2018年12月22日土曜日

とっておきのごちそう

「とっておきのごちそう」

このタイトルが頭に浮かんだ時、超テンションが上がった。

昨日(12/20)から短期のアルバイトを始めた。

15時〜22時という、ちょっとイレギュラーな時間のバイト。

これはこれでまた面白いから何してるかは後日書くんだろうなぁと思っているけれど、珍しく肉体労働をしている。

チラシ配りや試験補助員なんかとは比べものにならないぐらいに体を常に動かして、あっという間に時間が過ぎる。

歴代の仕事の中で、1位2位を競うぐらいに時間の過ぎる速さが速い。

今日はごはんがないのは知っていた。

帰ってから作ることはわかっていた。

星や月が見えるぐらいの空気が澄んだ夜空の下、私は車の中で作るごはんを何にしようか考えていた。

多分10数年ぶりに姿を見た「サッポロ一番みそラーメン」を思い出した。

みそラーメンにしよう、そうしよう!

最初、具なしの素ラーメンにしようかと思った。

でもせっかく食べるから、乾燥ワカメを戻して、バターのせて、コーンものせて、味噌バターコーンラーメンもいいなぁと思った。

これなら面倒がないし、全然余裕で作れる。

リュックを下ろして即そのままの格好で台所に立った。

コートというかジャンパーみたいな軽い感じの初冬に着るものを着たまま、とりあえず冷蔵庫をのぞいた。

もやしがあった。

そういえばバイト初日の前の日の夕方、母の希望で業務スーパーに一緒に行って、14円のもやしを買ったことを思い出した。

味噌バターコーンラーメンは一瞬で却下し、代わりに「もやしみそラーメン」にすることにした。

いつか使おうと思ってひき肉を冷凍してあったはず!と思って冷凍庫を開けたらビンゴ!

ラーメンを煮る用に鍋にお湯を沸かし、その隣りにはもやしとひき肉を炒めるためのフライパンをセットした。

ひき肉をレンジで解凍しながら、しょうがを擦って、すぐにフライパンを温めた。

冷たいフライパンにごま油を垂らして、そこにすりしょうがを加えた。

しょうがのいい匂いがした。

チンしたひき肉を入れてひき肉の赤さがなくなるまで炒めた。

さっと水洗いしたもやしを加えてさらに炒め、「しゃき」と「しなっ」との間ぐらいになったら、中華だし(今回はシャンタン)、砂糖、オイスターソース、そして七味と一味を振ってピリ辛にした。

「天才(´∀`)」と自画自賛する味に仕上がって、それからすぐにラーメンを煮た。

3分とあったから、先にストップウオッチを押してからインスタントラーメンを鍋に入れた。

3分は茹ですぎになって伸びるから、いつもちょっと短めにする。

煮ている間に、やっぱり刻みネギも欲しい!と思って、ここでようやくまな板を出した。

洗い物を増やしたくなくてあえてまな板を使わなかったけれども、ネギは欲しい。

おいしさを取って、さっとネギを刻んだ。

そろそろじゃない?と思って麺を一口味見した。

うん、これでいい!と思ったらストップウオッチがピピピッと鳴った。

火を止めて、すぐに器にラーメンを盛った。

盛ったというより、やかんでお湯を注ぐかののごとく、鍋に入っていたラーメンをどんぶりにジャーっと入れた。

その上に天才もやし炒めを盛った。

最後にネギを散らして終わった。

めちゃくちゃおいしいもやしみそラーメンになった!

本当においしくできた。

味見したいと言った母にも少し分けると、母もおいしいと言って喜んで食べていた。

食べ終えて洗い物して風呂に入った。

風呂に入った時に「とっておきのごちそう」という言葉が出てきた。

私は仕事で疲れた体を最大限に考慮しながら、冷蔵庫なんかにある材料を見てさっと作りたいものを思い浮かべてその通りに作れる素晴らしい力を持っている。

魔法の力って呼んでもいいぐらい(笑)。

そう、長いことそういう生活をしていたから、めちゃくちゃ疲れた体でもできる料理、とっておきのレシピを私はたくさん持っている。

もやしラーメンも時々作った記憶がある。

これって「とっておきのごちそう」だと思った。

本当においしいし、時間はかからないし、手間もそんなにかからない。

ゼロではないけれど、私の中では全然許容範囲。

時間も材料も手間もほとんどかかってないのに、ものすごくおいしいもやしみそラーメンになった。

もちろん、スープは最後の一滴まで飲み干した!

もう何もかもがおいしすぎた♪─v(≧∇≦)v─♪

そして今布団の中で書いているけれど、これからとっておきのお楽しみタイムに突入する。

書き途中の文章の続きを書く。

明日は休みだから、遅くなっても大丈夫。

これだけアップしたら、すぐにお楽しみタイム開始!

とっておきのごちそうは、おなかだけじゃなく心も満たしてくれる。

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