>>>1月4日 お昼前
真ん中の妹と2人で話をした。
妹に少しでいいから時間を作って欲しいとお願いした。
妹は私が3月に仕事を辞めてから今に至る9ヶ月ほど、何をして過ごしていたのかをほとんど知らない。
そして、その辺りの私は「しばらく二足のわらじは避けられない」ということと、そのうちの一足は言わないと絶対にわからないから、きちんと話さないといけないなと思った。
ちなみにもう一足は、私的にはきちんと理由があっても、はたから見たら「何でその仕事?」となりそうな感じだから、余計と説明しないとまずかった。
表に見える仕事(食べる部分を支える仕事)は「何でその仕事?」だし、依頼ベースでする裏の仕事(ペンジュラムや人の心の関係の仕事)は言わないとしてることさえわからない。
で、それで表面上だけで判断されるのはとにかく避けたいから、そこで妹には今のうちに言わないといけないと感じた。
その時私は、カーテンを閉め切った部屋で、日中にも関わらず暗くして、下半身は布団の中に入りながらそこで仕事始めに関わるメールを書いていた。
すごい格好ではあるけれど、なんとなく落ち着くスタイルはその時々で違うから、部屋も薄暗い方がはかどる時ははかどる。
その時も外の世界よりも、自分の内面に潜ってそこで相手に渡すメッセージを確認しながら綴っていたから、明るいよりも薄暗い方が私はその時はやりやすかった。
妹は私のところに来るなり「ねぇ暗くて嫌だから、カーテン開けていい?」と言った。
当然そちらは中断しないといけないから、カーテンを開けるのは問題なかったし、妹に道路側に面した方を開けてもらい、私は私のすぐ頭上にあるカーテンを開けた。
部屋が一気に明るくなった。
「話って何?っていうか、帰る用意しながら話してもいい?」
「いいよ!
私の働き方のことなんだけど」
「そんなの何でもいいよ」
妹は何でもいいとは口では言っても、本当にそうは思っていない。
その辺りを説明しだすと話がややこしくなるから詳しくは書かないけれど、とりあえず妹は良くは思っていないし、アメリカの大学まで出してもらって今何してんの?というのは妹がここ2〜3年確実に思っているのは知ってる(そうは言ってこないけれど)。
妹からすれば、まともに働いてないとか、親を頼ってるとか、働いても派遣とかで不安定だとか、そんな風に見えてる。
妹の感覚が真っ当なことはわかるし、そこに対して私はしのごの言うつもりもない。
ただ、そちらよりも、確実に今後あれやこれや展開するだろうペンジュラムや心の方の仕事に関しては言っておかないとまずい。
これが間違って、全くの知らない人から本人の耳に入ることだけは私が避けたかった。
話が脱線するけれど、うちの三姉妹は実はスピリチュアルなことに関して、かなりオープンなところがある。
今でこそバリバリなのは私でも、元々は妹2人の方がそうしたことに詳しいというか、触れる機会も多かった。
私は30代に入るまで、そういう世界とは全く縁もなければ、「危ないもの」と思ってものすごく避けていた。
例えば、これは下の妹だけど、下の妹は子どもの頃、相手の人を見るだけで誕生日がわかったり、あとは何かは忘れたけれど、何かしら見えてたというのはいつか教えてくれた。(今は見えなくなったとも言ってた。)
そして、これは今もだけど、この妹は超現実派でありながら、見えない世界に関しても興味があるから、私が25枚以上打ち込んだ妹のホロスコープの解説書も隅から隅まで読んだらしいし、私が占星術講座に参加したことでもっと読めるようになったからまた解説書持ってきてとお願いしたら持ってくるぐらいに興味ありありだし、姪っ子を伴って帰ってきた、この2〜3年で年に4回ほど、毎回そのうちの一晩は妹と私はそうしたスピリチュアルな話も含めて布団の中で夜中の2時ぐらいまでピロトークに励む。
なんなら、オルゴナイトを最初に私に紹介したのは真ん中の妹で、それを聞いて食いついたのは下の妹で、私はそんなのいらないと思っていて、だから妹2人のお膳立て的なところがないと私はオルゴナイトにさえたどり着かない有り様だった。
下の妹が新潟にいるうちに買いに行きたいと言って、それで私は単なる運転手として借り出されて行ったのが最初で、何せうちから30キロほど離れていて遠いから、私もじゃあついでに買おうかなと思って買ったのが1年前の話。
その後40個近いオルゴナイトの嫁入りを見たのは私。
妹2人は最初だけで、その後は全くオルゴナイトには私のような興味の持ち方はしていない。
真ん中の妹に関しては、オルゴナイト然り、他の占いやすごいマニアックなマッサージ、そうしたものの情報をいち早くキャッチする。
なぜか妹の周りには、そういうことを紹介する人たちがいる。
それが同級生とか仕事の同僚や先輩とかヨガ教室仲間とか、とにかく本人は積極的に探してないのにも関わらずやたらと色々教えてもらうことが多いらしい。
