ホロスコープ（占星術）の学びは、相変わらず現在進行形として進んでる。
自分でもわかるけど、異常なほどの執着ぶりだと思う。
真夜中に目が覚めてしまって、気になった記事たちをまたもや読み始めた。
調べ物をしているうちに、「地球星座」なる言葉に行き当たった。
通常私たちが目にする星座は「太陽星座」と呼ばれる星座で、生まれた瞬間に太陽がどの星座の位置にあったかを示すもの。
私なら魚座だから魚座になる。
「地球星座」というのはそれとはまた別物で、太陽星座とは真逆のものになるらしい。
今のところの理解では、通常の星座（太陽星座）は地球から見た時の太陽の位置。
反対に地球星座は、太陽から見た時の地球の星座。
細かなことはさておいて、こちらの地球星座の方が個人の資質をもっと具体的に表してるらしい（これはまだ調べ途中）。
すっごい初心者でその１日前にようやく１２星座の順番がやっと言えるかなどうかな…という人が、だから各星座の特徴なんか相変わらずわからないままのくせして、今度は地球星座の調べ物に着手…。
私がここまで執着するのには理由がある。
ホロスコープが私にとって画期的だったのは、初めて理論的に自分の生きづらさの理由や根拠がわかったから。
今はだいぶよろしくなったけれど、何でこんなにも色々うまくないのか、心の中が満たされないのか、又は意味のわからない違和感を感じるのか、それをずっとずっと疑問に思ってた。
色々うまくいかないのではなく状態として「うまくない」「自分にとって心地よいものではない」という感じだった。
だから表面上は上手くいってるように周りからは見えていても、実際の私の心の中には違和感があって、これって何だろう？というのが人生の大半において感じてたことだった。
自分のホロスコープを読み解くうちに、「心の傷を癒す」ことが私を助けるし、私が通過するプロセスがこれから先の色んなテーマに繋がっていくというのは何となくわかってきた。
その傷と感じる部分を掘り下げて行くうちに「地球星座」なるものを知った。
そしてホロスコープを読んでもなかなか納得のいかないというか、「これ本当に私なんだろうか？」と腑に落ちなかった部分の答えが返ってきそうな気がしてる。
だからそこに着目して調べている。
傷の種類やこれまでの体験は正直何でも良くて、単に「自分のことをきちんと知りたい」それに尽きる。
この１０年ぐらいに及んだ各種の学びのおかげで大体の心の傷は自分で手当てできるぐらいにはなった（自分で自分にセラピーをする感じ）。
できないものは専門家にお願いすればいい。
そしてそれらが自分の生まれた瞬間に「設定」としてそもそもあったものだと知ったから、もうその捉え方だけでも私には十分な癒しになった。
それが自分なんだと納得できた。
他の人たちに理解できない私でも、私だけは自分のことが確実にわかるというのは何よりも心強かった。
これはアラフォー独身女の強がりな言葉とかではなく、本気でそういう心境に至れるようになった。
この年になっても、家族なんかもそうだし、何となく人生が普通に回ってる人たちからして、私が異人種で理解されないのはもう嫌という程に経験した（苦笑）。
しかもうっかり大人になってから頭脳明晰とは言わないけれどそこそこ人よりも秀でてできることが増えた私を見て、「もったいない」とか「やればできるのに」とか揶揄や批判されることも数知れず。
でも私が人よりも秀でてできるようになったことは、どれも「努力」の上に成り立っていたから、私はそんなところを評価されてもさっぱり嬉しくなかった。
要はそこで生きてくためには、今後も「努力」ありきの人生なわけで、もう早々と燃え尽きた私にはこれ以上の努力は避けたいだけのものでしかなかった。
今は自分の中のテーマがある程度定まってきたから（やっと入り口に立てた感じ）、努力というよりもこれからは自分の興味関心にならって動いたらいいと思えるようになった。
だけど、それに気がつくまでは相当な葛藤があった。
周りの理解はさておいて、自分でも自分が何にどこに向かってるのかさっぱりわからなかったから、だから全てが混沌としていて、当然生きづらさはセットだし、もう生きてても全くもって辛いだけで楽しさはいつも土俵の外だった。
