2014年5月25日日曜日

いつもと違うことをしてみる

金曜日の夕方。

久しぶりに通院する。

そこのクリニックは、大きな公園の目の前に面していて、

同じビルの1階には、オープンテラスを兼ね備えているカフェがある。

かれこれ4年ほど定期的に通院しているけど、

そのカフェには一度も入ったことがなかった。

その日も、そのまま家に帰るつもりでいたら、『HAPPY HOUR』の看板が目に入った。

1杯の値段で2杯飲めるとのこと。

よく考えたら、これまで一度も平日の夕方に通院したことがなかったから、

HAPPY HOURの存在を知らずにいた。

多分これから先、平日の夕方に通院することなんかないだろうから・・・

と自分のいいように解釈して、そのカフェに入った。



よく、行動のパターンを変えると、何か新しいものと出会うと言われる。



その偶然入ったカフェも、結果的に、ふたつのものをわたしにもたらした。


ひとつは、目の前のサラリーマンのお客さんの仕草を見て、

過去にあった思い出すとうれしくなる出来事を思い出した。

その場でノートを広げて、出てきた言葉たちをそのまま綴った。

ビール飲みながら、回想しながら、つらつらと書くという行為を久しぶりにした。

その時の高揚感を存分に味わい、いいお酒だったなぁとひとりで悦に入った。


もうひとつは、帰りのレジの近くで、フリーマガジンを見つけるのだけど、

そのフリーマガジンの表紙に、最近うだうだと考えていたことのヒントが書かれていた。

考えていたことは、憂うつな要素を含んでいたけど、

表紙の言葉を見て、そのすべてが憂うつでもないんだなぁと気付かされた。

そのフリーマガジンは、初めて目にしたもので、

今回このカフェにこなければ出会うことのないものだったんだということもわかった。


日曜日の今日。

ひとつめもふたつめも、両方文章に起こして、久しぶりにブログに残した。

ずっとブログに向かえなかったから(向かう気分にならなかったから)、

だから久しぶりにパソコンでキーを叩いて言葉にするのは楽しかった。



いつもと違うことをしてみる。

たしかに、おもしろい発見、おもしろい日常が待っている。