2019年7月2日火曜日

eat LOVE ⑷ celebration〜アトリエより〜

野村浩平 個展「 celebration!」@ plate tokyo
(↑ノムの個展の案内文。リンク飛びます)

個展「celebration!」のお知らせ
(↑これも個展の別バージョン(?)の案内文)





上のサイトと写真は、個展の案内と実際の会場に設営された後の写真。
ここから下の写真は、アトリエ内の写真。


















ーーここからは武士俣流の好き勝手な文章ーー


本当は別のeat LOVEの文章と一緒に個展の案内文のリンクや写真を貼る予定でいたけれど、書いているうちにその話と個展とがあまりにかけ離れていくから、これだけ先にアップすることに。

ノムとミッチーのアトリエは、不思議な魅力と色彩を放っている空間だった。

色彩というのは、色ということじゃなくて「性質」的なもの。

何かが2人の手で新しく生まれ出ずる場所に入れてもらって、秘密基地に誘ってもらえたみたいで嬉しかった。

ノムが今回の個展の準備をしていた途中、日付を見たらノムの誕生日から10日後にもらったメールより。


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

結果的に、みっちーと郊外の、人との接触がすくない今の家に引っ越してから、
ひきこもり的になり、その繭の中みたいな安全安心さを味わい、
あとから「ああ、ずっとこれが欲しかった!」って気がついたの。

(中略)

で、ふたりとも、リラックスできる場所、時間がたっぷりできて、
毎日のようにゴロゴロして、食っちゃ寝して、
そのダメ人間的日々を、誰からも咎められず満喫して、
それがベースになって、
初めて、自分からなにかを放ちたい、つくりたい、って意欲が、熱がわいてきた。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆



この自発的な意欲が形になる場所が2人のアトリエだった。

アトリエはとても素敵で、いるだけで居心地が良かった。

そこで私はノム本人の解説付きで今回の個展の絵を色々見せてもらった。

見ているのは絵なんだけど、絵というより「時間」という名前の物語みたいな感じだった。

「時間」には過去も今も未来も全部含まれている。

絵の中にある想いとかそれが生まれるまでの誕生秘話とか、いつかの未来を予想した話とか、ノムの展望とか。

絵は絵でもそれだけにとどまらず、その先には無限大に広がるものがどの絵の中にもあった。




私目線で気になったアトリエ内のあれこれを写真で紹介。

もはや個展でも絵の紹介でもないと言う…。

どういう感じで写真がアップされるかわからないから、順番はめちゃくちゃかもしれないけれど、とりあえず解説を。

・風景的なものはどれもアトリエ内。

・写真の中に写っている絵は、ストーブと一緒に写っている絵以外は、以前描いたもの。今回の個展には出てない。

・ストーブはオークションで購入したらしく、冬になると本当に大活躍するとのこと。
その風景が好きで撮ったら、まさかその中に一緒に写り込んでる絵も今回の個展で出ることに!

ノムいわく
「家にいるときは、その絵は飾らないかもって思ってたんだよね。予備みたいな。けど、行ってみたら、いきなり入り口にこの絵!って思って。なんか、こういう流れも面白いねえ。」
と急遽飾ることに変更した模様。
(だから、トップの方にある個展会場内の写真3枚のうちの1枚に同じ絵がある)

・ミシンに向かっているのがミッチー。ジージャンの刺繍もミッチー。

・窓側に向かってしゃがみながら絵を触っているのがノム。

・アトリエのポスト。個性的でとてもかわいい。





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