2018年8月3日金曜日

想いをのせる打ち上げ花火

〜2017年9月15日以降の日記より〜

・不安しかなかったあの最初の日、私○○さんの笑顔に本気で救われた。この人、こんな人がいたら大丈夫って本気で思えた。
今思ったらあの○○さんは相当がんばっていたのか、普段の感じとはずい分違うって気付いたのはもっと後。

・私人生で1人でこれからずっと生きていくことになっても、小さな幸せたくさん見つけたり感じたりしながらも生きていける自信がある。どんなこともそこをくぐり抜けて生きていける、そういう自信さえある。○○さんのいない世界だってそれに慣れたらまたその慣れた新しい日常が始まっていくことも想像できる。生きていけないなんて思わない。だけど、心が寂しいのは埋められない。

・“あぁまた今日も朝がきてしまった”と思っていた自分に教えてあげたい。未来のある日、私はその日1日を元気に迎えられることに心から喜んで、そして会いたい人に会える喜びいっぱいで仕事に行く日がくるって。

・すべてのピース、過去の失敗もつまずきもそれで良かったんだよって自分を全面的に肯定できる。それ位の威力がある出逢いだった。

・○○さんが何であってもいい。そのどれか1つか2つが私の中で究極嫌なところだったとしても、それでも一緒にいたい人、毎日の中に一緒の時間や空間を共有したい人、そう思わせる人だということ。

・○○さんの日常の適当さというか無頓着な感じを思うと、あの時さっと△△を手渡してくれたのは、トイレの中に隕石が落ちてくるよりももっともっと確率低い気がする。他にも人はたくさんいた。だけど、あの時○○さんがしてくれたのはたとえ偶然であったとしても○○さんしか、○○さんだけがしてくれた出来事だった。

・自分の色んなこと、それをさらけ出したり、隠し事できないとか、実際に会って何話すの?とか。そういうことがもう全てどうでもよくないけど二の次になって、それよりも今ここで繋がれるかどうかの瀬戸際なんだと思ったら、「手紙書くしかない」って。いつ渡すとか、渡し方とかそんなの後で考えたらいいって。それよりもまずは心の中にあるものを文字に置きかえて伝わるようにしなきゃって。迷いなんかなかった。他に選択肢も思い付かなかった。それしか頭になかった。

・傷付いたりとか失望したりとか、そんなの自分の問題だから自分で何とか時間かけて自分をケアしたらいい。でも想いをどんな形でも伝えるって、それは一生のうちで今しか与えられていないチャンス。本当にいなくなってからではもう何もできない。

・後悔はない。結果がどうであろうと、出逢うべくして出逢った人、そういう感じがするから。

・私は単に○○さんと離れたくない、想いが届かなくても日常の中に○○さんの存在があって欲しい、それ位シンプルなものだって気付かされた。

・いつか○○さんに伝言頼まれて、目も合わせてもらえなかった時、あれさえも嫌は嫌だったけど愛おしい時間だったなと思う。あの超ド級の不器用さ加減も○○さんの一部だと思うと、そしてそれを知り得たと思うだけで、嫌だったことさえ何か別の新しい意味が今は加わってる。

・私ずっと書いてるけど、こんなにも書くことがあるんだ。それ位色んなこと感じて、心の中で色んなことが起きてる。
(その日だけで13ページ書いてた。普段は1〜2ページ、長くて4ページ)

・異動の話聞いてもうこの世の終わりみたくなった。

・○○さんのこと見たいのに見ちゃまずいって思って遠慮した。

・あの辺りから時間が伸びた。確実に時間の感覚が変わった。
○○さんとの時間を体に魂に刻もうと細胞が全身中でフル回転してる。寝ても覚めても○○さん一色になってる今、それを体に残そうと記憶に残そうとしてる。

・自分の中にある気持ちを大事にしたい。現実の別れがあと72時間の中で本当に訪れたとしても。

・いっぱいがんばって何とかなることなら、私はどれだけでもがんばれてしまうと思う。そう思えるだけの人に出逢えたということ。

・40代に入らないと次の恋はしないんだろうなってずっとずっと思ってたから、だからこんな風にいきなり心の中に現れられたらびっくりする。
私はずっと自分1人で生きていく生き方を思い描いてた。誰かパートナーが欲しいって思ってても、私の頭の中の計画は常に私1人しかいなかった。誰かと生きていきたいって全く考えていなかった。だからこんなにも色んなことが突然起こって、頭や思考の理解はついていかなくて、でも現実に心は全力で反応してる。
ただただ一緒にいたいです。

