真夜中に目覚めた時か朝目覚めた時かは忘れたけれど、携帯の日にちのところが「11」となっているのを見て、今の年齢があと残り1ヶ月なんだと思った。
もう少し頭がスッキリしてから、「私、今41歳で合ってるよね!?」と自問自答した。
あんまり年齢を書くことがなかったなぁ…なんて思いながら、42歳になることよりも41歳という1年があと1ヶ月なんだということを感じた。
そして残りの1ヶ月、その41歳の今の自分に何かを毎日プレゼントするように過ごしたいと思った。
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2021/02/11 建国記念日
うだうだと布団の中にいて、7時半を回っていた。
「そうだ!」と即座に思いついて、すぐに身支度をしてシュークリームを買いに行こうと思った。
地元の某洋菓子店の昔からのならわしで、毎年2月は「サンキューセール」と銘打って、1個39円でシュークリームが売られる。
基本は一箱10個で箱単位で売られる。
先日買いに行ったら、店の人から「雪だろうと吹雪だろうと天気に関係なく、そして土日平日関係なく、毎日8時半には売り切れます。早いお客さんだと7時頃から並んでいます」と教えてもらった。
そこで7時半を少し回ってそろそろ40分という頃、今から急いで歯磨きと顔を洗い終えたら、コートさえ着てマスクすれば買えるかも!と思って急いで支度した。
本当に5分くらいで支度して、車を出した時は7:45と車の時計は表示されていた。
晴れていて空の色も薄い青色で路面も凍結していなくて、2月とは思えない素晴らしい天候&道路状況だった。
(2月の新潟は、基本雪か雨、たまに曇り、晴れは2日ないし3日程度。そして晴れても今度は路面凍結というおまけ付き)
最初にサンキューセールで買ったのは高校生の時だった。
あれからずいぶんと経ったんだなぁ、車の中でスピッツを流していたら、この曲たちが出た頃からのものだと思った。
別になんてことない日常のある1日、ある瞬間が、こうして自分の人生を作っているんだなぁと思った。
今回初めて工場併設の店舗の方で買うけれど、私が思っていた以上に人気の商品なんだと知った。
店舗に着くと、まずは駐車場がなくて(いつもなら10数台分ガラガラ)、多分初めて駐車場ではない通路のはじっこに停めた。
スタスタと行くと、ずらりとお客さんが並んでいて、みんなすごい早くから来るんだなぁと思った。
私は8時5分には並べたけれど、すでに何十人の列になっていた。
晴れた日はいいけれど、これ雨とか雪の日は悲劇だなぁなんて思った。
無事に二箱(母からのおつかいも頼まれた)買えて、私の後ろの人から何箱買いますか?と聞かれていたから、もうあと数人後ろで売り切れるんだろうなぁと思った。
早く出たついでに、夜の鍋用の材料も近くの大型ショッピングセンターで買うことにした。
朝8時台とは思えないお客さんの入りで、レジでは4、5人並んでいた列に私もついた。
本当になんてことない日常で、強いて言えば朝早いということくらいだった。
私の中は本当におだやかで、これが自分の今の日常なんだと思ったら、「愛おしき日常」だったか「愛すべき日常」だったか、どちらかの言葉が帰りの車の運転中に出てきた。
42歳になろうとしていても、旦那さんも子どももいなくて、定職に就いてもなければいつかはまた仕事をなんとかしないといけなくて、家もなくて、何か財産と呼べる貯金や物もなくて、気付いたら本当に何一つ世の中の同世代が持っているものを持っていないけれども、なんだか今の自分は満たされてると思った。
帰り道短いトンネルを1つ通過するけれど、その時に「あぁ、私の中で圧倒的に『生きづらさ』が減ってくれたんだ」と気付いて嬉しくなった。
本当に何ひとつ人に誇れるようなものとか、世間一般の価値に沿ったものを何も持っていないけれども、なんなら先々の未来は人一倍不安定さと共にあらねばならない状況を自ら作っているけれども、それでも自分は満たされていて今この瞬間は全て大丈夫と思えた。
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あの後色々やるべきことがあったけれども、少しゴロゴロしようと思って布団にひっくり返ったら、そのまま1日ゴロゴロコースに変わった。
なんだか色々金曜の夜から土曜の朝に一気に押し寄せそう…と寝ぼけた頭で思ったけれども、もう動きたくないからいいかとあきらめた。
唯一その翌週にある占星術講座に向けた質問を先生にメールした。
一度書き終えたのに、寝ぼけてその画面を出しっぱなしにしていたら、誤操作ですべて消してしまった。
自分のアホさ加減に呆れながらも、もう一度質問を記憶をたどりながら書き直した。
夜は予定通り鍋を作って父と母と食べて、梅沢富美男の俳句を聞いて、風呂入って、またその後もうたた寝をして起きたら髪の毛がすごいことになっていた。
洗面所でパシャパシャとお湯を髪の毛につけたけれどさして直らず、どうせ朝またやらないといけないからと早々とあきらめて、歯磨きだけしてまた自分の布団に戻った。
ブログ書きたいなぁとうっすらと思ったけれども、昼寝も夜のうたた寝もものともせず、すぐに眠りに落ちた。
