おいせさん手帳第43回目
担当:ノム
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11月14日
自分自身に関心を向けて、自分の軸を太く太く。
蠍座の新月を前に
明日の午後、蠍座で新月を迎えます。
蠍座は、物事を根本から変容させるエネルギー。集中力が増す時期です。
今、自分が気になっていることがあれば、本腰を入れて取り組んでみる。
あるいは、ずっとモヤモヤしていたことを思い切って断ち切る。
自分の深層意識にアクセスし、本当の気持ちに気がつきましょう。
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今さらな感想だけれど、限られた字数の中でギュッと濃縮したメッセージを書き上げるってすごいなぁと、今回のノムのメッセージを読んで思った。
占星術講座を取る前から私は3人ほどのカウンセラー系の人の無料メルマガを登録していた。
そこには新月満月の度にそれぞれの新月満月に合わせたメッセージや今すると良いこと反対に避けることなんかが書かれていて、その内容が一体どんなカラクリなんだろう?と思っていた。
蠍座の新月と魚座でも牡羊座でもその新月の差がさっぱりわからなかった。
そして今だからわかるけれど、「情報」はたくさん書かれていたけれども、「心に届くメッセージ」ではなかったなと思った。
当時の私は3人の人が何を基に書いているのか全然わからなかったけれども、それぞれカウンセラーなりコーチングのコーチなりだと思っていたから、その人たちは特別に宇宙的な情報をおろせる、自分にダウンロードできる特殊な技術の持ち主なんだろうと勘違いしていた。
占星術講座を取って、ようやく新月満月の仕組みがわかったし、例えば今回ノムが書いた蠍座の新月だとどうしてノムが書いたようなメッセージになるのか、その理屈がわかる。
理論理屈がわかる今だからこそ、限られた字数の中で無数にある蠍座の性質の中から今回のメッセージを選ぶノムの感性と完成度の高さに感嘆のため息が出る。
必要なメッセージを本当にわかりやすく端的に書いている。
講座の時に先生が「野村さんの文章はとても参考になる」と言っていたのがわかる。
先生いわく、ノムはフラットに読んで内容をまんべんなく網羅していて、それをわかりやすく書いているとのことだった。
ちなみに武士俣さんは情報が偏っていて1つのことばかりに目を向けがちだからもっと広くフラットに見る練習をしましょう、と耳にタコができるくらい言われていた( ̄∀ ̄;)。
ノムは先生に「野村さんはこれまでどこかの占星術講座を取ったりしましたか?」と質問されていたくらい、まさか今回がお初の素人で新人だなんてとっても思えないみたいだった。
ノムが持っている書く力と書く時の材料の集め方、集めた材料から必要なものを選定する力、そしてそれを言葉にする力、そういうものが渾然一体となって、今回みたいなメッセージに仕上がる。
この世で唯一無二のメッセージは、こんな風にして届けられる。
おいせさん手帳を持っている誰かが今日のページを開いて、今日の新月パワーを知る。
どんな性質を帯びた新月かなんて専門知識がなくても、誰にでも伝わるわかりやすい言葉でノムが伝えてくれてる。
本当にすごく良いメッセージだなぁと改めて感じた。
ノムのメッセージの中にある「物事を根本から変容させるエネルギー」というのが、蠍座の性質の1つに数えられる。
来月にはさらにその力が強まる天体配置になるけれど、それの序章的な今回の蠍座新月とも言えると思う。
今「蠍座新月」とネットで調べると
・真実に気付く
・心の奥底の想いや願い
・変容と再生
とか、そういうワードが立ち並んでいた。
新月パワーか何かは知らないけれど、昨日仕事で大きなトラブルが発生した。
締切に間に合わないことが確定して、それが社内の締切ではなく客先に対して間に合わないことが確定した。
私もその間に合わない理由の1つを作っている。
結論から言えばそうなるけれど、私は間に合わない理由を作りたくて動いたのとは違った。
そもそもは大容量の取説の英訳依頼が先月来た。
数十ページあって、そんなのを私やもう1人の担当者で担当したら他の仕事が一切できなくなるから、外注翻訳に出すことになった。
本当は元となる和英の資料があってそれを見て作ればいいという担当部門からの話だった。
ところがその資料を見て、速攻使えないことがわかって、なぜならきちんと誰かわかる人が作っていなくて和英で内容が不一致なだけではなく、英訳がボロボロだった。
そして日本語も本当に下書きみたいな感じで、文章も構成もおかしかった。
で、上司と相談して、今回の取説の日本語をきれいに整えて、それを外注翻訳に出せばきれいな英訳が戻ってくるから、それが一番手っ取り早いとなった。
そして上司と私とでそれぞれが同じ取説を読んで気になるところを全部チェックして、担当者に戻して日本語を直してもらって、それから社内でOKが出たらあとは外注翻訳に出す算段にあった。
