2018年10月4日木曜日

iPhoneケースのエトセトラ

iPhoneのケースを手作りサイトで探してる。

これまで私はケースを使ってこなかった。

一番の理由は、火災が怖かったから。

持ち始めてすぐの頃だった気がする。

どこかのスマホが熱を持って、それが引火の原因となって、通話中耳の横で火事が起きる動画を見た。

それは事故だったみたいだけれど、実際に日々使ってあの充電中の熱さなんかを思うと別に我が身となってもおかしくない。

たまたまとは言え、それを見て「万が一」を考えた私は、ケースは身の安全の為に持たないと決めた。

それで問題なかったし、ないならないで丁寧に使うから良かった。

だけど、今回落としてみて、それはケースがないのも1つの原因だったし、そして何より日本国内でその火事の事件を聞いたことがない(動画が国内なのか海外なのかは覚えてないけれど)。

ってことは安全だから、今回は用意することにした。

で、探しているけれど、今回はせっかくだから冒険をしてみることに。

フェミニンというかガーリッシュな感じの可愛いのを探してる。

これ私にとって、すごい大進歩だったりする。

私の中でハードル高いものの1つに、女の子らしいとか、女性らしい格好をしたり持ち物を身に付けることがある。

自分には似合わないと思って避けてたのもあるし、興味もなかった。

服は今後もそういう系統は好まないと思うけれど、身に付けるものはそうしたものも持つのありかな…と思うようになった。

サイトを見ながら、花柄とかピンク系の色の絵とかを好んで見ていた。

アマゾンでも探したら、機能性では断トツで一番のものを見つけてしまった。

それはデザインなしではあるけれど、エレガントな雰囲気はあるし、何よりも今回の落下を思えば機能は絶対的に良い。

ただ、迷っている。

面白くない。

これまでの私のカラーと私の選択と同じだから、面白みに欠ける。

さてどうするかはもう1日2日おいて自分の気持ちを確かめるのもありだなと思う。

ちなみに今回のiPhoneはピンクにした。

ピンクと言っても薄いピンク。

ブラック、ゴールド、シルバー、ピンクから選ぶことになっていて、わたしはピンクにした。

ピンクを選べる自分が嬉しかった。



あんまりよくは覚えていないけれど、どこかで自分は女の子らしいとかフェミニンなものを身に付けてはいけないという思い込みがあった。

誰かに禁止されたわけでもないし、自分でも覚えていない。

似合わないとも言われていない。

服は全く好みではないからいいとしても、何で全てにおいてそういうものを避けようとしたんだろう…。

ちなみに、私は心の中で同性に対するジャッジがきついから、似合わないのにそういうものを身にまとってる人たちを見ると、内心「うわー」と思っている。

多分自分も同じように思われると思って避けてたのかもしれない。

現に周りの人たちから何かを言われたことはない(思われたかは知らないけれど)。

逆に男友達なんかはその辺り上手で、私は彼らから褒められたことに関してはすごく嬉しかったから覚えてる。

普段の格好があまりにもいい加減だから、きれいな格好してたり結婚式のドレスなんか着てるといいねと言われたり。

太ったら太ったでものすごいそれは色んな人たちに突っ込まれたけれど、1人がぽろっと「ぶっしースタイル良かったのに」と言ってくれたのは聞き漏らさなかった。

っていうか、こんなに太る前にもっと早くに言ってくれたら太らずに済んだのに!と思った(笑)。

髪濡れたままフラフラしてたら、1人は「ぶっしー、その髪型の方が似合ってる。そのクセが出てウェーブがかった方がいい」と真面目な顔して言われた。

