この度、財布を新調することにした。
それは1月くらいから思っていたかと思うけれども、新調したい割に探すのが本当に面倒くさくてやっと探した状態だった。
本当は誕生日から使い始めの予定でいたけれど、今朝(3/6)注文したら届くのは最短で誕生日当日で、まぁ仕方ないかとあきらめた。
逆に長い付き合いになるわけだから、これから長いこと財布を育てるつもりで、少しずつ使い始めるでもいいかなと思った。
あまりにもネットで探すのが面倒で、今回私が苦肉の策でしたのは、昼休みの15分くらいを使って仕事のマイパソコンから探すというもの。
それを週2から3くらいのペースを多分1ヶ月くらいして、そしてもうこれにしよう!と決めたにも関わらず、最後は別のものでさらには色も別の色を頼んだ。
楽天の購入履歴を見たら、なんと今の財布はあれよあれよと7年使い続けた模様。
職人さんが作ったもので、本当に丈夫で長持ちしてくれた。
別に次の1年も全然使えるけれど、この何ヶ月かで財布を新調したいなぁと思っていた。
革の色味とデザインがどうしても最後までピンとこず、実用性は抜群だったけれども、そろそろ替えてもいいかな…と思ってようやく重い腰を上げた。
で、ネットサーフィン的に探してみての感想だけど、私という人はとにかくファッションとか小物とか、身に付けるもの全般に興味がなさすぎる。
服や靴なんかは、本当に使い古したなぁと思わないと又は必要に迫られないと買う習慣がない。
アクセサリーもピアスを付けていた頃はよく集めたけれども、金属アレルギーを20代の終わりに発症してからはとんと買わなくなった。
唯一、靴とサンダルだけは足のサイズの問題で、履き心地の良いものを見つけると即買いすることはあるけれども、そんなの2、3年に1回の話。
占星術の本とか食器・器類とかはずっと飽きずに見ていられるけれども、ファッション関係は壊滅的に興味がなさすぎる。
財布も一番のこだわりは、小銭入れがL型ファスナー又はラウンドファスナーかどうかで、そこがクリアできないものはすべて却下した。
関係ないけれど、『東京カレンダー』というサイトがあって、私はその物語や実話を読むのがツボでほぼ毎日ドコモのニュースサイト経由でチェックしているけれども(ちなみにドロドロした男女物語や色んな人間の価値観的な話が面白い)、とにかく不思議なのがブランドの名前がボンボン出てくること。
あまりに気になる時は、その聞いたこともない名前をコピペしてググるけれど、画像を見てもふ〜ん、って感じで終わる。
物でも人でも地域でも「ブランド」というのは大切なようで、それを大事に思うことは個人の価値観だけれど、だから何だろう?なんて私は思って終わっている。
だから、ファッションでもコスメでも興味ありありの人たちというのは、それだけで1つの立派な趣味なんだとこの年になって本当によくわかった。
私なんかは財布1つ探すのも苦痛だったわけで、しかも自分のフリーな時間に財布探しの時間を入れるのも嫌で、それで仕事の昼休みという時間も環境も限られた中でだったらようやく探せるという有り様。
別の人にしたら、こういう時間が楽しいんだろうなぁと思ったけれども、私はそういう感じには一度としてならなかった。
全12回の占星術講座の第2回目の時、どういう分野にお金を使うかというテーマを扱った。
私なんかは本当にその通りだけれど、目に見えないもの、それこそ占星術講座だのスピリチュアル的なワークショップだの、とにかくそうしたものにお金を使う。
学ぶというのとも違っていて、それをするのが自分にとって自然なこと、という感じ。
ホロスコープ通りのお金の使い方、購買意欲を備えてるわけで、反対に服やコスメ、ジュエリーなんかに全く見向きもしないのも頷ける。
さすがにジップロックにお金を入れて持ち歩く趣味はないから(この間料理家の平野レミさんがそうしてると関係者から暴露されてて本人も認めてた!)、財布は自分が気に入るものを持ちたいと思う。
思うものの探すのは面倒みたいな。
占星術のマニアックな絶版本は1冊の本に対して何百とサイトをチェックしたり、なんなら管理者に連絡を入れてまだ在庫があれば書いたいと申し出るくらいに動くけれども、そうではない興味のない分野のものは、日常を送るために動きはするけれど、やらずに済むならやらない。
だから財布を7年も使い続けていたことも今いま知ったわけだし、その間一度としてどのくらい使ったとか気にならなかったんだなぁと思った。
2021/03/08 誕生日3日前
財布は本当に新調した。
