ときどき、多分1年に片手で数えるくらいの回数。
猛烈に人恋しくなるときがある。
心地良い沈黙を共有できる誰かに、会いたくなる。
寂しいから恋したいとか、
心の隙間を埋めたくて誰かにいて欲しいとか、
いう感じではなくて、
とにかく意味もわからず誰かと一緒にいたくなる。
男性女性、老若関係なくて、
そう、心地良い沈黙を共有できる、
そんな人たちに会いたくなる。
ドミニカにいた頃。
直前まで打ち合わせか何かで人に会っていた。
用事がすべて終わって昼下がりの明るい外に出た。
雲ひとつないような晴天の空が広がっていたのはよく覚えている。
閑静な住宅街の中を歩いている時。
突如、泣きたくなるくらいに、寂しくなった。
人恋しくて人恋しくてたまらなかった。
ちなみに、その時ふと会いたいと思ってとっさに思い浮かんだのは、
手芸大好きで3児の母をしている素敵な日本人女性Mさんだった。
記憶があいまいすぎて、細かくは思い出せないけど、
その日はMさんには連絡を取っても仕方ない、繋がらない、というのだけはわかっていた。
他に連絡を取ろうと思えば他にもいるだろうに、
すごく人恋しいのに、誰にも連絡できなくて、
なんだかひとりでぽつんとしてしまった。
その後どのように過ごして、どのような経過をたどってまた日常に戻ったのかは憶えていない。
ただ、憶えているのは、青い真夏のような天気の空の下、
閑静な住宅街の中で、ひとりぽつんとそこに存在して、
異常なほどの人恋しさに襲われたことだけ。
こんなことを思い出したのは、昨日の朝6:55にかかってきた1本の電話だ。
週末の計画が流れそうになっていることの連絡と一緒に、
結婚に向けて着々と準備が進んでいるという一報が、
これから5連チャンの勤務の初日、月曜日の朝、
めでたい話のはずなのに、
わたしの中では嵐のごとく色んな感情が渦巻いていた。
まじめにわたし何を自分の人生でやっているんだろう???
とどんよりしてしまった。
結婚していない焦りよりも、
すべてが宙ぶらりんの自分の状態に対しての焦りがわぁ~っと押し寄せてきた。
その後仕事にも行ったし、日常をこなしたけど、
先に書いたドミニカでの人恋しい体験が鮮明に思い出されて、
あぁなんだかあの時と似ているなぁと思った。
この流れを変えるべく、思いっきり「非日常」の体験を自分でしてみたい!と思った。
できたら、誰か心地良い沈黙を共有できる人がいれば尚のこと良い、
と思った。
いくつか候補を考えて自分で昨日の夜は少し調べたりもしたけど、
どれも気乗りせず、すぐにやめた。
まぁいいか~と流して、そんな計画頭のすみに追いやられ、
また日常に戻った。
そうしたら、今日、予想もしていなかったところから突然「非日常」にふさわしい計画の話が届いた。
計画者の友達とさっき電話で話した時のこと。
ぶっしー今何やってる?という話になった。
派遣しながら、これからの身の振り方を考えてる、と答えた。
友達はわたしに一言、
「ゆっくりでいいや~ん!」
といつもの関西弁でさらりと言ってくれた。
しかも、相手は心からそう思って言ってくれてるのがよく伝わってきた。
気を利かせようとか、
いいことを言ってやろうとか、
そういう計算めいたことは微塵もない。
ただただ、その人の心からぽろっと出てきた言葉だった。
多分だけど。
猛烈な人恋しさは、
こうした無計画の人の優しさによって癒されてる気がする。
毎回どうやって回復したのかなんて、
そんなこといくら記録好きなわたしでも書き残していない。
だけど、多分、今日みたいに、突然やってくる人の想いに救われているんだろうなぁと思う。
「人恋しい」かぁ・・・そう、「人恋しい」って、なんか突然に
返信削除やってくるよね。
とゆうか、普段ははっきり自覚できていないだけで、
たぶん基本的にいつも少し「人恋しい」状態なんだけど、
何かのきっかけで「うわ、わたし相当に人恋しかったんだ!」って
気が付く・・・みたいな感じもする、私の場合!
知らない人に、不意にやさしい言葉をかけてもらったり、
チビ(甥っ子)がニコニコして手を繋いできたり、
そんな時やたら大げさにぐっときて、涙まで出そうになったりして、
「あ、どうやら私ふれあいの栄養失調でした・・・」って自分で
ビックリするもん(笑)。
>無計画の人の優しさ
は、効くよね本当に。 (^^)
ひとり遊び?は得意なので、誕生日もバレンタインも全然
平気なんだけれど、なぜだろう、「クリスマス」だけは・・・
♪ジングルベル~♪ の音色を聴くと「きゃーさびしいっ!!」って
思っちゃう。なんか「私だけ、やるべきことをやっていない」
みたいな気持ちになるとゆうか・・・
ケンタッキーと不二家の陰謀だろうか(笑)!?
さんごさんへ。
返信削除さんごさんのコメントを読んでからこの1日ほど、自分の過去のクリスマスを振り返っていたよ。
何にもない時に人恋しくなる、ことはあるけれど、
クリスマスはそういう感じには多分一度もなったことなくて、
じゃあ何をしているんだろうか、私は・・・?と疑問に思って、それで振り返った。
振り返ってみて、自分がサンタクロース的にプレゼント配る係の時もあったし、
クリスマスケーキ作るバイトにいそしんでいた時もあったし、
日本じゃない時は日本の正月のようにどこかのお宅におじゃました時もあったし、
あと名古屋にきてからあえてクリスマスに女の子の友達とお泊りを計画して、
二人で奮発してデパ地下ケーキを予約した時もあった。
あと、私よりも10歳以上年上の男性が、
「ぼくの子どものころの夢はサンタクロースになることで、
だから今大人になって自分の好きな人たちにプレゼント配れるのが本当にうれしくてうれしくて
365日毎日クリスマスにならないかと本気で思ってる」
と言われながらプレゼントもらった時もあって、
なんか色んなクリスマスがあったなぁ~なんて思ったよ(笑)。
さんごさんが「クリスマス」と言ってくれたおかげで、
15年以上、毎年買おう買おうと思って買わずにいた、クリスマスソングのCDを今年は買う!!って決めた(笑)。
クリスマスソング、私意外に好きなんだよ~♪
ある曲を聴くと、
「これ私が子どもの頃から大好きなクリスマスの曲なの~」
と言ってその曲を紹介してくれた友達とその風景を思い出して、
なんだか意味もわからず涙が出そうになる曲があるんだけど、
今年こそ、その長年の夢をひとつ実現しようと思います!
さんごさんのコメントの返事に全くなってないけど、
読んでいて色々思い出したこと書いちゃった・・・。
「自分史」ノートという、まったく進まないノートがあるんだけど、
数ヶ月ぶりにそこにクリスマスにまつわる思い出を書き足したよ。
さんごさん、きっかけをありがとう。
クリスマスソングCD、いいね♪
削除わたしも、クリスマスソング自体はけっこう好きだよ。
聴いててウキウキする曲、ほっこり和む曲、
神聖な気持ちになる曲、いろいろあるのも楽しいよね。
ぶっしーのクリスマスの思い出、すごく素敵!
私も、子供のころの幸せなクリスマスをふと思い出したよ。
おいしい料理やケーキが並んで、家族がみんな笑顔で、
朝までプレゼントを待ちきれない気持ちで・・・(^^)
もういい大人になってしまったけれど、今年はまた
そんな気持ちで、積極的に(?)楽しんでみようかな。