3時間ほど前、スーパーの梅と目が合ってしまった。
今年もどうしようどうしよう・・・と思いながら、ここ多分2週間位色んなスーパーの梅を眺めていた。
去年初めて手作り梅干しのデビューを果たした。
想像以上に作業は楽しくて、そして部屋中に充満する梅の匂いにもこれまた打ち砕かれた。
年に一度のとっておきの楽しみ、と言っていた料理家高山なおみさんの言葉に大きくうなずいた。
ただ、まだ手元には去年の梅干しが残っているし、梅干し歴40年の母特製の梅干しもある。
これ以上梅干しを増やしてどうすると言うのだろう・・・。
去年の1kg分の梅干しが半分ほど残っている。
これから数ヶ月で一気に消費するとは考えにくい。
ちなみにいまいち消費が進まないのは、硬さが好きな硬さじゃないから。
ほろっと崩れる位に柔らかいのを目指して漬けたけど、そこからは程遠い硬さに仕上がった。
そんなちょっとした失敗も手伝って、今年の梅干しをどうするかずっと考えあぐねていた。
ちなみに、今年の梅に手を出さずに済んだのは、値段が高かったから。
この値段の高さがわたしにストップをかけさせてくれて、それはそれは有難かった。
そして先ほど3時間前の話。
何がいけないのか素人目にはわからないけど、なぜか1kgの和歌山産南高梅が398円だった。
たしかに真っ青ではなく、いくつかは黄色になり始めている。
それでも全体的に青の方がまだうんと強い。
茶色の斑点もゼロではないけど、限りなくゼロに近い。
とりあえずかごに入れて、スーパーを一周しながら考えようと決めた。
ふと、保存用の瓶がないことに気付いた。
梅仕事をやらないための理由が1つ浮かび上がったのに、次の瞬間、そういえば去年も瓶に
移したのは秋以降だったことを思い出し、今すぐは要らないし、秋までには瓶の1つ2つが手に
入るだろう、と1つ目の理由は却下された。
ちなみに1kgしか漬けないわたしは、ジップロックに入れて去年は漬けた。
2つ目の理由を考える間もなく、足は塩売場へと向かった。
これまた丁度良く準備されたかのように、300gの塩が陳列棚にあった。
はかりを持っていないわたしは、基本塩を目分量で測るしかない。
たしか、梅1に対し15~25%位の塩で漬けると思ったけど、300gの袋であれば測りやすい。
やらない理由探しはやめて、300gの塩を1袋かごに入れてそのままレジに向かった。
さきほど、梅たちを透明の袋から床に新聞紙を広げて置いた。
1年ぶりの梅の匂い。
やっぱり買って良かったと思う。
去年の梅干し記録を引っ張り出して見たら、去年より2週間早く購入していることが判明。
細かく梅干しの記録を去年付けておいて良かった。
特に失敗事項をあれこれ書き残していて、今年はその教訓を生かそうと思ってる。
ということで、今年も梅仕事始動。
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