2015年5月10日日曜日

反面教師

ショックなニュースが飛び込んできた。

過去にとてもお世話になった方がいる。

この方を、ある人で「Rさん」とここでは呼ぶ。

Rさんの活躍を伝えるニュースで、ニュースそのものはめでたい。

そしてニュースを自分の目で読んだ時に、めでたいものから一気にショックへと変わった。

Rさんのニュースは、知らない人が読んだら本当に素晴らしい。

わたしは内実を色々知っている。

Rさんが今のRさんの位置にまで昇るのに、Rさんをものすごい助けた人がいる。

影の功労者のような人だ。

この影の功労者の人ともわたしは親しくしているし、その人のこともとってもよく知っている。

その人が踏み台となってRさんの功績は記事になっていた。

しかも、その功労者は存在すら語られないだけではなく、

なんとRさんの功績を誉めたたえる文章の中で、影の功労者のことが叩かれていた。

内実を知らない人が読んだら、何も引っ掛からずに読める内容になっている。

でも、内実を知る人が読んだら、もう言葉がない。

3年前、Rさんに違和感を感じて以来、Rさんには会っていない。

小さな違和感だったけど、それまでお世話になったことよりもその違和感をわたしは優先させた。

まさかその違和感が、3年越しにこんな風に形を変えて、ニュースとして耳に飛び込んでくるとは。

Rさんにしてもらった数々のことは、今でもものすごく感謝している。

Rさんなくしては、今の自分の状態になれなかったから。

Rさんから教えてもらったことは、わたしが一生使えるものばかりだった。

そして、これを他の人にも伝えると、感謝されるような本当に良いものだ。

Rさんから習ったことを他の人たちに伝えて、その人たちの人生が良い方向に行ったケースも

いくつもある。

それぐらいすごい影響力の強いものだ。

Rさんからいただいたもの、それはこれからも自分の中では大切なものとして残っていくだろう。

だけど、今のRさんの姿は、姿勢は、一人の人間としてわたしには受け入れられない。

残念だけど、反面教師のようにしか見えない。

こんな方法でやってくるとは思わなかったけど、おかげで自分はどうやって自己表現したいのか、

自分の中で絶対に守り抜きたいもの、そんなものがとてもはっきりとした。

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