2016年3月22日火曜日

春分の日と体

2015年の春分の日前後は、大きく体調を崩し、さらにどんどん広がる全身の湿疹をどうすること

もできず、最終的に皮膚科に通院した。

春分の日あたりは、とりあえず体調を崩しやすいということがわかり、今年はかなり気をつけて

自分の体調を見守っていた。

今年はパソコントラブルに見舞われたものの、とりあえず体はいつもと変わらない感じだったから、

安心していた。

とにかく無事に春分の日を通過!と思って、昨日の夜、ご飯を食べていた。

ベーコンとエリンギの洋風炊き込みご飯を食べていたら、突然「ゴリっ」とした物体に行き着いた。

農家から直接譲ってもらうお米を両親が送ってくれるため、時々石は入っている。

最初石かと思った。

出してみて、それが石ではないというのがすぐにわかった。

もしや!と思って鏡を見たら、右下の奥歯の歯が半分ほど欠けていた。

昨日は振替休日で、歯科医院は当然休み。

夜も9時近く。

まだ3口程しか食べていなかったけれど、こんな状態で食べて良いものかどうかもわからず、食事

は中断、すぐに歯磨きを開始した。

素人が見ても、虫歯とわかる。

痛みは一切なかったけれど、この数年、時々ストレスや疲れが溜まると痛む歯のところだった。

ずっと痛ければ歯医者に行くものの、すぐに痛みが消失するからずっと放置。

まさかこんなに悪化してるとはゆめゆめ思わなかった。

ネットで調べたら、歯は牛乳につけると良いとあり、本当にたまたま牛乳を持っていたから(普段

常備はしていない)、タッパに歯を入れて牛乳に浸けた。

あとは歯医者を探した。

うちの近所にはいくつか歯医者がある。

ネット検索して知ったことだけれど、コンビニと同じ位、歯医者もあるのだそう。

言われてみれば、うちの近所に、知ってるだけで6軒は確実に場所を知っている。

ネットで調べたら、徒歩圏内だけで20軒以上はヒットしたと思う。

歯医者の口コミなどほとんどなかったけれど、一番近いところの口コミが良かったから、今朝開始

時間に合わせて行ってきた。

待つのかと思いきや、すぐに見てもらえた。

さらに受付の女性、歯科衛生士の女性、男性の歯科医、全員がすごく良い方たちばかりで、本当

にそこにして良かった。

技術の程度とかはわからなかったけれど、こちらが安心できるように話してくれるから良かった。

銀歯になることはほぼ確定だけれど、歯が残せるのは良かった。

神経に達していたら神経を抜くことも言われたけれど、幸いそこは無事だったらしい。

自分のこの丈夫な体、そして丈夫な体を授けてくれた両親に心底感謝した。

自分で言うのもなんだけど、わたしは基本的に体が丈夫だと思う。

1年前の湿疹も困ったけれど、あれ以降は落ち着いている。

高校生の時に発症した椎間板ヘルニアも、今は魔法の腹巻ならぬコルセットのおかげで、本当に

腰痛から解放されている(痛くなったら着用すると、数日の間で治る)。

歯も、今日の歯科衛生士さんから「虫歯になりにくい体質ね。歯強いわね」とお誉めの言葉を

いただいてきた。

頭痛は年に数回しかならないし、おなかは弱めだけど日常生活に支障が出ることはない。

もう何年と発熱もしてなければ風邪も引いていない。

目はメガネやコンタクトがあるから大丈夫。

本当に恵まれている体だなぁと思う。

歯が欠けたことも色々調べていくうちに、とても良い意味付けがあることを知った。

ターニングポイントだとか、古い殻が外れ新しい流れが始まるとか。

不具合は不具合ではあったけれど、それ以上に得るものも大きかった歯の事件だった。


人によって体の状態は様々だと思う。

わたしの場合は、季節の変わり目というなら、春分の日が一番大きく体が反応しているように

思う。

これまで自分の体をきちんと見てこなかっただけに、そういうことを気をつけられるようになった

のは嬉しい。

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