ところが最初の原稿に不備がたくさんあったことも手伝って、担当者から戻ってくるまでかなり時間を要して、そして戻ってきたものがさらに不備が無数にあってそれの指摘と確認と修正を私が主だって担当して、そこはもちろん最短でしたけれど、そんなこんなで締切に間に合わなくなった。
ちなみに私が最後に担当部門でOKが出た原稿を見た時も、構成がぐちゃぐちゃで言葉も2ページに1つくらいの割合で誤記や見落としがあって、それら全部を気付いた限り拾って確認して直した。
表紙には大御所たち3人の印があったのと、他にも専門分野の担当者たち(役職付)が名を連ねていた。
一言で言うと「見ていない」。
それが私にはわかった。
私や上司が細かいんじゃなくて、本当に誰も何も気付かないほど能力がないのでもなく、きちんと見ていない読んでいないからそうなってるのが一目瞭然だった。
なのに、それは私の部署の責任だと担当部門が言い出した。
私も怒られたというか、注意を受けた。
だけど、私は本当に何が間違いなのかわからなかった。
今回は英語から今度ヨーロッパ言語にさらに翻訳される。
日本語がコケているというのは、すなわち英語もコケて、さらにその後の言語も全てコケる。
それが今きちんとできるかどうかの瀬戸際にあって、それを日本語の時点でみんながなあなあにしている。
私は単に日本語が適当だとその後の英語チェックがものすごい大変になるのがわかっているから、それをしたくなくて単につっこんでいる。
でもきちんと作れば良いものができるから、それの方が会社の利益にもなればお客さんも信頼と安心してその取説を使える。
当たり前のことだと思う。
だけど表面的なことばかり見て(遅れるのは当然アウトにしても、そうすると体育会系会社あるあるで上からお叱りがくるのと色々煩雑な申請があるらしい)中身がスカスカでそれで客先に出す方がどうかしている。
みんな怒られたくないとか、とりあえず間に合えばいいとか、何が大事なの?自分の沽券(こけん)なの?と思う。
原稿の最終チェックをしてもらうために、私の方で全て直したものを印刷して、回覧の準備をした。
普段はそのままだけれど、今回は回覧用の書類の一番上に手書きででかくメモを付けた。
上司と私とで3回ずつ見ていて、それでも抜けてる可能性があるから丁寧に見てください、お願いします、と書いた。
さらにはそのうちの1回は、各担当部門がOKを出した後も不備が色々あったこともやんわりと書いた(多分私のやんわりは世間一般では「はっきり言い過ぎ」と言われる( ̄∀ ̄;))。
そんな話を同級生の同子ちゃんにしたら、「ねぇ、今度からそれする時上司と部長の判ももらった方がいいよ!」と言われて、私は担当者のところに行ってメモ用紙を借りて、そして上司はさておいて部長に初めてそういうことで印をもらいに行った。
部長も苦笑いしながらも押してくれた。
これがどうなるかなんてわからないけれど、私はここ2ヶ月くらい、本当に英訳もしてるけれど、それと並行して日本語の修正をかなりしていて、それを毎回報告に上げている。
もちろん私が修正を扇動してるんじゃなくて、英訳するのにわからないから確認に行くと、担当者がよく読んで「意味がわからない」と言って冗談抜きで2分3分読み解こうとフリーズするから、それで日本語を変えよう!と担当者が言って、書き直してもらったのを今度は私が打ち直して整えている。
担当者と私はわかっても他の人たちは知らないから、それでそれを毎回関係者に連絡している。
会社で嫌われても煙たがられてもなんなら切られてもいいから、とにかく最低限の質のものはきちんと出したいから、それでできることは全てやる。
締切だって毎回無茶ぶりな依頼だけれど、全部間に合わせている。
今回は間に合わないのが私1人のことではないと思うけれども、間に合わなかったのは今回が初めてになる。
しかも英訳じゃなくて日本語が間に合わない…。
ずっとそうした不具合修正が続いている中、昨日の一件は本当に根底からの見直しをせざるを得ない、そのことを突き付けられているように感じる。
ちなみに私の英語の大師匠、社内でもトップクラスのMr.ダンディは、私のそうした様子を見て笑いながら「武士俣さんの思い通りに物事が動いている」とよく言う。
Mr.ダンディこそきっちりとしているから、みんなMr.ダンディの前ではピシッと背筋が伸びているし、私にならギャアギャアと言って私のせいみたいなことを平気で言うようなこともしなくなる。
とにかくそんな風にして今物事は動いている。
根底からの変容よりも、私は自らの身の安全を第一にしたいところ( ̄∀ ̄;)。
(今日はこれから急遽月火と有休も取って、姪っ子と妹たちに会いに行ってくる。家族みんなで会うのは1年振りくらいな気がする。
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