・こんな変な出来事が人生の中にありましたよって、相手の人生にわざと足跡残す。

・あの手の手紙は未だかつてない。せめて、あんなに長い手紙を書いて渡した初めての女になりたいな、○○さんの人生の中で。

・心に痛みを覚えたり寂しくなったりしても、とにかく毎日毎日顔を合わせられる奇跡。それって、私が思っている以上に本当はとってもすごいことなんだと思う。出逢いももちろん、そしてそうやって毎日逢えるということも。

・“never end”って今アムロのYouTube見てたらそう言った。私の心の代弁だ。この日常が終わって欲しくない。

・止まらない時間、嫌でも来てしまう明日。

・私本当に何も知らない。知ってることは数えたら両手使っても余るかも。それ位、知らない。狂気の沙汰かと思った。ねぇ知らないんだよ、相手のこと、あなたの勘違いじゃない⁇って自分に何回も何回も問いかけてみた。

・○○さんの目に映ってる日々の景色とか、口の中に入る好きな食べ物の味とか、無意識にしてしまうクセとか。そういうのを知りたい自分がいる。

・(最後の挨拶のために)1分だけ普通にふるまえるパワーをください。

(最終日)
・多分私は遅かれ早かれ今みたいに動き出してたと思う。○○さんに近付きたくて、○○さんをもっともっと知りたかったから。

・○○さんは最後まで気まずそうだった。

・○○さんのダウンがなくなった時、景色が大きく変わった。たった1枚の服がこんなにも存在感を持ってたなんてびっくりする位。あの時寂しさがまたグーンと上がった。

・あそこに書いたことが○○さんの心に魂に届いてたらいい。それが届いてるなら、もう十分。一緒にいることが叶わないなら、それがいつかのどこかのタイミングで○○さんに届いたら御の字。

・今日(最終日)29.9.××の○○印を押した。それも事務さんに頼まれて!返す前に記念に押しておこうと思って(別の紙に)押して持ち帰ってきた。

・お父さんのおばあちゃんの旧姓、○○さんの最後の文字と一緒だ。今朝気付いた。



まだこの後も続く。

その日が来たからと言って時間や人生が止まるわけじゃない。

今伝えなきゃいけない気がして、突如日記を読んで書き始めた。

私の「〜〜しなきゃいけない気がする」の気が自分の中に昇ってくる時、基本その根拠も理由もない。

ただそういう感情が湧いて出てきたというだけ。

そういう時はもう理屈とか目的とかそんなの関係なくて、体が先に動く。

自分でもどうしてそうするのかなんて言葉では説明できない。

1つだけわかっていること。

それは、ここに書いたことを知ってて欲しい人がいて、その人に届けたいから私は書くということ。

ちなみに文中の40代に入らないと次の恋はしないと書いたのには理由がある。

私が何回か見てもらった占いのおばちゃんが言ってたことだった。

おばちゃんの言うことはいちいち当たるから、もう怖いぐらいだけれど、私はその何回にも渡って言われ続けたことがあった。

おばちゃんは私にある年齢のあたりで結婚話が浮上すると言っていた。

ただしそれを逃した場合、次は40何歳か忘れたけれど、ずい分と先になって、とにかく晩婚の域なんか超えて結婚できて良かったねみたいな感じになることは、かなり記憶にはっきりと残った。

ちなみに結婚話は浮上しなかったけれど、おばちゃんがピンポイントで言ってた年齢の時、確かにずい分と不思議な人間関係を私はある男性と関わることで持つことになった。

異性とかパートナーシップとかいう類いの関係ではなく、自分の人生の道筋が明らかになったり、自分の泥々した感情が表出するような、どちらかと言えば受け取りたくないタイプのものがたくさん出てくる人間関係を体験した。

だから相手云々というよりも、自分自身と向き合うきっかけをくれた人という感じだった。

「自分自身と繋がる」という意味で結婚と出たのかな?と後からかなり思った。

そんなこんなのことがあったから、おばちゃんが次は40何歳かに相当する西暦何年が結婚に繋がるみたいな話をしてたから、私はもう30代で誰かに出逢うことはない、と頑なに思ってた。

自分の生き方に向き合えってことなんだろうなぁ、気が重いなぁと思ったから、よく覚えてる。

だから、去年の夏は想定外過ぎた。

自分の辿った足あとをこうしてまた言葉に起こす。

恥ずかしくて仕方ないけれど、他に手段が思いつかないから、私は「有る」とも言えない小さな可能性に賭けて書く。

届いて欲しいから。

伝わって欲しいから。



(以降、いなくなってからの日記)
・私ずっと事務所の掃除機を避けてた。○○さんの机に近付きたかったけど、もういつかいなくなる○○さんの机の変化、それも存在を消していく方の変化を目の当たりにするのが嫌だったから。自分なりに抵抗してた。
(辞める時までそれは同じ気持ちで、私はその後も他の人からたまには交代しましょう!と言われた1回ないし2回しか事務所の担当はしなかった。)

