2015年8月31日月曜日

便利なのか不便なのか

iphone用の充電器の不具合が出てきて、交換が必要になった。

そのために3件もの電話をかけることになるとは、そして最後の手続きには唖然とした。

電話のうち最初の2件は、必要があって電話したから仕方ない。

1軒目はドコモに電話をかけて、そもそもの保証の確認をした。

わたしは何の保険に入っていて、こうした修理交換はどこに問い合わせるのかがわからなくて、

それでドコモに最初電話をかけた。

それはさっと終わり、修理全般はApple Storeに電話することがわかりそのまま2件目の電話へ。

2件目のApple Storeの電話もスムーズではあったけれども、何をするにしても諸々のIDの確認が

必要で、その確認をするのに一度もしたことのないiphone操作を説明を受けながら同時進行で

操作し、まぁとりあえずはスムーズに事は運んだ。

ちなみに、この電話しながら同時進行で操作する、その電話の使い方から教えてもらった(汗)。

ただ、引っ掛かったのは、今回基本的には無償で対応してもらう充電器の交換のために、

①クレジットカードの登録

②その登録をメールで完了後、充電器発送の手続き開始

になるという説明だった。

よく理解できなかったけれども、とにもかくにもそのメールでの手続きをしないと始まらないよう

だったから、とりあえずメールを受信したのを確認してその2件目の電話を終えた。

早速メールでの手続きを始めた。

修理専用のサイトに行き、そこで手続きを完了しようとしたら、いきなり「購入画面」が出てきた。

無償で交換予定の充電器が、いきなり有償になってる、しかもクレジットカードの情報まで入力。

となった時点で、これがなぜ有償でさらにはクレジット情報まで提供しなければいけないのか?

それがわからなくて3件目の電話。

3件目の電話でわかったことは。

基本的には無償交換の予定ではあるけれども(←保険対応)、万が一交換時に故意に故障とか、

その他私側の事由での不具合が発覚した場合、有償になる。

そのもしもの場合に備えてAppleの方で一時金としてクレジット情報&お金?を預かり、それが

故意ではないとApple側で最終判断が出来次第、クレジットの預かりは解除されるとのこと。

説明はもっと丁寧だったけれども、おおよそこんな内容だった。

とりあえず事情はわかったから、そのまますぐに手続きを踏んだ。


おそらく、これが今会社側と客側の双方の負担が最小限に抑えられる方法なんだろうとは思う。

だけど、もしApple Storeも近所になく、クレジットカードも所有していない場合はどうなるんだろう。

直接店に行っても良かったけれど、とにかくすごい待ち時間だと聞くから電話にした。

私の知ってる人でカードを絶対に持たない主義の人がいる。

2人ほどいた気がする。

たとえばそういう人たちが今のわたしと同じ状況になったら、どんな風だったんだろう。

批判とかは一切ないけれども、なんだか便利なのか不便なのか釈然としない感じは残った。


ドコモに電話する時もApple Storeに電話する時も、とにかく個人を特定するための質問が半端

ない。

これだけ多種多様な犯罪がある昨今だから致し方ないにしても、とにかく手続きが煩雑だ。

わたしはただ充電器を交換したかっただけ。

そして、それがたまたままだ保証期間だったから、今回は保証期間での対応となるだけ。

言葉にするとこれだけシンプルなのに、その手続きとやらはやおら30分コースだった。

しかも電話の待ち時間はすべて合わせても5分程度でしかなかったと思う。


話は変わって、普段読んでいる某ブログの筆者が、なんとクレジットカードでのネットショッピング

のID乗っ取られ事件の被害に遭い、今その手続きを日々しているという記事をここ数日読んだ。

すでに数日経過しているにも関わらず、今もまだ諸々の手続きに追われているらしい。

そして当初100万円近く被害に遭い、そのうちの9割はそういう被害での場合の免除的なもので

難を逃れたらしいけれども、残りの10万円近くは、手続き次第で下手すると本人支払いになる

ようで(←これもすごい巧妙な手口らしい)その対応を一生懸命しているようだ。

色々便利になり、ワンクリックでお買い物できるし、今日もある意味1(?)本の電話で充電器交換

手続きを完了するんだけれども、これらの便利とは引き換えに問題が起きた時の不便といったら

もう言葉では言い表せないほどになっている。

ちなみに乗っ取られ事件の人は、ごくごく普通の一般の方だし、普段は料理のレシピをご丁寧に

アップしてくれる親切この上ない人だ。

そうした犯罪の被害者は、何も特別な人だけじゃなくて一般人も十分になりうる今の時代。

今日の手続きも色々面倒くさいとは思ったけれども、とにかく色んな個人情報をいくつも提供して、

そしてようやく本人確認となるのだから、仕方ないと言えば仕方ないのかもしれない。

ただ、わたしの頭や体は相変わらず昭和からのアナログ的な要素が強いから、こうした平成の

デジタル化にさっぱりついていけてない。

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