44歳最初のブログ。
日付はまだ3月11日。
あと20分弱で翌日だけど…。
手書きの日記帳を3つ書いて(誕生日日記、普通の日記、5年日記。誕生日日記は書く気が途中で失せて明日に持ち越すことにした)、さらにこんな風にブログも書こうだなんてなかなか普通にそれをやる人なんてあまりいない気がする。
余談だけど、誕生日の日にしか書かない誕生日日記も20歳から始めて今回が25回目で、これだけ長く続けているととても感慨深いし面白い。
そんなことを始めようと思った当時の自分に拍手を贈りたい。
で、44歳最初のブログは「物欲」に関して色々と思ったり気付いたり発見したりしたことを書こうと思っている。
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天然石探しをしていた数ヶ月前のこと。
多分年末年始あたりなんじゃないかなと思う。
色んな天然石を見ている中でとても気になるというか引っかかる言葉があった。
今でもまだ引っかかっている。
メルカリで見ていた中で「処分セール」と謳っている人がいた。
これが普通のものなら在庫処分とかあるだろうし、変にスペースを取るなら安くしてでも引き取って欲しいとかそういうのは想像ができるし、実際に私なんかは値引き大好きみたいなタイプだから処分セールとかそういうものにすぐに飛びつくところがある。
だけど、天然石だけはそれがどうやっても受け入れられなかった。
人間側の都合で石たちを迎えて、わざわざ自然界にあるものを人間側の欲だとかビジネスだとかいう理由で多くの天然石はふるさとの自然界から離れて人の手に渡っていく。
すでに出発が不自然というか自然の摂理からは外れているわけで、だからこそ天然石たちが私の元にやってくるというのは最初からズレていてでもそれを縁あって迎えて石たちも来てくれるわけだから、基本的には大切にしたいと今この年になったからこそ余計にそのように思う。
しかも大物の石で動かすのも大変とかならわかるけれど、小型で場所をたくさん取るとは思えない天然石たちで、だからこそ簡単に動かせる=簡単に手放せるのかもしれないけれど、それでもやっぱり処分という言い方は何か大きく間違えてる気がしてならない。
サヨナラSALEとか、期間限定セールとか、言葉ならいくらでもある。
「処分」って言っちゃってるあたりで、その石の持ち主の考え方が見え隠れするようだし、そんな風に言われてしまう石たちも可哀想だなと思う。
そして石たちを迎えるとするなら、本当に一生付き合い続けるその覚悟を持てそうなものを出迎えたい、だから吟味に吟味を重ねよう、そんな風に思いながら選んでいた。
実際にやってきた石たちは大正解で、そもそも石の色とか模様の具合が変わる様子を見たいという目的が大きかったからそれが見込めそうな雰囲気を持っている石たちを探したわけだけど、本当にどの石も色々と変化して見るのが楽しい。
その神秘な様子となんとなく持っているだけで楽しいのと、買って良かったなと思う。
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物欲に溺れて数ヶ月。
そろそろ打ち切りたいところで、その中で天然石にはあまりはまらなかったことは本当に良かったと思っている。
今のマイブームはリバティと呼ばれる布で、リバティも十分に値段は高いものではあるけれど(他の布なら同じ金額で10倍の長さが買えることもある)、もし同じ量や回数天然石を購入していたのなら今頃私は財政破綻になっていた( ̄∀ ̄;)。
天然石はそう簡単に迎えるものじゃないという自制する心があるのと、もし迎えたとしてどのように保管するのかわからないところもあってすぐに手出しをしないし、今後も天然石だけはそんなに手を出すことはないように思う。
(2023.3.12)
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20日月曜日に有休を取って4連休にした。
今回は基本的に家に引きこもって色々とやりたいことをやる計画にしている。
物欲によって色々増えた布をはじめとする物たちと戯れることももちろん計画に入れた。
というか1番のメインがそれ。
初日の昨日(3/18)、今回やってきた絶版のルノルマンカードを開くために、カードリーディングをする時用の小さなリーディングマットを作った。
表にはリバティと呼ばれる布の廃盤のデザインを。
布の耳と呼ばれる端っこを見たら、2013年のデザインとわかった。