・○○さん、下駄箱なくて良かった。知らないから、下駄箱見る必要ないから。思い出が少ない方が傷が浅くて済むって学んだから私なりの防御策。
(ないわけないと思うけれど、私はその場所がどこか知らなかった)

・○○さんのあの拒絶してますよアピールには心へこみかなり参ったけど、それでも一度も○○さんのこと嫌にならなかった。嫌いになれなかった。

・振り向いてもらえなくても、避けられても、私の気持ちは止まらなかった。近付きたい気持ちも、ドキドキしてしまうのも、自分で心臓の動きを止められないのと一緒で、もう1つ1つどうにもできなかった。そういう人に出逢えただけで奇跡で、それで満足できたらいいのにね。もっと一緒にいたくて、もっともっと知りたくて、そういう気持ちは増すばかりで困った。

・○○さん不在の1日目。○○さんの机を何度も何度も見た。もう送るだろう荷物しかない机の上。きれいに前向いて収まってる椅子。当たり前だけど、駐車場に車もない。

・時間がとてつもなく長くて、こんなにも時間の流れってゆっくりだったんだと驚いた。午前中なんて、いくら仕事をこなしてもちっとも時間が過ぎなくて愕然とした。時計を何度も見てしまった。

・(不在1日目)Sさんから、○○さん某趣味が大好きで、その中の☆☆というのが好きで、だから私の名字が武士俣でものすごいテンション上げてたって教えてもらった。

・「○○○○あ」も常連だったらしい。私もしあそこ採用されてたとしても、そこでは○○さんと知り合えなかった。出会いの場は想像もつかない方法で導かれる。

(10月以降)
・今日ノートを買った。一万年以上永久保存がきくと謳っているノート。そこに○○さんとの様々なことを残そうと思った。

・私が見た光景をひたすら綴ってる。頭の中にある思い出を文字で綴ってしまえば、またそれをいつでも振り返れる。

・毎日毎日奇跡は起きてて、ちょっとしたことでもその通りに物事が運ばないと○○さんとのやりとりは生まれなかったことを知る。

・Sさんが趣味繋がりで○○さんと仲良くしてくれてたおかげで、○○さん情報を色々教えてくれた。その情報だって、私がSさんの隣りの席で作業しなかったら仲良くすることもなかったから、しかもみんなから離れてひそひそ話できる環境も大事で。
本当に縁があって人生で出逢えた人なんだと思う。縁がない人とはいくら隣りにいても心も体も動かない。そしてこんな風に記憶に残らない。

・本音はもっと近付きたかったし、もっと一緒にいたかった。色んなことを共有してみたかったし、反対の部分があるなら、似ているところがあるなら、全部全部知りたかった。

・仕事はきっちりしたい信念の私が、心が勝手に乱されて、しょっちゅう集中力を欠いてた。○○さんに近付くだけで、○○さんが近くに来るたび、心臓が飛び出る位ドキドキした。

・恋とも愛とも呼ぶのに抵抗があって、唯一自分の中で抵抗なく受け入れられたのが、ある日でてきた「愛おしい人」だった。何がどう愛おしいのかなんてわからないけど、それだけはしっくりときた。

・○○さんの空気とか波動みたいなものがまだ残っている事務所は、どこか自分の中でぬくもりを感じる。ここが職場で良かった。

・涙の理由はうまく説明できないし、自分でも正直わからない。でも○○さんの姿、記憶から消えてしまいそうな思い出のワンシーンを思い出すと胸の奥の方から色んなものが出てきて、それと同時に涙も出る。どういう感情なのか自分でもよくわからない。そのよくわからない気持ちと涙が連動している。

・見えないところで繋がっていてタイミングが来たら再会できるならそれを信じたい。

・(ファイルの片付けをした時に書き込みを見つけた)1日で最大5ヶ所回るわけで、だから1つ1つの作業はわりかし短時間の短工程なんだろうけど、そこに手も抜かず、1つ1つきちんとするところにものすごーく好感が持てた。そういう誰も見ないところも手抜きしないのがいい。

・○○さんの字すごく好きだな。決してきれいではない。だけど○○さんの文字は○○さんが書いているからいい。初めて見た時から“こんな字書くんだ”って感動があって、そこに○○さんの存在を感じられるからさらにプラスαで感動してる。きれいな字は他にいくらでもある。でも○○さんの字は世の中にたった1つだから、それがいい。

