2021/06/01
今日から少しずつ書きためていこうと思う。
5回目の夏を迎える。
4年前、初めてその人は私の目の前に現れた。
きっちりと4年経った今も、当時の最初に出逢った瞬間のことをよく憶えている。
2021/06/02
あ!
い!
職場の長い廊下で、1人の私より確実に年上のおじさんが「あ!」と同じくらいの年頃と思しき女性に向かって言った。
その女性はすかさず
「い!」
と返した。
あ!
い!
「愛だ!」と私の中で繋がった。
2人の男女はニコニコしながらそれぞれの場所へ向かって行った。
*
一度だけイケメン上司とドアの向こうと向こうにお互いがいるとは知らなくて同時にかち合ったことがあった。
たしかその時イケメン上司は、一言驚いて「あ!」と言ったと思う。
もしその時に私が「あ!」「い!」の掛け合いを知っていたのなら、「い!」ってふざけて言ってみたかったなぁと思った。
もちろんそんな関係性にはないから、そんなこと言った日には逆セクハラで訴えられかねないけれど、そういうことをしてみたかったなぁなんて思った。
2021/06/05 真夜中のブログ
本当は1日からコツコツとブログを書く気満々でいた。
だけど、身体がついていかなくて、途中10代に知り合った友達のんちゃんが新潟に来て会えたのもあって、身体疲れてブログ滞った。
6月は私にとって振り返り強調月間なのに(笑)。
書いてはないけれども、振り返りはしている。
最近は最初の日と最初に名前を見た瞬間を何十回と思い出している。
今年はそこがツボらしい。
朝の30分ほどの通勤時間の車の中でもそのシーンを思い浮かべている。
何回思い出しても飽きることもないし、毎回色んな気持ちを味わって堪能している。
2021/06/08 朝の4時、夏の夜明け
とにかく眠くて全くブログが進まなくて、書きたいことが全く書けてない。
でも眠たい…の繰り返し。
昨日7日は、私がイケメン上司のいる職場に初めて足を運んだ日だった。(2017年)
派遣の仕事はいきなり初日とはならずに、顔合わせという名のプチ面接みたいなのが行われる。
そのために行ってきた。
イケメン上司は私の雇用には全く関係ない立場にあるし、厳密に言うとイケメン上司が所属する会社と私が派遣で行った会社とは別会社になるから、1つのオフィスに2つの会社が入っていて、あの狭さがなければ互いに知ることもなかったと思う。
狭いオフィスだったから顔見知りくらいな立ち位置にいられたけれど、これが広いオフィスなら今頃見ず知らずのイケメン上司と見ず知らずの武士俣さんどころか、存在さえ気付いてもらえなかったと思う。
当時は不慣れな事務仕事で自分にできるかどうかの心配しかしてなくて、まさかそこでイケメン上司に出逢うなんて全く予定にさえなかった。
しかもその日はイケメン上司とすれ違ったりすることもなく、本当に簡単な挨拶と仕事始めをいつにするかの相談で終わった。
昨日朝の出勤の車の中で、ふと思った。
今冷静になって考えると多分本当にそうだったんだと思うけれど、私がそこに行った時点でイケメン上司の転勤はほぼほぼ確定していたんだと思う。
初日にイケメン上司含む4人から名刺をもらって、うち3人の名刺を見て「どの人が一番偉いのかわかんないな」と思った記憶がある。
3人とも「長」が付いていて、その上下関係は全くわからなかった。
今だからわかる。
私側の上司はさておいて、イケメン上司と後輩くんは何もそこに2人も役職者を置く必要なんて普通に考えたらない。
2人も役職者を置いたのは、イケメン上司はその当時の現トップでもいつかの転勤は確定していて、そのイケメン上司の後を引き継ぐために配属されたのが後輩くんだったんだと思う。
だから最初から転勤は既定路線で、私が行った頃にはすでに終わりがある程度決まっていたのかもしれないな…と思った。
そんなこと何も知らず、イケメン上司も後輩くんもいつかは転勤する人たちだというのは初日に私の教育係だった女性から説明を受けたけれども、それでも私はそんなすぐにその時がやってくるなんて思いもしなかった。
そう思うと、本当に私が誘ったりなんなりとやってくるのは困った行為だったんじゃないのかな…なんて改めて思った。
今も私は自分が嫌われてるんだか好かれてるんだかわからない。
言うなればそのどちらでもない、が正解なのかな…なんて思っている。
本当にわけのわからない感覚をもたらした人なんだと思う、私というのは。