当時の自分がどんな風だったかそこそこの記憶があるけれど、当時名古屋にいていくらでも布の調達はできたけれど、布関係には全くと言っていいほど見向きもしなかった。
当時はスピリチュアル的なことを学術的に学ぶことに一旦区切りを付けて(という風には当時は全く思っていなかった。今振り返るとそうだったとわかる)、引きこもりの後に初めて派遣として短期の仕事に行った頃になる。
仮に布に興味があってもリバティに手を出す経済的余裕なんて絶対になかったし、そもそも生き方をどうしようかと本気で思い悩んで、今も悩んでないわけじゃないけれど当時は今よりもっと迷宮入り的に悩んで決められなくてそれで手一杯だったから、とにかくリバティの当時の新作の布なんて知る由もなかった。
今回小さなカードリーディング用のマットを作るのに、裏側は何が良いかと色々探したら手持ちのリバティたちはいまいちしっくり来なくて20代の頃にパッチワークにハマって集めた布たちを見て、そこから1つ気に入った布を使うことにした。
まさかの20代の自分と40代の自分が手芸でマリアージュするだなんて思ってもみなかった。
ちなみにカードリーディング用のマットのミニバージョンは前々から欲しいとはひっそりと思っていたけれど、今回の物欲全開になってからより一層欲しくなった。
この物欲が収まらない唯一の攻防として(攻防力はゼロに等しい( ̄∀ ̄;))、買う買わないを決める際に前から持っていたルノルマンカードを引く。
自分で引かずにペンジュラムに選んでもらっている。
手のひらより小さいサイズだけれど、数枚は引く羽目になるから、その時に今は適当に畳の上とか大きなマットを半分に折り畳んだ上とか、どちらかと言えば適当に畳なんかの上に直置きが多いから気になっていた。
そんなこんなのうちに絶版のルノルマンカードをメルカリで見つけて、それもコレクターの方が単に集めてほぼ使っていないものを譲ってもらえることになって、ほぼ新品同様のものが今私の手元にある。
それを使う時は絶対にマットが欲しいと思って、それで昨日急遽チクチクと手縫いで作った。
物欲による思わぬ手芸活動になったけれど、自分で大満足しているからOK!v(ΦдΦ)v!
*
私がリバティの布を最初に買ったのは記憶がかなり曖昧だけど去年の秋に友達が連れて行ってくれた横浜の某ショッピングセンターに入っているユザワヤで、その時はそんなにもハマることなく必要なリバティ布とリバティ柄の小物入れを買って、他は何かを追加で買うこともしなかった。
ここからは私の記憶がはっきりしているけれど、12月の初旬にリバティのお試しセットを楽天セールの1000円以上でポイントアップの買物の一部にするために頼んで、それは何で買ったかもはっきりと覚えていて、メルカリかハンドメイド系のサイトで丸い形の巾着袋を見つけて、それというのがリバティで作られていてとても可愛くて、1000円くらいで売られていて色々探して600円くらいが最安値なのはわかって、でもそれを見て「これなら私も作れる気がする」と思ってネットで作り方を探したら動画と型紙付きのプロの手芸家の方のサイトを探し当て(←こういう時の集中力ならぬ執念よ…)、型紙は仕事のパソコンからPDFをダウンロードして1枚しれっと出力させてもらって(←おいっ!)、動画はさすがに自分の携帯で見たけれど(←当たり前)、これなら自分で布買って作った方がいいという判断になってそれでリバティの布を買った。
お楽しみ袋の中には5枚の小さな生地が入ってきて、そのうちの1枚はその丸い形の巾着袋にしたいものでとても気に入って、で今は作るタイミングを待っている。
作るタイミング=自分のやる気スイッチ着火のタイミング( ̄∀ ̄;)。
その時もまだ「リバティは高いからそんなに手を出さない」ときちんと自制できていた。
しかも20代の時に色々布を集めたもののそのうちの1割程度しか活用できなかったから、そんなことにならぬよう今回は気をつけようとも思っていた(遠い目)。
それがどうして大きく変わったのか今となっては「これが!」というのがいまいち思い出せないけれど、少なくとも大きなきっかけの1つはリバティの布シールだったことは間違いない。
自分で探したのか例の巾着袋を探した時に見つけたのかその辺りも忘れたけれど、とにかくメルカリでリバティの布シールなるものを見つけて、それがリバティ初心者にはとっても良いサンプルだった。