・ある人のブログ読んですっごく納得したこと。ドキドキしようと思ってドキドキはできないこと。勝手にドキドキしてしまうこと、そしてそのドキドキのおかげで相手が自分にとって特別って気付けるようになっていること。

・ハートで魂で体中の細胞で○○さんに惹かれたのは本当だからそれだけは自信を持ってそうだったって言える。

・朝車の中でダウンジャケットのことを思い出した。私はなぜかあのダウンに最初から目が行った。最初は季節外れのダウンだから目が行ったのかと思ってた。だけど色んな意識が薄れていく中で、そこだけは切り取ったように風景を思い出せる。そしてそれがなくなったこと、その日の衝撃もすさまじかった。広い空間の中にたった1枚の服が姿を消すだけでこんなにも悲しく切ないことがあるんだろうかと思った。

・そろそろ1ヶ月になろうとしているけれど、あの頃と変わらずに毎日毎瞬○○さんのこと考えたり想ったり、いないのが寂しいのは同じで、前より心のうんと奥の方から勝手に涙が溢れるということ。忘れることも気持ちが離れることもなかった。

・あの瞬間の○○さん、今でも思い出せる。○○さんは無意識だったかもしれない。自分で自分のことに気付いてないかもしれない。でもあの時、確実に○○さんは思いっきり心をさらけ出してた。さらけ出そうとしたと言うより、隠せなかったんだと思う。

・なんだか不思議。○○さんはそばにいないのに、寝ても覚めても思い出すのは○○さんで、そして、それに伴い大切なことをたくさん思い出し始めてる。

・○○さんがいなくなってからの方が○○さんの姿をたくさん思い出すようになった。目で見えない分、心で心の目で見ている感じ。

・自分でも感心する位に観察していた。背格好とか歩き方とかよく覚えてる。今も同じ歩き方なんだろうなぁって想像できる。

・○○さんのことを思い出すと涙が出てくる。前よりもたくさん泣いてる気がする。私ってこんなに泣き虫だった⁇って自分でも驚く。言葉にできない想いがいつも広がっている。涙が出る時は、寂しいのか悲しいのか切ないのか他の何かなのか、どれかなんて知らないけれど、涙が出てくる。

・貸出簿の○○さんのサイン見てもえる。そこに確実に手書きの文字があって一人でもえてる。○○さんの文字見るだけでほっこりする。

・変な感動だけど、○○さんの存在を忘れてる時間がある(笑)!今日K市の雑貨屋が入ってるビルに入ってた時、ふと気付いた。「あっ、私今○○さんのこと忘れてた!」って。

・人生であんなにトキメキを覚えたのなんて、あれが1番。あのトキメキなくしては○○さんの存在には気付けなかった。

・○○さんの視界に入りたくて、○○さんの世界に自分の居場所が欲しくて、だから…。

・お互いにたくさんの前世があって、そしてお互いにたくさんの30数年分の今生の軌跡があって、そして今やっと出逢えた。
物静かな○○さんの存在に気付けるように、物事はたくさん設定された。本当なら接点なんてないはずなのに。Tさんに代わってから1ヶ月経ったけれど、どれだけ○○さんとの間で起こったことがイレギュラーだったかがよくわかる。

・私は後悔してない。伝えなければもっともっと後悔してた。ようやく出逢えたこと、それは○○さんに伝えたかったから。もうこのまま生涯を通じて再会できなかったとしても、それでも伝えて正解なんだと思う。自分が生きてるうちに、出逢えたことの奇跡とそれに対しての感謝や想いを伝える、それって絶対に大事。それが○○さんに私が伝わって欲しい方法で伝わらない結果が出てきても、そういうことじゃない。伝えるのが大切だったから。

・心の中でいつもいつも“○○さん”って呼びかけてる。○○さんと繋がりたくて、○○さんの顔見たくて、多分会えない今に絶望して、思い出を思い出してふっと何かに包まれたり、○○さんのことを想うとボロボロ泣けて…忙しい。○○さんのことでとにかく忙しい。

・どんな言葉遣いで、どんな声のトーンで、どんなテンションで、どんな表情で、どんな仕草で話してたんだろう。知りたいことは無限大にある。知れないことがこんなにも物足りないことなんて他にない。

・私は○○さんに何されても嫌いになれなかった。苦しい気持ちがどんなに湧いて、気まずくなって、早くこの瞬間が終われ!と思っても嫌いにもならなければ気持ちも薄れなかった。

・今の人生で出逢うことのなかった私のご先祖様たち。その3人の命無くしては今の私の命は存在しない。受け継がれた今があって、そして○○さんに出逢えた。私の人生に現れてくれた大切な人。心から大切な人。