楽しい瞬間ももちろん色々あったけれど、根底がそうではなかったから、また生きづらいところにたちまちに戻ってしまっていた。
今ならそれが自分の思考の癖や思い込み、過去からの刷り込みによってそうなってたのもわかるけれど、そうだと気付くまでに相当な年月がかかった。
だから、周りの人たちから「もっと人生楽しもうよ！」と言われた時、毎度毎度私はさらに戸惑った。
今だからわかるけれど、私は世間一般でウケるようなことや流行するものに対して、ほとんど興味がなかった（今もほとんどない）。
こうして文章を書いていたり、自然の中に身を置いたり、自分の興味に沿った調べ物をするのが楽しくて、でもそれは２０代３０代の若者としてはあまりにもマイナーな趣味で、私はそれを言うのも恥ずかしいぐらいだった。
ちなみに２０代の私がハマっていた調べ物は、女性版自己啓発本とか、生き方とか、心理関係の勉強とか、そういうのが多かった。
そして私はそのことを誰にも言わなかった。
２０代の頃、唯一外向けに発信するのに何の抵抗もなく言えたのは「手芸」だけだった。
でも手芸でさえ、私は言う相手や場面を考えて言ったり言わなかったりした。
私が好きだったのは、手芸というよりも布や毛糸を通して世界に唯一無二の何かを生み出すのが面白くて、出来上がるまで何ができるのか自分でも完成図がわからないのがたまらなく好きだった。
今はその理由もそのまま言えるけれど、当時は言えなかった。
さらに言えなかった理由は、勘違いで「男ウケを狙ってる」なんて言われるのが嫌で（実際に何人かから言われたことがある）、それで言っても安全な人たちかどうかを私が先読みしてから、大丈夫そうな人たちなら言ってた。
私はそんな意味は一切なくて、何ならそんなところで男性ウケなど全く狙ってないから、そうした一般社会に浸透しているものさしで自分が計られるのがすごく嫌だった。
ありのままの私の声を発信しても届かないとか、全くおかしな方向に勝手に理解されるとか、私にはそれさえもどうしてそうなるのか理解できなくて混沌としてた。
何で目の前の私が自分の本音で話してるのに、相手は相手のものさしで違う風に解釈するのか、解釈だけならまだしもそれを笑ったり面白おかしくからかうのか、そしてそれがどれだけ私が傷つくのかこの人はわからないんだろうか…と思うことも多々あった。
だから私は自分が人の話を聞く時は、逆に自分のものさしは一旦脇に置いて聞く努力はしてる。
その人にしかわからない世界や価値観があるから、それをなるべく真っ直ぐに聞きたいと思ってる。
もちろん私が聞きたいように話を聞いてしまうけれど、それでもなるべく私の個人的な価値観で相手を推し量るのだけは止めようとそれだけは心掛けてる。
何となく世間の枠に入る努力も長いことしてたから、私は枠からはみ出さない自分も演出できるようになった。
だから枠からはみ出さずにひっそりとしてたこの数年だった。
私は２０代は自分のやりたいことをやり切って、そして３３歳で会社を退職するまで、努力すればできないことはない、叶わないことはないと思ってた。
結婚出産以外ではやったらやった分の結果はついてきてた。
会社員時代だった頃、私は良くも悪くも数字を出してた。
それも後半はかなり安定して数字を叩き出してた。
会社からも何回か表彰された。
でも私はどんなに数字を出しても全然満たされなかった。
数字の裏の努力も知ってたし、私は単に上からごちゃごちゃ言われるのが嫌でやってたから、余計と努力を向ける矛先には全く魅力を感じなかった。
むしろ何のためにそういうことをするのかさえもわからなかった。
苦痛によってもたらされるお金にもキャリアにも私は全く興味がなかったから、余計と自分と世の中の折り合いの付け方がさっぱりわからなかった。
そのぐらいの頃、私は３０人ほどの人に自分の人生についてとか自分について話して欲しいとお願いして、個別に数時間時間を割いてもらって話を聞かせてもらってた。
そのうちの数人の女性以外は、全員２０〜５０代の色んな職に就いてる男性で、私はその中の数人の男性の話があまりにも衝撃すぎて驚きを隠せなかった。
私が驚いた男性たちの話はみんな共通してた。
仕事も自分の力を活かしたものをしていて、人によっては社会的地位も築いていて、結婚もして子どももいて自分の愛する人たちや守りたい人たちがいて、マイホームもお金もある。