これにしよう!と9割心に決めていたものがあったけれども、直前になって楽天セールがあって割引適用という文字を見て変えた。
これにしよう!と決めていた方は1つだけどうしても気に入らないところがあった。
小さなロゴが入っているけれども、そのロゴがなんだか幼い感じで(幼いわけではなく、私の個人的感想)、それ以外はパーフェクトなのに実に残念だった。
でもそれ以外は申し分なくて、それと同じスタイルとクオリティを探すのは、気持ち的にもう無理だと思って、それでそのものにしようとしていた。
ところが楽天セールの広告を見て、そして他に一度は候補に上がっていたものが割引となると知って迷いだした。
候補に上がった方は、これもまた1つどうしても気に入らない部分があった。
外側に1つSuicaとかを挟むような小さなポケットが付いていること。
それがなければ、あとは小銭入れの部分が2つに分かれていなくて1つなのがちょっとなぁ…だった。(これまでのは2つあって使い勝手が良かった。)
セールと言えどもこちらの方が数千円上乗せで、もし買って気に入らなかった場合なんだか嫌だなぁというのも思った。
あるネットショップではコメントを付けることの特典があるのか、実際に買った人たちの声がけっこうな数で付いていた。
何人かのものを読んでみたら、なんだかその方が良いような気がした。
写真も同じ財布のものを色んなショップでの掲載写真をくまなくチェックして、それにしようとそれこそ誕生日当日に着くギリギリに注文した。
最後は、もし気に入らなければ1年後にもう一度財布を新調しようと決めた。
そもそも当初の「ここまでなら出そう」と決めていた金額に対して半額くらいの値段で買えたこともあって、ダメならダメで来年にその予算を回したらいいと思った。
そうやってようやく決まった財布。
誕生日当日、自分のために花束やビールやつまみやケーキを買った後、家で少しひと息ついたところに宅急便の人がやってきた。
財布が届いた。
包装やらなんやらをほどいて開けた。
見た瞬間、一目惚れだった。
写真で見るよりも実物は遥かに良かった。
コメントの中に、ずっとブランドものの財布しか使ってこなかった人が今回の有名でもなんでもないブランドのものにして、ハイブランドのものと遜色ないみたいなことを書いていたけれど、本当に納得した。
個人的にもう少しこうだといいなぁとかはあるものの、次もこのブランド?メーカー?のものにしてもいいなぁと思うくらいに良かった。
これなら気に入って外観が崩れなければまたもや7年とかそれ以上使う可能性があるなぁと思った。
誕生日以後もしばらくは前の財布を使って、春分の日に新しい財布をおろした。
平日の昼休みを使って銀行で諭吉様と千円札とを新札に替えてもらって、そのピカピカの新札を入れた。
前の財布からも財布に入れていた小さなお守りや思い出の何かを移した。
そんな風にして初めて買ったのが冒頭の写真の雑誌とノート。
何か欲しいものを最初の買い物でしたいと思った。
特段何が欲しいというのもないから、何だったらいいかな〜というのはずっと考えていた。
色々考えた結果、占星術系の本なら確実に買うと思って、それ系の本が充実している大型書店に出かけた。
あと、色んなことが起こるから、1週間のまとめを書けるノートも欲しいと思った。
その書店なら文具も色々揃っているからいいだろうと思った。
本よりもノートの方が欲しくて、気に入るものがあるといいなぁと思って探した。
なかなかピンと来るものがなくて、あきらめようとしていたけれど、そうだ!ここはペンジュラムに聞こう!と思って、ペンジュラムを出して「ここの店の中にある?」と聞くとYESと出る。
何せ1つの長いコーナー全部にノートを置いてるから(コンビニのレジ前から奥の飲み物冷蔵庫コーナーまでのあの長さくらい)、分けてどの辺りなのかを聞いた。
ペンジュラムは一番左側のコーナーを指してそこだと言う。
そこはさっき見てもなかったよ、と悪態つきながら、まぁペンジュラムが言うってことは何かあるのかも…と思って見た。
そうしたら、絶対に手に取らなかったものも1冊ずつ確認したら、冒頭のノートがドンピシャで当たった。
自分で自由に書けるスタイルが良かった。
そうやってノートとちょうど発売されたばかりの石井ゆかりさんの占星術雑誌とを買った。
自分らしい買い物で大満足した。
そんな風にして、財布は新しくなった。
最初からどストライクだったけれども、使いながらますます愛着が湧きまくっている。
長い付き合いになりそうな予感がしている。
2021/03/27 財布を使い始めて1週間
0 件のコメント:
コメントを投稿