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2021/02/12(金)
路面凍結を見越して、朝早くに家を出たら始業50分前に着いて、これを始業前に書いている。
滅多に机の上の個人の連絡BOXに何も入ってこないのに、自分の字で「大至急」と書かれた袋が入っていた。
大御所回覧に回した資料で、てっきり大御所回覧が終わって戻ってきたのかと思った。
そうしたらそうではなく、同世代の出来杉さんからだった。
出来杉さんは何人かの女の人が「カッコいい」と言っていただけあって、男勝りなカッコ良さがあって、さらには仕事も超できる。
(男の人に男勝りって使うの変だけど、とにかく典型的なザ・男って感じの人)
海外赴任もしていたから英語もできる。
そうしたら、英語の中で気になるところをいくつか丁寧にメモに書いて、確認してくださいとあった。
今日は休みを取っているとかでいなくて、だけど大御所回覧に差し障りがないようにできることをすべてしてくれていた。
面倒くさいといつもなら思うけれども、基本的に英語でそこまで見てくれる人はいないから、その行為がとても素敵だった。
普段なら見ただけで嫌になる追加の直しも今回は全く嫌ではなく、むしろそこまで見てもらえたことに感動した。
今回は担当が変わって出来杉さんになったわけだけど、出来杉さんのおかげでさらに良い方向に向かえるとわかってありがたいばかりだった。
午後、朝の出来杉さんの気持ち良い対応とは真逆の事態が発覚した。
なんと、10日ほど前に提出した英訳資料が放置されたままで、まだ客先に送られていないことが判明した。
前回、前々回のブログで書いていた、Mr.ダンディに手伝ってもらった高瀬さんとゴマオの案件が、なんとずっとそのままにされていたことが高瀬さんが私の上司に諸々の質問にきたことでわかった。
もう絶句するしかなく、なんで1日月曜日の昼前に終わっていたものが、12日金曜日、祝日もあったとは言え、お客さんの国なら普通に10営業日あるだろう時間放置されていたのかわからない。
あまりにも酷かったから、私は速攻でMr.ダンディにチクリに行った。
もうひとつ同時進行で進める計画だった公的文書の完成に合わせて、それをものすごい速さで仕上げて持っていきながら、その放置されていたことを普通に告げ口した。
公的文書も直前に大幅変更となって、まだ日本語原稿が完成していないのにその状態で「今日(12日)出したい」などとほざいている高瀬さんと多分高瀬さんよりもゴマオの意向があって、超はちゃめちゃすぎる中、私は変更した内容に合わせて最優先でその英訳をした。
それはMr.ダンディとの連携プレイで本当に日本語原稿決定前に仕上がったけれど(変更しないことを見込んで作った)、本気で何もかもがおかしなことになっていた。
Mr.ダンディは私をなだめながら(笑)、本気で呆れ返ってはいたけれど、Mr.ダンディから何かしら現行の上層部にテコ入れしてもらえることを超期待しながら(ちなみに何か言って欲しいということも冗談めかして言った)、とりあえずやれることだけやって私はその案件から離れた。
私の中でもはやこのことはエンターテイメントでしかなく、私が関わって見ているくらいだから、超ありえないことなり前例のない制裁なりが加わるんじゃないかと思う。
↑変な案件ばかりに当たっているから、今回ももれなくそちら寄りどころか過去最大に悪質な感じだから、相当悪い形に転じると思う。
相変わらずカオスな会社劇場になっている。
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2021/02/13(土)
昨日は仕事が終わってから今年のバレンタインに向けての準備をした。
今日この後、郵便局の休日窓口の時間に合わせて送り出す。
今年のバレンタインは人生初の体験満載で、1つ1つのプロセスがとっても楽しかった。
絶対に喜んでくれるって確信しながら用意できるって、すごく喜びに満ち溢れていた。
手紙も自由に書けて、プレゼントも自分好みに用意できて、人生の中でも思い出に残るワンシーンになるんじゃないかなと思う。
ちなみにMr.ダンディにも月曜日にチョコと長い間私の机に入っていたプレゼントを渡す予定でいる。
来年はもう私はいない可能性も十二分にあるし、直接手渡しできるのはもしかしたら今年が最初で最後かもしれないから、来年があるならそれはその時で、とにかく今しかないかもしれないなら今のチャンスに乗ったらいいんだと自分の中で結論付けた。
まずはバレンタイン関係を諸々整えたら、その後今度は魂の傷にまつわるワークショップに参加。
参加と言ってもwebでの催眠療法みたいなのをするのか、その辺りはわからない。
午前はそれで、午後からは占星術の巨匠松村潔先生のweb講座を受ける。
なかなかハードなスケジュールだけど、そんな非日常も楽しみ。
41歳の時間はもう残すところ1ヶ月もなくなったけれど、とにかく41歳の自分にありったけの楽しみや贈り物をしたいなぁなんて思う。
納得のいかないことや憤慨することも色々あるだろうけれど、誕生日を迎える頃に「なんか41歳も良かったな」と思えたのなら御の字だと思っている。
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