普段ふざけてばかりいるから、大真面目に言われた時は変にドギマギした。

少しだけ可愛いなぁというのを身に付けてもいいのかもしれない…、やっと40を前にそう思える自分が出てきた。



数日探したのち、Amazonでピンクの花柄のケースをさっき注文した。

大人可愛いみたいな柄で、今からくるのが楽しみ。

レビューでも頑丈さや機能を6人中6人が評価していて、色んなレビューを見た中で一番良かったことも決め手の一つになった。

いいなぁと思ったのも他にあったけれど、レビューを読むと必ず機能面や丈夫さにおいて星1の評価になるぐらいのことが書かれていてそれはやめた。

そうした部分での星1は実際の使用者の感想というか事実だから、自分も同じようにすぐに壊れる可能性がある。

それは困るから、そういうレビューが1つでも書かれたものは避けた(そういうものは大概2人以上から別の不具合が挙げられていて、本当に粗悪品なんだと思う)。

手作りサイトからAmazonになったのは、別の理由だった。

手作りサイト内のものも良かった。

だけどどれも決定打にかけて、探しているうちに良いと感じた柄を片っ端から忘れる自分を見て、心からは気に入ってないんだなと感じた。

最後選んだものは、夜寝る前に見つけた。

その柄は、これから長く使う時に毎朝起きて、もしくはバッグの中で目にする時に、自分の気持ちが明るくなるのが想像できた。

その柄を見るだけで気持ちが華やぐかな…と感じた。

そして、大人可愛いのをこれまで選んでこなかった自分が更新される気がした。

さらに、今回は機能よりもデザインを重視した。

機能重視したものは、デザインはシンプルで良かったけれど、持ってテンションが上がることはないだろうなぁと感じた。

最後に選んだ花柄は、デザインが何より良かった。

朝目が覚めた後にもう一度商品を見た。

やっぱりいい。

こういう気持ちを味わえるデザインなんだと確信した。

唯一付属のストラップは気に入らなくて、でもそれは自分で何か作り替えてもいいなぁと思った。

難しいのは無理だけど、簡単なものなら手芸家気取りで本見ながら作れる。

そしてそれを本当にするかどうかは別にしても、作る楽しみまである。

今回のデザインを選びながら自分の服や小物のお気に入りの動向を振り返った。

30代になってから、私はシンプルなものを好むようになった。

30代で一番ハマった色は紺で、そして柄物は持たなくなっていった。

長く使うには、飽きのこないデザインが良いとわかったから。

だけど不思議だなぁと思う。

39歳になって40代が目前になってから、「あと人生でどのぐらい女として楽しめるかな?」というのを考えるようになった。

シンプルなデザインはこれからも色んな服や小物、雑貨で追い求めると思う。

でもそれとは別に、女らしいものとか可愛いものとかを持つのもいいかも…というこれまでにはない考えが浮かぶようになった。

この間50代になってからの年の重ね方の記事を読んだ時に、目指したいものがあった。

その人は日本人だけどフランス在住で、フランス人女性と日本人女性の違いを書いていた。

40代までは日本人女性の方が圧倒的にきれいらしい。

美意識も高いし、元のDNA的にも白人種の人たちよりも肌なんかが年を取りにくいらしい。

40代なのに20代と間違われる日本人も多いとのこと。

これは自分も海外にいたから想像できる。

だけど、50を過ぎると変わるらしい。

みんながみんなそうではないけれど、いかに自分の人生に向き合ったか、いかに自分の内面と対話したか、いかに自分の人生を謳歌したか、そうした内面的なものが形作る雰囲気がはっきりと出てくるのがその年齢域で、50代はフランス人と日本人の女性が逆転するとあった。