だから、私はこの真ん中の妹から3つのサービス(=施術者含む)とオルゴナイトを紹介され、そのうちの1人からさらにヒーラーさんを紹介されて、その紹介されたヒーラーさんが私が人生で見た中で一番の人だった。(「本物」なんて域ではなく、この人は圧倒的に凄すぎる超人的な人だった。)
なんなら私が名古屋でコーチングのスクールに週1で通っていた頃、私は先生にお願いして、妹2人が名古屋に遊びにくるからスクールの日に2人を連れて行ってもいいかどうかを聞いて、それで3人で行った時があった。
本当によくしてもらっていて、そしてその日は台風直撃の日でもあったから、行ったら私たち三姉妹だけで、三姉妹で授業を受けさせてもらえ、さらには色んな話を先生交えて行うという、今思えば最初で最後の素晴らしい機会に恵まれた。
だから、妹たちは少なくとも私が心理関係にすごく興味があるのも知っているし、ペンジュラムを使いまくっていることも知っているし、そうしたスピリチュアルな知識もかなり持っているのは知っている。
だから、そこは特に改めて言う必要はないけれど、いかんせんぱっと見の私側の状況がよろしくないわけで、それで今後はますます訳の分からないことにもなり兼ねないから、それできちんと話しておこうと思った。
妹には、山で行方不明になった人をペンジュラムで探して欲しいと依頼されたことに始まり、いよいよそうした見えない部分のことをやらないといけないこと、私の場合は死ぬまでそうしたことに携わる星を持って生まれてきていると7月のホロスコープ鑑定で言われたこと、その方含めて3人の人たちから全く別々の機会にやりなさいではなくやっていくことをそれとなく言われていて本当にそうした展開が始まり出したこと、他の人たちから悩みや今の状況を聞くと瞬時にその人のそうしたものに対してどうやら本人の意識や魂からヒントをもらってしまうこと、その辺りを伝えた。
そして、今後はそうした仕事を本当に少しずつでも必要に応じてやっていくことと、当然今すぐに食べていけるわけじゃないからもう片方は年賀状のバイトのように心身共にあまり負荷のかからない仕事をする予定であることも伝えた。
妹は以前のようなトゲトゲしさはかなり薄れていて、とりあえず何でもいいと本当にそう思ってるのかなという感じの反応を示した。
妹が変わったのは、その後だった。
妹は新年明けて早々に、またもや地元の友達に誘われて占いのようなものに行った。
どうやら本当に視える人らしいと妹は感想で言っていたし、その時の話をいくつか聞かせてくれた。
視えた内容のメモを書いてもらった紙まで見せてくれた。
話を聞いていくうちに、私は妹のもっと具体的な内容がわかって、それを会話のごとく話した。
例えば、その人は妹に1人で独立することを勧めた。
本当にアシスタントとか付けずに、1人で美容師としての独立の方が合ってると言ったとのこと。
私はどうしてそれが妹の場合はいいのかを、具体的な妹のエピソードや性格やホロスコープから読み解ける性格を全部引っ付けて説明した。
そこから、妹の強みが何で、これが1人の時と他の人たちといる時とでどういう差を生み出すのかも説明した。
妹はそれを聞いていてわかったんだと思う。
普通の会話のようではあったけれども、私がおそらく妹側から情報をもらって喋っていること、それも超具体的に超現実的に言うから、それがどういう意味を指すのかは私よりも本人の方がよくわかるはずなこと。
妹は最後に言ってきた。
「また何かあったら話すから、身内にする時は安くしてね♪」
妹には、身内からはお金をもらうつもりは一切ないから、また何かあればいつでも話を聞くと伝えた。
妹と話している途中のこと。
妹が開けた側のカーテンの片方が、突然すーっと20〜30センチほど動いた。
最初エアコンの風かと思ったけれど、エアコンの風の向きとは全く違うし、カーテンの引きが足りなくて戻ったのとも違っていた。
本当に勝手に動いた。
妹も目撃していた。
私はそれが良いものだとすぐにわかった。
これでいいんだな、と。
妹に伝えた。
「これ、絶対に『これで合ってますよ!』のサインだよ。だって、ゆうこはゆうこの、私は私のそれぞれの人生の話をしていた時にこうなったから、絶対にいいよ!しかも、今ちょうど日が差して来たし!」
曇っていたにも関わらず、その時は後光のごとく、私がいた側の窓から日が差し込んでいた。
妹も「こういうことあるって言うよね」と言っていた。
私はそれを見たのは人生で二度目で、最初の時はペンジュラムを紹介してもらったその時か、又はその紹介してもらったお部屋の中での出来事だった。
それは名古屋でお世話になっていたSさんのおうちの中でのことで、私はそれを見て最初心底驚いたけれど、Sさんはこう説明してくれた。
「こういうことが起こる時は、これで合ってますよ、という宇宙とか天界とか、まぁ何でもいいけれど、そういうところからのサインよ!
