2019年4月22日月曜日
LINEスタンプと思い出
ーー写真の解説ーー
(超絶くだらない解説)
クマの後ろのゴォーーーーと燃え盛っているあの火は「集中」じゃなくて「殺気」。
カタカタカタカタの文字は効果音じゃなくて、本気のキーをバシバシと超高速で叩く音。
それを表すように、クマの手の周りから火花のような黄色い星が出ている。
手から出ているカメハメ波。
ドラゴンボールの中のカメハメ波は、相手を攻撃するためだけに使われる技。
パソコンに貼られてるシール『KEEP OUT』は、もう言葉通り、「近寄るな」。
アメリカなんかの殺人現場とかで「立入禁止」を表す黄色いテープが貼られる、あのテープにも確か書いてあったはず。
目には見えないけれど、「近寄るな」オーラがバリバリ出ていた。
さっきLINEのスタンプショップのぞいてたら、江崎グリコの写真のスタンプを発見。
そのスタンプ欲しさに友達に( ̄∀ ̄)。
これ今日【2019/04/22まで】ってなってた。
欲しい方は急いでチェックして下さい。
さかのぼること数時間前。
自分の中の積年積み重なったモヤモヤしたものが出てきそうになった。
すぐに何とかすれば良かったのに、時間が少し経ったらタイミングを逸して、そのモヤモヤが自分の中に引っ込んでしまった。
このモヤモヤはすぐには出せないから、私はそのモヤモヤを引き出せそうな過去のシーンをいくつか思い出した。
過去のモヤモヤを解消するために、何でもいいからモヤモヤしたことを思い出して、それを引き金にして、もっと奥深くに沈んだ感情を引き出す方法がある。
いくつか試したけれど、どれも奥深くに潜れなくて、それで「そうだ!」と思いついて真似したシーンがある。
そのシーンというのが、冒頭の写真と同じシーン。
とりあえず木のテーブルの上にパソコンがあると想定して、私はものすごい速さでタイピングする真似をした。
指の腹で木のテーブルを叩いて音も出して、臨場感たっぷりにやってみた。
超真剣に真似してみたけれど、余計と虚しくなってきて、そして本当は気持ちを開くためにやってるものが余計と気持ちが貝のように閉じて、「あれ?( ̄∀ ̄;)おかしい…」となって止めた。
すごい滑稽な光景ではあるけれど、本気で今日やった。
残念ながら自分の奥深くにも潜れなければ、あの殺気立った状態で近寄るなオーラ全開でキーボード叩いているシーンも、私が意図したようには役立ってくれず( ̄∀ ̄;)。
かなり上手に真似していたと思うけれど、引き金としてはイマイチ役に立たなかった。
ちなみに真似しながら思ったのは、本当にやっていた本人(←私はされた側でやった人は別の人)はどんな気持ちで当時キーボードを叩いていたのかな…?と。
まさか私からLINEのスタンプのスクリーンショットを撮ってまでネタにされてるなんて思ってもいないと思うけれど( ̄∀ ̄)、っていうか本人このスタンプのモデルですか?ばりのそっくりさんだったけれど、本当にどんな気分だったのかな…?と思う。
[殺気+カタカタ音+カメハメ波周波+見えない近寄るなオーラ]
破壊力抜群だったけれども、私も私で変に鍛えられたメンタル力のおかげで、「気付いてはいるけれど私は気にしていません」と言わんばかりに普通に振る舞った。
超大人な対応をしたと思うv( ̄∀ ̄)v。
あの時、万が一私が泣いたりなんかしたら、もう相手テンパってどうしていいかわからなくなったと思う 笑。
泣いとけば良かった!←悪い人。
すごいまとめをすると。
過去の記憶の全部には適用できないけれども、そこに違う意味が加わると、当時はものすごく嫌だったものも笑える思い出になったり、かけがえのない瞬間に変わったりする。
今の私は、その時がもう二度と戻ってこないことも、もう二度と巡ってこないこともわかるから、だからその時がかけがえのない瞬間に変わった。
その時の私は、今日と変わらない明日もあさっても来ると思って疑っていなくて、それがものすごく嫌で、本人に直接普通にして欲しいと頼もうかと思った。
これから先、ずっとそんなのは嫌だと思ったから。
その2日後、今日と変わらない明日は永遠に来るわけじゃないと知った。
もっと笑えなかった。
カタカタキーを叩いて殺気立って近寄るなオーラを出されてる方が何千倍もマシなことが人生にはあるんだと知った。
そんなこんなの思い出が詰まったシーンと同じシーンがLINEのスタンプにあった。
おかしな発想だけど、私は妙に嬉しくなって、江崎グリコと友達になりたいわけではなかったけれど、スタンプ欲しさに友達になった。
こうして書きたい文章まで即席でできてしまった。
30分ほどで書き上げてる。
カタカタ音の記憶は、時間の経過と共にプライスレスで他には代えられないものに生まれ変わった。
LINEスタンプは期限付きだからいつかは使えなくなるスタンプだけど、このシーンを彷彿させる現実にあった瞬間のことは私は生涯忘れないんだろうなぁと思う。
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