110センチの布幅に対して×10センチあたり今は363円という価格、さらには通販だと注文できるのは最低30センチからという縛りもあって、だからリバティはおいそれと注文できない、私みたいに使うのか使わないのか怪しいタイプはお金をドブに捨ててるようなものだから、仮に110×30センチ注文したらそれだけで1000円超えるわけで、それがきちんと理性が働くものになっていた。
布はそこそこ見てきているから、1000円も出せばけっこうな量を買えるのは知っているから、「リバティ高っ(꒪ꇴ꒪〣)!」ってなってくれてるし、その辺りは今もきちんと抑制力が働く。
話は戻ってリバティの布シール。
そんな10センチ単位=1つの柄で363円のリバティが、300円とかで数十〜100種類のリバティの布シールが手に入るとわかって私は狂喜乱舞した。
物は試しということで、初回は大きめサイズ3セット(これは各25枚)と100枚の小さなシールのセットを1100円で買って、それでリバティ欲は満たされると見越して頼んでみた。
(初回があるということは2回目もあり、さらにシールの使い方を色々開拓していてさらに欲しくて次4回目もありうる…( ̄∀ ̄;)←すでに同じ人から2回と別の形のリバティ布シールを出されてる方の1回とで3回買った…)
しかもシールならなんだかんだと使えるから無駄にならないのも良かった。
まさかそれがどハマりする着火剤になるとはつゆ知らず、そこからリバティ沼にハマってる( ̄∀ ̄;)。
オマケも色々付けてもらって200枚近い布シール=200種類近いリバティの布を一気に見れることになって、それがまさにサンプル的な役割を果たしてくれた。
しかも、シールによってその数センチ未満の小さな世界の中で色とりどりデザインも豊かで唯一無二の姿を見たらそれが一気に虜になって、その辺りからリバティの布をメルカリで見るようになった。
はい、とても危険な橋をしれっと渡り、もう後戻りできないところに来てしまった( ̄∀ ̄;)。
メルカリだと全国のリバティラバーたちが色んな形で出品されていて、なんなら中には祖母や母の遺品整理なのかで手放して出してる方たちも時々いて、とにかくお手頃価格とお手頃サイズで色々出回っている。(もちろん強気の価格設定の方もそこそこいるけれど、そういう人たちからは私は買わない。)
ヤフオクや他のフリマサイトも覗いたけれど、ダントツでメルカリがリバティの私が欲しいサイズと欲しいデザインを持っている。
しかもリバティは年に何回新しいデザインを出してるのか知らないけれど、最低でも春夏と秋冬の2回は出ていて、さらには定番柄以外はどんどん廃盤になるから、数年前どころか1年前のものでさえ入手困難とか普通にあって、それが色違いも含めて数え切れない何千何万種類とあるわけで、そうなるとメルカリで売る人たちというのは個人で入手して手放すパターンの人が多くて、だからリバティ正規取扱店じゃ見れないようなレア柄なんかも雨あられのようにたくさんあってもう私なんかは毎日毎日チェックすることをやめられない。
さらにはリバティラバーたちの正規のリバティ布のみを出すという信条やそもそも偽物が出回らないのかリバティだとわかるようになっていて、偽物がないことも安心して購入できる。
そして徐々にどういう布が欲しいとかどういう大きさだと使い勝手が良いとかわかってきたから、少しずつ数百円から最高に高くついたものでも2000円ちょっと超えたあたりでの購入を数回した。
で、ここからが本当に書きたかったことだけれど、「リバティに出会うタイミング」って大事なんだと気付いた。
何せ皆さんお手持ちのリバティ布を出品されるから、個人の人たちのセレクションは人によって全然違う。
しかも何かしら作って余った布というものも普通に多く出回っていて(リバティはそれさえも普通に値段が付くから他の布たちとはずいぶん違う)、だから個人で何を持っているのかは未知数で無限大の選択肢になって、特に余り布なんてのはどういうタイミングでどんなものが出てくるのかは全く予測不能で出てきたタイミングと自分が見つけるのと欲しいとなるのとさらにメルカリは基本早い者勝ちだから購入のタイミングが合わないと買えない。
過去のsoldを見ると、「これ欲しかったな」なんてのはけっこうあって、その似たようなのがないかと探すともうその方自身がリバティ布を出品してないとかざらにある。
私が手にしたリバティたちだってその時その時で1回ポッキリの出品されたものが9割を占めてて、だからもう二度と買えないものばかりが集まってきている。
中には廃盤でもう普通に市場では買えないし、メルカリとかでも出品されることがほぼほぼないものになると、もう私でも二度とお目にかかれないようなレアものもある。