だって、さくら(小型犬)を見て!
あんなに怖がりのさくらがビクともせずにその場にいるでしょう?犬の方がその辺りは人間より敏感だし、ましてビビリのさくらなんて少しでも異変を感じたらギャンギャン吠えるわけだから、そのさくらがビクともしないのは、絶対に悪いモノじゃないって、私はいつもそうやって判断しているの」
さくらは本当に超怖がりで、私も会った最初の日、さくらは私を見るなり後ろ足と後ろ足の間に自分のしっぽを隠して、その状態で後ずさりした。
すぐに仲良くなって、その後はさくらに会うたびに熱烈な歓迎を受け、たまにおしっこもチビられるぐらいの愛をたくさん受けた(←犬にモテるぐらい、同世代の男性からモテたいと本気で思う。正しくは1人でいい、たくさんからモテたいのではなく、1人そういう人に巡り合わせて下さいと本気で思う 笑)。
つい最近テレビで、犬をはじめ動物の多くは後ろに後退することが大の苦手で、普通はできないと知った。
だから、そのさくらがカーテンが勝手に動いた時に平然としていたから、本当に大丈夫だったのはわかった(←しかも真夜中だった)。
カーテンは、妹と私、それぞれの生きる道に対してのエールみたいに見えた。
妹が年明けに占いのようなものに行ってきて(占いと呼ぶにはかなり語弊がある)、その時に使われた説明の言葉を私も教えてもらって、これからは私もその言葉を使おう!と思って早速使っている今日この頃。
それが「見えない世界」。
その言葉の良さと言ったら!
私はこれまで
・スピリチュアルな世界
・精神世界
を主に言葉として言う時は使っていた。
スピリチュアルに関しては、スピやスピリチュアリズム、スピリチュアリティー、語尾も五段活用のごとく変化する。
その差は不勉強ゆえ、いまいちわからない。
ちなみに私はどれも言葉があまり好きではなく、特に「精神世界」なんてなんぞや?という気持ちでいつもいた。
たしかに、精神や心の探求かもしれないけれど、それだけにとどまらないし、とにかくこの世にある色んなことをひとまとめにしての話や、下手すると死後の世界とか霊魂とか、もう超マニアックなものまで色々ある。
その中で「見えない世界」って何て便利な言葉なんだろうと思う。
心も見えないし魂も見えないし宇宙も死後の世界も他人の中も、とにかく見えないことだらけ。
これ以上ない「総称」で、しかも変な響きを帯びておらず、基本的に誰が聞いてもわかりやすい。
これからは「見えない世界」という言葉を多用しまくろう!と心に誓った(笑)。
そして、もう1つ、これ以上ないくらいにわかりやすい言葉を妹が口走ってくれた。
「要はそれって『オカルト』ってことでしょう?」
ペンジュラムもその域なのかもしれないし、私も自分でよくわかっていない他人から情報をキャッチするのもオカルトかもしれない。
この間、Oさんを通じて死者の方とやりとりしたのなんてまさにオカルトだと思う。
ウィキペディア先生によると、オカルトは秘学、神秘、隠されたもの、超自然的なものを指すらしい。
たしかに、神秘と言えば神秘だし、隠されているし、自然とかを超越、人知を超えたものなのは間違いない。
オカルトもわかりやすさで言えばわかりやすいし、妹にそう言われても私は全く嫌じゃなく、もうオカルトでも何でもいいなと思った。
1つ妹はすごく嬉しいことを言ってくれた。
これを書いてもどう嬉しいのかわからないかもしれないけれど、私にはすごく嬉しかった。
妹に、私の場合、その目に見えない世界のことに関しては死ぬまでやり続ける仕事になるだろうことを説明した時のこと。