フランス人女性は生き方に関して相当自分と向き合うらしい。

それに反して、日本人はいかに見た目的に若く見えるかとか、外見的にきれいにできるかに重きを置いて肝心の生き方が放ったらかしなんてことも往々にしてある。

それが50歳以降の外に表れる雰囲気にはっきりと差を生み出すらしい。

それはあくまでも一般的な話にしても、なんだかわかる気がした。

自分が今後どんな風に年を重ねるかは知らないけれど、そうした内面的なものを大切にしながら年を重ねたいとは常々思っている、それこそ10代の頃から。

これから10年、また色んな体験を重ねながら年を重ねることができたらいいなと思う。

その中の1つに、これまで取り入れなかった可愛いものを身に付けるとか持つということも少しずつしていきたい。



書きながら思い出したことがあった。

話はとても変わるけれど…。

最後に仕事をした時に年齢のことで驚いたことがある。

ある時3人の男性が東京から出張でやってきた。

何回か見たことはある人たちではあったけれど、別に関わることもないから最低限ぺこりと会釈するぐらいで注目もしていなかった。

別に興味もないからじっくり見ることもなかったけれど、ある一言をきっかけに私は暇さえあればチラチラと見ずにはいられなかった。

なんと3人とも私の1個上だという。

私の1つ上の事務員さんとその人たちとで同い年だと盛り上がっていて(事務員さんも同い年とは思ってなかったらしい)、私はその一言で心の中は「うそーーーーーー!!!」と絶叫してた。

私は勝手にその人たちは若くて40代前半、多分44とか45、もしかして50前後かと決めつけてた。

50歳って言われても納得できる風貌だった。

貫禄があるとか言うよりも、なんだろう、失礼を承知して言うと「老けて見える」。

3人とも小綺麗にしているし、身だしなみは見た感じ私よりも断然気をつけている。

加齢臭対策とかも余念なさそうとか思ってた←40代半ばから50前後と思っていたから。

メンズエステ行ってますと言われても納得できる。

一度何年か前にメンズエステに通う男性特集をテレビで見て、その時に出てきた男の人たちと雰囲気が似ていた。

ホストみたいな人ではなく、ミドルエイジの美意識高めなビジネスマンやサラリーマンが行く感じだった。

だから一個上とわかって、私は何を自分が勘違いしたのかを見たくて、それでチラチラと見ていた。

ものすごーーーーくよーーーーーく見ると、1人はまぁそう見ようと思えば見えなくもなかった。

あとの2人、特にその中の1人はどんなに見ても何個か上にしか見えなかった。

顔とか肌質とかじゃない。

髪の毛もしっかりあったし、染めてるのか地毛なのか遠目には黒く映って白髪なんてなさそうだった。

だけど、雰囲気がすごく上に見える。

その上に見える加減が、本人もそう望んでそうなってると言うよりも、組織の中で矯正されて生まれ出たものみたいに私は感じた。

だから妙な年上加減がそこここに表れていた。

反対に事務所内の人たちが若く見えてたから、余計とそう感じたのかもしれない。

例えば私の1つ下とされる人なんか、その人たちと2つ違いなんてとても思えなかった。

10までいかなくても7〜8歳は離れてるのかと勝手に思い込んでたぐらい。

その時の衝撃を思い出すと、あのフランス人と日本人の比較の話も頷ける気がする。

こんな風に好き勝手に書いたけれど、私だって他の人たちから見てどう見えてるのかはわからない。

年上に見えてたり老けてたりしてもおかしくないから、本来なら他人のことなど言える立場にない(苦笑)。



【追記(泣)】
今Amazon注文書のメールをよーく見たら、なんとケースのサイズを間違えてた。

しかもすでに発送済み。

速攻で問合せのメールを出したけれど、出たものは仕方ない、二度手間は確定orz

自分が悪いけれど、このiPhoneのシリーズの名前も紛らわしすぎる。

私は「6S」注文のつもりでいたけれど、実際に注文してたのは「6S plus」だった。

しかも、今の今まで全く気付かなかった。

「iphone6s plus ケース 手帳型
iphone6プラス手帳型」

↑だってこれだよ、間違えるよ普通に。

私は「プラス」や「plus」がシリーズの名前ではなく、手帳型のケースの名前の一部かと思っていた。

どうか手続きが面倒ではありませんように…と祈るしかない。

こんなトンチンカンなことを見越して買ったわけではないけれど、昨日100均で画面を守るシートを探した時にケースも売っていたから、品物が来るまでの代替品として買って早速使っている(画面を割ったのがトラウマ 苦笑)。

想像以上に長い期間使うことになりそう…。

ありがたーく使わせてもらおう、100均の手帳型ケース。

0 件のコメント:

コメントを投稿