そうした特殊な事情はリバティの場合はよくある。
リバティはよくわからないままスタートしたのと、余程の理由がない限りレアな柄が欲しいとはならないからそこがとても助かっている。(自分が手にしたレア布は初心者故にレアかどうかなんてのは後から知ることが多い。)
しかもレアでも値段高いとさっさとあきらめるし、それにつけ込んで高い値段設定をしている人からは買わないからその辺りはかなり健全な線引きができている。(占星術の本の方がそういう意味ではタチが悪かった。)
だから布1枚だけれどされど布1枚で、まさに布を介して色んな一期一会のストーリーが運ばれてくる。
本当に布と出会えるタイミングはその時ぽっきりなんだということをかなりたくさん経験している。
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天井知らずのリバティ欲全開、日々更新の私が言うのもおかしいけれど、天然石以外でも「これにハマらなくて良かった」と思ったのがあった。
エルメスと名前忘れたけれどネット記事で経営者に買ってもらったというバッグ31万何千円也のものとか、とにかくハイブランド品たち。
エルメスは一般人のエルメスラバーの方が書いてるブログをたまたま読んで、エルメスを買うためのルールがあることを初めて知った。
エルメスというのはどうやら初心者がいきなり店に行っても買えないようで、足繁く通って担当さん作ってそして小物あたりをコツコツ買って買物実績を積み上げてその後にようやくバッグなのか何なのかが買えるようになるらしい。
今エルメスのサイトや単純なネット検索で価格を調べたら、448万とかΣ(꒪◊꒪ ))))!!!
その後にバーキンと呼ばれる私も聞いたことあるものを見たら「18万!?」と思ったら桁を間違えていて181万何がしになっていたΣ(꒪◊꒪ )))) 。
エルメスって何に使うんだろう?
(エルメスラバーの人たちごめんなさい。喧嘩は売ってません)
31万円台の20代女子が経営者に買ってもらったというバッグは、ネット記事で読んでても何がどうすごいのかわからなくてそれで調べたら、値段に度肝を抜かれて、別世界?異世界?の話過ぎてついていけなかった。
とにかくそういうものにハマらなくて良かった。
仮に30万円今突然手に入るなら、私はそのカバンはいいから別の何かに使いたい。
例えば今日リバティパトロールをしていた時に見つけた(すでにsoldだった)本場イギリス・ロンドンリバティの生地見本帳なるものが15000円で出ていて、仮に誰も買っていなくて買えたとしても買わなかったけれど、掲載されてる写真を全て見てウットリしたのは言うまでもない。
私は見本帳のプレゼントの方が嬉しい。
そういうブランド物の何かには全く興味がないし今後も興味が出てくるとは思えないから、それは自分としてもお金のかかる何かにハマらなくて良かったと思ってる( ̄∀ ̄;)。
冒頭の写真の主にどの口が言うのかと聞きたいけれど、もし同じエネルギーがブランド物に注がれたとするなら今頃私は破産宣告を前に悶々とすることになったと思う。
想像しかできないけれど、エルメスラバーも他のハイブランド品ラバーも、私がリバティの布で高揚したり恍惚したりするのと同じなのかもしれないなと思う。
書くと長いから今回は書かないけれど(今回に限らずいつかも書くスイッチが入らないと書かないけれど…)、なんでリバティにハマったのか自分なりにわかってきたことがあるからそれもタイミングが合えば書きたいと思う。
ちなみにハマった理由はエルメスラバーや他のコレクターの方たちとは大きく違うはず。
一応リバティは私の癒し、それもずっと苦手意識のあるところに対しての癒しを与えてくれてると最近気付いて、だから過去の自分の集めたものや手にしたものとは全く毛色が異なっている。
今パッと思ったのは、前回のブログにチラリと登場させたリバティ柄の5年日記の話と絡ませて書けたらいいなと思う。
ちなみに5年日記は珍しく続いているしおそらく今後も続く気がする。
日記の中でシールを日々使っているから、それでさらにシールが欲しいとなっている←4回目のシール購入に向けてすでに下調べは開始しているv( ̄∀ ̄)v。
これ書いている間にとうとう4連休最終日になってしまったけれど(涙)、今日もこの後色々と布を出して今日こそは手芸活動に専念したい。
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