個人の趣味も持ってるから、日常的に不満という不満があるわけじゃない。
要は絵に描いたような未来が手の中にある男性たち。
その人たちが私に語ったのはこうだった。
「自分が望んだものを全て手に入れた。
手に入れたつもりだった。
だけど、手に入れたら、その先が真っ暗になって自分でも呆然とした」
私はものすごい衝撃を受けた。
そしてその時に気付かされた。
多分そういう外側のことで満たしても多分私も満たされないタイプの人間だろうことを。
自分の仕事ぶりを見てわかった。
結婚や出産・子育てという私の中では最強の組み合わせの生活の方があまりにも叶う気配がなさすぎて、私はその辺りから真面目に人生立て直さないとまずいと思った。
その男性たちが語る言葉は他人事ではなかった。
ちなみにそう語った男性たちは皆自分と向き合うことを始めていて、その中で自分で少しずつ自分のためだけに答えを出してる作業をしていた。
私なんかはその方たちが持ってるものさえ持ってないから、余計とこれは突き詰めないとまずいと感じた。
そこから数年、今ようやくそこを抜けれるかもしれないところに来た。
まず徹底的に外側から満たすことは止めた。
まぁやり方は極端だったけれど。
あれこれ紆余曲折しながら、一度は色んなことを全部手放さざるを得なかったけれど、それでも私はそれで良かったと思ってる。
一度落ちるところまで落ちたおかげで、今自分の中から自然に湧いてくるものと社会の価値観に合わせて考えたものとの差がわかるようになって来た。
自分の中から湧いてくるものは本当に興味関心ベースだから、そちらは安心して見ていられる。
あとは社会で生きていくのに、そこと社会的なものとをどう組みわせていくかはこれから先時間をかけてやっていけばいいというところに今いる。
先の話に戻ると、そうしたことがホロスコープの読み取りからわかってきたから、だから私はどハマりして調べてる。
しかも私の分身かと思うほど私と似たような体験を経て今ホロスコープ鑑定をしている人のブログにもさっき行き着いて、より一層ホロスコープを読み解くのが鍵になるなと確信した。
ホロスコープ鑑定士を目指していないけれど、絶対にヒントになる。
そしてホロスコープを読むのは奥が深すぎて私は他の人たちに提供したいとは思わないけれど、でもピンポイントで読む時にその人の課題とかがわかればそれはそれで他の誰かのためにも活かせる。
私は、自分のそうした体験や知恵を他の人たちのためにも活かすことが自分の癒しへと繋がると書いてあって、今実際に何人かの人たちにそうしてみて、本人はもちろんのこと、それ以上に私が癒されることがわかった。
色んな種類の負の体験や傷は、相手に応じていくらでも引き出しがカパカパと開くから、開いたところからヒントを出して伝えたり、現実的なツールを使ったりしてる。
とにかくこんな風にしてホロスコープが私と私の人生を繋いでくれる手助けをしてくれてる。
そしてホロスコープの掘り下げはどこまでも止まらないから、とりあえず気にならなくなるまでやり続ける気がする。
これは勝手な予想だけど、私の生きづらさや心の傷というのは、今いる場所に繋がるためにあったような気がしている。
何となくそつなく生きていられたら、又は世の中にある流行モノや物や資格を持つことで自分が生きてる実感を持てていたら、こんな風に自分をどこまでも突き詰めていくようなことはしなかったと思う。
ちなみに、ホロスコープで色んなことがわかっていく瞬間は楽しくてたまらない。
すごい快感を伴う。
これまで１０数冊の本に目を通したけれど、私は自分の好きなタイプの本がどんなかわかってきた。
基本的に弱点や克服するところとかをとことん突いてくる本は好きじゃない。
読んでても気分が悪いからすぐに閉じる。
だけど反対に、そういう素質があるものをどんな風に発展させるのかそのヒントを書いてくれてるものはすごく好きだ。
同じホロスコープを扱うなら、気持ちが明るくなる使い方をしたい。
ということで只今絶賛ホロスコープ１人勉強会にどハマり中。
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