2014年9月29日月曜日

レベルを落とせないもの~日記帳探し(続編)

先日、とうとう1年以上探しに探した、次期日記帳候補と出会った。

うちから電車で10分ほどの雑貨屋にどうやら在庫があるらしいとわかり、

それを見に行った。

表紙は申し分なし。

デザインもとっても気に入った。

中も見れるようになっていて、

100点満点とはいかなくても何とか折り合いをつけれるレベルだった。

さらに、どういうわけか、50%OFFになっていて、

もう買うしかない!と決めて買った。

今、目の前で見ていても、ステキなデザインだと思う。

シンプルで、色がきれいで。

とりあえず、日記帳に出会いました!ということで、1ページ目に日記を書いたのは数時間前。

数時間前から、一気にまた気分が急降下することになる。

今回の日記帳は、最初ネットで見つけた。

30件近いレビューの中で、たった一人だけインクのにじみ具合について残念と言っていた。

嘘か真か、真相は使ってみなきゃわからない!と腹をくくって家に持ち帰ってきた。

きたけど、残念。

そのたった一人の方のレビュー通り、インクが滲むというか、

次のページを開くと、前のページに書いてある事がすべて透けていて、

読めるくらいの感じだった。

一歩間違えたら、確実に滲む。

日記帳として使えるなら、ペンを変えてもいいと思った。

そして、今手元にあるペンを色々と試した。

残念なことに、シャーペン以外はすべて透けて見える。

筆記具を変えても解決しないとわかり、これはやはり日記帳探し続行しかないんだということに

行き着いた。



よく、生活のレベルを落とせない、と巷では言われる。

わたしの場合、色々生活上の制限があっても、とりあえず生きていけることは

実体験を通してわかった。

当然、制限が生まれるということは、生活のレベルも落とすことに繋がってくるけど、

それでもその中で楽しく生きる術はあるとわかったし、

意外にやっていける自分にもびっくりした。


でも。

今回の日記帳は、それこそレベルを落とせないものなんだと、今日よ~くわかった。

実は、この1年くらいの間だと思うけど、

もう一冊候補になった日記帳があって、実際に購入までした。

今回同様、今日出会いました!ということだけ、最初のページに書きこんだけど、

あまりの用紙の質の悪さにわたしはそのノートを結局捨てた。

どう考えても、愛着を持って数年使いこなすことはできそうになかった。

他の用法に変えたとしても、やはり使えないだろうと踏んだ。

わたしにとっての日記帳は、知らぬ間に「絶対にレベルを落とせない品質を求めている」

ということがわかった。

よく考えてみれば、わたしの鞄という鞄は、

すべて日記帳一冊がきれいにおさまることを大前提として購入されている。

どこにでも持ち歩いて書けることが、無意識のうちに大切な条件になっている。

なんだったら、停電で電気がない中、わたしはランプの明かりだけで書いたりもした。

日記を書くために、家では茶菓子や飲み物を用意し、洒落た器に入れたりもする。

それ位日記に対して、自分でもなぜかはわからないけど、熱を注いでいる。

書きたい時にしか書かないし、

回数で表すと月に1~2回位、多くても5回位でしかないけれど、

それでもなぜかとても大切な時間になってる。

書く手段はいくらでもあるけれど、

「日記帳」自体はわたしにとってとても特別な存在なんだと思う。

だからこそ、妥協も嫌だし、日記帳の質によってストレスが生まれることは絶対に避けたい。

自分でもびっくりする位に確固たるレベルがあるんだと、今回びっくりした。

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