魂繋がりが強いからそれは仕方ないよ、と言いたいけれども、そんなのこの今の世の中であまりにも可笑しすぎる意味不明な理屈で、その掴みどころもない、ヘンテコな感覚だけがやたらとクロースアップされて、そしてよく掴めないのに距離感や関係性を無視してやってこられるのも困るだろうなぁと思う。
恐ろしすぎてあまりきちんと考えたことがないけれども、理系バリバリ、社会で生きる大人としてきちんとお仕事してやってきた人からしたら、意味不明な感覚がやってきてもなんなんだろう?と思うだけだろうと思う。
私からするとイケメン上司は本当に真っ当に社会で生きている人で、そんな人の前に予測不能な怪しい動きをする派遣の女がウロウロとしていたら……。
そこに快楽を見出す方が難しいことだと誰の目から見ても明らかなこと。
最近のいつかも書いたけれども、これが自分の好みのタイプの女の人から来られたのならそれこそ恋のひとつでも花咲いたかわからないけれども、好みでもなく得体の知れない女の人から来られてもそりゃ困るし無視したり拒否したくもなるか…と思う。
違和感というか変な感覚だけをひたすら与える人なんて、扱いに困っていたんだろうなぁと思う。
自分を卑下してるわけじゃなくて、本当にそんな気がする。
ブログのチェックだって、私と恋仲になりたいとかそういう理由ではなくて、本当に自分じゃ説明もできない感覚を私という人がこの書いて書いて書きまくる特技みたいな趣味みたいなものをたまたま持っていて、それをしてくれるから読むのかもしれないなと思う。
自分の感情や気持ちに向き合うなんて、多分イケメン上司からしたらとても苦手項目だと思うけれど、それがまだ恋みたいな感覚なら受け入れられてもそれとも違うけれど何だろうこれ?みたいな強烈な感覚があれば、そしてそれが何かを知っていく作業をしているのだとすれば、私のこのくどくどと起承転結のない文章は自分を知るのに役立つのかもしれない。
「気になる」種類が違うんだと思う。
イケメン上司が何をどう思っているのかは全くわからないけれども、もし本当に私とどうこうなりたいと思っているのなら今頃連絡の1つも来るだろうと思う。
私が誰かと恋仲になったり結婚したりしたって決しておかしくはないわけで、でもそうでもいいんだろうなぁと思う。
私の考えを述べても仕方ないけれども、相手を失いたくない!と思えば、普通に考えて何かしらアクションを起こすわけで、私はそもそもその対象にはなってないからこんな風なんだと思っている。
そもそも関係と呼べるものがない相手が、もし結婚なんかした日にはもっと関係なんて作れないわけで、要はそれでもいい相手なんだと思う。
いつまで私もこんな風にブログを書くかはわからないけれども、こうしたバーチャルな世界で自分の距離感と立ち位置を守りながら接するのにちょうどいいのが私なんだろうと思う。
物理的に危険や不快感を与えることもしないし、ひょっと目の前に現れる心配もない。
連絡を取ろうものなら煩わしさや面倒くささなんかも色々セットで付いてくるから、それなら今の感じが一番いいのかもしれない。
*
今日の昼間、仕事中猛烈な眠気に襲われて、眠気と戦っていた時間があった。
暇なんてこともないし目の前にやることもあったけれども、眠いものはどうやったって眠い。
そんな時にふとこのブログの書き途中のことを思い出した。
改めて思ったけれども、もし私が勤務初日なりそれに近いくらいの早いタイミングでイケメン上司の転勤を知っていて、もう3ヶ月とちょっとでいなくなるとわかっていたのなら、天と地がひっくり返っても私はイケメン上司に向かって何かしらの行動は何も起こさなかったということ。
色々無謀すぎる行動だったわけで、最初から何も期待していなかった。
相手は冗談抜きのイケメンで女の人に不自由しているとは全く思わなかった。
だからこそ余計にハードルが高かった。
それだけじゃなく、職場の人だし(何かあってもなくても気まずくなる)、そもそも置き物のように何も喋らない私がいきなりごはんに誘うとかどうなんだろう?って話だったし(これは男友達と友達の旦那さんからごはんに誘うのが良いと男性目線のアドバイスをもらった)、色んな意味でハードルは高すぎた。
私はイケメン上司がいなくなってから、イケメン上司が女の子とデートした話とか、その相手だと思うけれども好きな人なんだとか、相手がどんな人だとか(勝ち目など無さすぎて、先に知ってたのなら知った時点で戦意喪失)そういうことを二度三度耳にしたけれど、そういう情報も何にも知らなかったのは不幸中の幸いというか、知っていたのなら誘うとかそんなアホなことはそもそも選択肢にさえしなかった。