私は、やりたいやりたくないではなく、やらなきゃいけないことなんだと思うと、ホロスコープ鑑定含めて3人の人から別々の機会にそう言われたらもう避けようがないと思っていることも伝えた。
私の思い違いならものすごく嬉しいけれども、自分の身の上に起こってくることたちを見て、とてもじゃないけれど、思い違いとは言えない。
そう言った時に、妹が突然、実際にあった話をしてきた。
妹の過去一緒に働いていた美容師の先輩で、私もその方から髪の毛を切ってもらったことが何回かあるからよく知っているけれども。
実はその先輩のおばあちゃんが、地方の実家の方ではまじない師的な人だったらしく、妹いわくこういう話だった。
そのおばあちゃんの家の庭には水が湧いていて、それが実に目の病気によく効く薬で、本当に色んな目の病を持った人やその家族とか関係者がおばあちゃんの元を訪れて水をもらっていたとのこと。
儀式じゃないけれど、何かしらをするらしく、なぜかそれが特別に力を発揮するらしかった。
で、おばあちゃんも死ぬまでその水に携わっていたけれど、おばあちゃんの死後その水は枯れてしまったとのこと。
だから、おばあちゃんが扱える人だったから湧いていた水で、おばあちゃんの死後は扱える人がいなくなってそのまま枯れたようだった。
妹は、「史子がすることってそういうことでしょう?死ぬまでやるってそういう意味だよね?」と言ってきた。
それは妹のテーマに対して私があれこれ喋った後、最後あたりに妹が言ってくれた言葉だった。
妹はふざけてその後私に「言葉が降りてくるってどんな感じ?」と笑いながら突然天井を見上げて両手を上に広げ出したけれど、それは違うときちんと訂正しておいた。
ここにも最近書いたような気がするけれど、私が相手の情報をキャッチしている瞬間は、「今日友達とごはん食べに行くけれど、どこ行こうかな?」と考える時、パッといくつかの店が思い浮かぶ、あんな感じに似ている。
もしくは「今日はカレーを作ろう!」とスーパーに行って、「じゃあ材料は、玉ねぎと人参とじゃがいもと豚肉とカレー粉と…」という風に頭の中に材料を思い浮かべる感じとか。
私のはそんな風な浮かび方だから、それがまさか相手から情報をもらっているなんて、そう指摘されるまで思いもよらなかった。
ちなみに人のものはできても自分のものはほとんどできない。
他人様の情報を言葉にする度に、私も私の分をこのぐらいガッツリと情報おろせないかと大真面目に思う。
それはそうと、妹がしてくれた「死ぬまですること」のたとえ話はすごく良かった。
だから、これからは人に説明する時に「見えない世界」とか「オカルト」とかいう、世間一般でも認知度が高い言葉をたくさん使っていこうと思う。
余談だけれど、妹と話したその3日4日後に、死者の方の魂とやりとりするなんていう機会が降って湧いた。
これこそ本当に「降って湧いた」としか言いようがない。
なんなら、3歳の姪っ子の「なにかいる」発言もその方に関係していたらしいと言うと、妹もすごく納得していた。
そうそう、その日真ん中の妹は、姪っ子のギャン泣きで「頭が痛くなった」と言って、本当に頭痛薬を飲んでいた。
それぐらいの凄まじい泣き方で、そうやって思い出すとひとつひとつ繋がっていたんだなとわかる。
とにかく、今年は年明け早々から本当によくわからない流れの連続で、それであれよあれよという間に半月もすでに経過した。
去年の開運がオルゴナイトなら、今年の開運は自動カーテンか!?と思う。
オカルトな年始…、どうか波瀾万丈ではなく少しでも穏やかな日々でありますように!
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