そもそもの質問というかお願いは参考資料があるかどうかを聞くためだったから英訳資料以外はペンも持たずに行ったら、その場で向こうから「他の質問も今あれば一緒に聞きます」と言ってくれて、どんだけ素敵なメンズなのかと超テンションが上がった。
役職男や先週当たったたらい回し男の部下とはとても思えないスーパー素敵なメンズで、わかったのはこれはそもそもの人間性なんだということ。
多分この態度超イケメンは、おそらくそうした役職に就いても、同じように対応するだろうなぁと思う。
近いうちに大量の質問を持ってまた聞きに行く予定だけど、この態度超イケメンから色々説明してもらえるのは楽しみだなと思う。
あわよくば、この態度超イケメンには、至急英訳案件の時の誰も頼れない!となった超困った時のサポート係をしてもらえないかと思っているv( ̄∀ ̄)v。←この間そうなった時は、ジャニーズ系美男子に手伝ってもらった。こういう緊急時の頼り先は多ければ多いほどいいから、それぞれの得意分野で快く手伝ってくれそうな人を1人でも多く持っていたい。
ちなみに、態度だけじゃなく雰囲気もイケメンだと私は思う。
顔も私は好きな顔だけど、世間一般的にはイケメンかと言えば、福山雅治や斎藤工的な誰が見てもイケメンというのとは違う。
とにかく、役職男みたいな人もいれば、態度超イケメンみたいな人もいて、愛想悪めな人は仕方ないにしても愛想100点みたいな人種の人たちとのパイプを強くしようと思った!←所信表明(笑)
〜与太話〜
日曜(1/26)の毒吐きランチ会の中で、職場の男性陣がいかに可愛くて華のある若い女の子たちにテンションを上げているかという話が出てきた。
ちなみに私のいる部署は「怖いババアの集まり」と影で呼ばれているらしい( ̄∀ ̄;)。
そんな中に若くて可愛い女の子たちがいる。
その子たちが入ってから、男性社員たちはそこの若い子スポットにだけ来るらしい(笑)。
ちなみに女の私から見ても超可愛い!
私だって話しかけられてメロメロするぐらいだから、男性陣が気持ちが上がるのは容易に想像できる。
それはそうと、そういうのを見聞きして、最後に派遣として勤めた職場で私が相手の趣味なんか無視して自分1人だけがロックオンできたのは奇跡だったなぁと思った。
そして逆に今みたいに大手企業でうじゃうじゃとエンジニアの男性陣が数多くいて(数十人は確実にいる)みたいなところだったのなら、私はもしかしたら気後れして、当時のような心情にはならなかったかもしれないなと思った。
ただでさえオンナ度数が低い私が、もっと若くて可愛い子たちが周りにたくさんいたのなら、その人のことは気のせいと片付けて終わった気がする。
小さなオフィスで、少なくとも私が武士俣さんだと認識してもらえるくらいの距離にはあって、女性陣では自分が一番年齢が下で他の人たちは既婚者で…、とかいう状況も良かったんだなと思った。
エンジニアの人たちというのは本当に女の人たちをよく見ているし(聞いててゾッとしたぐらい)、それが普通の一般的な男性の視点だとするなら、当時の私が相手にされなくても何ら不思議はない、その思いを強めた。
当たり前だけど、相手にだって選ぶ権利や好みがある。
もし今みたいに可愛い子たちがちらほらいたとするなら、私は自分の気持ちは気のせいだとして、はなから近づくことさえあきらめたかもしれない。
まぁ実際はあきらめざるを得なかったけれども( ̄∀ ̄;)。
妄想はさらに広がる。
態度超イケメンについて書いたのは、事実そのものだけど、それ以上にもっと別の魂胆で書いている。
私は本気のブログ要員なんだと思っている。
ブログ要員というのは、とりあえず自分が読みたくなる文章を書く人ということ。
小説より短くて、でも世間一般のブログよりは確実に長い。
読みごたえもあるだろうし、何せ日々の色んな記録簿みたいなものだから、とりあえず内容は飽きないと思う。
しかも私個人のことだから、他に類を見ない話ばかりだから、ある意味面白いのかな、どうかなというところ。
それはそうと、じゃあ私が何かと言えば、会いたい人だとか時間とお金をかけてまで時間共にしたい人だとか、そういうのではない。
どちらもないけれども、強いて言うなら、その人と会うことはなくても態度超イケメンとデートすることはゼロじゃない、というくらいに、実際に態度超イケメンとデートするなんてことはまずないけれども、それ以上にその人と会うことの方がないんだとわかる。
これ読んで危機感持って「やっぱり武士俣さんに連絡しよう」となってくれやしないだろうか…と思う。
そもそもエンジニアの人たちと接していて私は基本的な毛色が違うし、例えばそれを大手企業という視点から見たらこれまた私は異端過ぎるし、他にも色々挙げたら、その人が私を選ぶメリットなんか何があるんだろう?と大真面目に思う。
毛色が違うからその人からしたらネタだけは無尽蔵にあるのかもしれないけれども、それ以上に提供できるものはない。
人としてはそこそこ合格ラインでも、それだからと言って時間を作ってまで連絡したり会う時間を工面したりしたいのとは違うんだろうなぁと思う。
だから、まぁ態度超イケメンの話を出したところで、連絡があるわけでもないだろうし、仮に態度超イケメンと私とが仲良くなってじゃごはんでも行きましょうなんてなってもその人にとって「だから何!?」状態なんだろうし、書きながら何を自分は期待しているんだか…とどこか冷ややかに見ているし。
言うなれば、魂要員は、とりあえずブログを通じて何となく、人間からすると摩訶不思議な形状で、互いに繋がってる風であればいいのかもしれない。
魂は満面の笑みで喜んでいるのかもしれない。
哀しいけれど、受け入れ難いけれど、本当に魂とはそういうものかもしれない。
見えないところでそっと繋がっている、それがベストと言わんばかりに3回目の冬を迎えた。
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