私は良くも悪くも何も知らなくて、だからこそ色々と動けた。
面白エピソードというか、当時もそんなことをしてたのか!という話だけれど、私はイケメン上司が転勤すると言ってもそれは早くても年末くらいとかそうでなければ年度末くらいかな…なんて思ってて、ペンジュラムもそんな風に私に言っていた。
今思えば、ペンジュラムはホワイトライならぬ白い嘘をついて私が動くように導いたんだろうなぁと思う。
ペンジュラムは時々わざと誤情報を私に伝えてくる。
正しい情報だと私が本来の道から外れたり違う方に行きかねない時は、そうなってる模様。
すぐにいなくなるともしペンジュラムが教えてくれてたのなら、私は何にもしなかった。
とにかく無謀で無茶苦茶で向こう見ずで、自分でも色々どうかしてると最後の最後まで自分を否定しながら動くという凄いことを私はしていたわけだけど、異動時期を知っていたのなら何にもしなかった。
さらには後々知ったことたちもそうで、とにかく無知であったことが全てにおいて良かったというか魂の願いを叶えるような動きを私自身が自分にプレゼントできたんだと思う。
「自分にプレゼント」って今初めて出てきた。
巻き込まれたイケメン上司は迷惑千万でも、私側は本当にこの世に命を持って誕生して生きることの中にこれらの一連のことが大きな目的としてあったんだと今は思っている。
ふと、私がもしごはんではなくて連絡先を交換したいという自分が当初考えたことをしていたのならどうだったかな…?なんて想像したけれど、それも同じくらいツンケンされて拒否の意志を全面に出されたかな…なんて想像した。
だから上手くいかなかったこと全てが私には必要な体験で、そしてその上手くいかないことたちを結果として得るには動くことが絶対だったんだと思う。
もし転勤の時期を知っていたのなら…検証は、おかげでそのうち午後の眠気から抜け出す素晴らしい薬となった。
2021/06/09 今年も晴天、朝焼けの中
実は上に書いたことの途中から今日9日になっている。
とりあえずアップしてから仕事に行こうと思っている。
「自分にプレゼント」
5年目の朝を迎える今、初めて出てきた言葉だけれど、自分の中でやたらとしっくりときた。
無謀で無茶苦茶で向こう見ずなのは当時も今も変わらないけれども、私は何にも後悔していないってことに気付いた。
結果は思わしくないところもあるけれども、イケメン上司が私のブログにたどり着いて見てくれてるというのはすごいご褒美だったし、そのことに私はものすごく救われてる。
それでいて連絡まで欲しいなんて望みすぎなのかもしれない。
私は今、自分がしていることが自分に返ってくるという体験をしていて、それが自分の生きる力になったり、自分の人生や自分を信じる力になっている。
奇跡が起こることも身をもって体験できたわけで、私のこの色々とわけのわからない人生の中ではスーパー御の字な今を迎えている。
私はイケメン上司から見て何にもなれなかったけれども、自分側はハッピーだったからこれはこれで良し!と思う自分がいる。
何者かになることが全てじゃないし、ブログを取ってしまったのならイケメン上司と私との間は何にもなくなって「無」だけが残ってしまうけれども、それでも本当に何の可能性も見出せなかった当時からしてみたら今はまさかすぎる展開だし、本当に奇跡ってあるんだなと思う。
これを読んでくれるだろうイケメン上司は何を思ったり感じたりするのかは全くわからないけれども、私がここに書いたことは今の私の本音や想いだし、連絡くれたらいいのに!とは相変わらず思うけれども、色々書いていたらそれこそ無茶なお願いというか希望なのかもしれないなと思った。
彼女とかパートナーとかじゃなくて、全くの別枠の人というのを私のためにイケメン上司の人生の中に新設してくれないかな…と思う。
魂メイトみたいな、イケメン上司の人生で1人くらい私ほどなんだかわけのわからないぶっ飛んだ人がいてもそれはそれで面白いかもよ?と控えめにアピールしてみる(笑)。
あと4分で6月9日6時9分になるから、このままアップの準備にかかろう。
こんなゾロ目に合わせて何が面白いのか他の人には全く伝わらなくても私は十分テンションが上がる。
そういうくだらないことでもし少しでも、それは失笑でも苦笑いでもいい、イケメン上司が笑ってくれたのなら最高だなと思う。
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