2018年12月3日月曜日

癒しのノート

癒しとか元気が欲しくて、1冊のノートを取り出した。

読みは大当たりで、読んでいると心の中に温かいものがジワジワっと染み込んでくるのがわかった。

文字の向こう側には思い出が広がる。

私が見た風景、交わされた時間、後から知り得たこと、色んなものが織り込まれている。

その中には絵も1つある。

どうやって椅子に座っていたのか、それをスケッチした絵。

   (^o^)
/(         )\

上の絵文字よりももっと簡素なものだけれど、その絵や絵の感じから、当時の情景が克明に思い出される。

そうしたクセ1つ知ることがものすごく楽しかった。

その人にしかないクセは何がどういいということもなかったと思うけれど、強いて言うなら、その人がその人だったから良かったんだと思う。

何もないところで時々コケそうになっていたらしいけれども、そういうのもものすごく見てみたかった。

そのノートからもそうだし、ノートなしで思い出す時もそうだけど、思い出す時に必ずと言っていいほど思い出すものがある。

思い出すというよりも脳裏にそのまま焼き付いている。

その人の周りだけやたらとキラキラしていたこと。

✨←これは色が付いているけれど、これの無色透明バージョンというか。

形はないけれど、陽が差し込むとその部分だけキラキラして空中に舞っているホコリが見える時のあの光の部分のキラキラ感が一番近いかも。

そこだけ明るくて、形としてはっきりと見えるわけじゃなくてもキラキラしているのはわかる、ああいう感じ。

それがその人が身にまとっていたキラキラ感だった。

私はオーラとか視える人じゃないけれど、その人だけはなぜか別格で見えて、そのまとっている空気感を今でもよく覚えている。

その感じがどういうわけか私の中には色濃く残っていて、だから毎回その人の姿を思い出す時にいつもセットでその空気感も出てくる。

それはどの場面でもそうで、空気感って記憶できるんだとビックリした。

そこまで鮮明に残るぐらいのものだったから、反対にその空気感を遮断した最後の時の感じもよく覚えているんだと思う。

対照的だったから。

あの空気感が一瞬で掻き消されてしまうほど私嫌がられているんだ…とあの時は思った。

それはそうと、そんなこんなを思い出すノート。

文字にして残しておいて良かった。

癒しが欲しい時に読む。

読む前に比べて元気になる。

その人をもっと具体的に思い出したり、その人にまつわる何かを思い出して、ホッコリする。

ささくれ立った心や疲れた心に響く。

たったさっきももれなく癒された。

小さな思い出たちとそこに流れている空気とを思い出して、心がほんわかした。

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