・どうか○○○○さんと人生でお互いに生きているうちに再会させてください。

・どうにもならないことの方が、自分のことをさらけ出さなくていいし、かくしたいことはそのままにできるし、傷付くことも避けられるし、そちらの方がいいのかなぁと思ったけど、それは違うってわかった。ただただ近くにいたくて、一緒にいたくて、それだけで私はすごく幸せだった。自分の世界の中に○○さんがいるだけで、本当の本当に幸せだった。○○さんに会えるだけで仕事に行くのも、自分がただただ生きていることも、全てのことが愛おしくて特別だった。

・4人から名刺をもらった時、フリガナまでふってくれたTさんより、○○さんの“*”の字の方が印象的だった。4人の中で一番変わったところのない名前なのに、私が心にとめたのは○○さんの“*”の字だった。

・このテーブルの上で○○さん時々書き物してた。唯一共有して使っていたものかもしれない。

・この間考えてみたら、私だけ社内メールもないから、(業務)メールをもらうこともない。本当に見える形での繋がりは1つもないんだと改めて認識した。そういうものが1つもなくても、ずっとずっといる、このずっとずっと心の中というか頭の中というか、とにかくずっといる感じもなんだろう?って思う。

・今朝(11月下旬)仕事に行ったらSさんからメモがきてた。そこに「BUSHI様」とあって思わず笑ってしまった。Sさんのところに行って、その話をしたら、「そうですよ!私の中で武士俣さんの字はBUSHIです!そしてそれ○○さんも一緒ですよ!」と言ってもらえた。それだけで私はうれしくて、今日1日そのことを思い返してはニタニタしてた。

・好きとか愛してるとか言葉は逆に言えなくて、それだと何か限定的で、そうではないそれ以上の言葉では言い表せないような気持ちが溢れてる。

・今日から12月。○○さんがいなくなったのは秋の終わりの9月。冬の格好の○○さん見たかったな。Sさんいわく、シャカシャカなるパンツをいつもはいてて、そしてはきものは長靴。

・今日また新しい情報。○○さん、Kさん並みに整理整頓に励んでたんだって。私が聞き間違いかと思ったとSさんに言ったら、「たしかに!あの机見たらそう思うよね」って笑って言ってた。やっぱりあの(事務所全体が)汚いの気になるみたいですごいやってたって。

・(Sさんと旧体制と新体制についての違いを話す)見えるところと見えないところ、そのどちらに力を入れているか(が差になって表れている)で、私は○○さんみたいに見てないところでもしっかりしてる、そういうのを大切にしてる○○さんの方が信用できると言ったらSさんに「すっごいわかりやすい!そうだよね」って言ってもらえた。

・昼休み、これ耳にあててみてって言われて耳にして、最初よく聞こえなくて、でもよく聞いたら○○さんの携帯の着信音だった。あれだよ!と目をキラッと光らせながら教えてくれたSさん。

・○○さんをまとっていたあの空気の特別感は私だけじゃなくて他の人にも見えてたと思う。色んな人を観察していて、あの空気感は○○さんにしかないのがよくわかる。

・こんな風に誰かを想えるって、すごいしあわせだ。もう目の前にいなくて、切なくなって、会いたくても会えない現実に泣きそうになることもあるけれど、それでも○○さんを想う時間は本当にしあわせで、体の奥の方から温かい感じで満たされてる。もう自由に、○○さんの目を気にすることもなく、自分が想いたいように想える。自分で納得するまで、あきるまで、想い続けよう、もう止まらないんだからって、自分で自分に言えるようになった。

・もう生涯通じて会えない人かもしれないのに、そんなの関係なくして本当に大切な人。

・この日記の中では○○さんの前でさえ素直になれなかった私をそのまま出せる。色んな想いに溢れていて、その想いを感じたまま吐き出せる。よく書いたな、ここまで。この日記の半分が○○さんで占められてる。すごい存在感。

・おととい○○さんの同期の男の人が地方の事務所を一度も見たことないから見たいと言ってひょっこりやってきた。今は同じ課にいるらしい。いくつの地方事務所があるのか知らないけれど、そのポストは1つ。その中でたまたま新潟のここに異動になるなんてどれ位の確率なんだろう。しかも○○さんが会社にそもそも入社しないとだし、私だってあの会社に行かないといけない。そう考えると、本当の本当にめぐり合わせによる出逢いだってわかる。

・(次の日記帳購入)
ちょっと違うけど○○さんのスケジュール帳の感じに似ている。
(スケジュール帳は遠目にしか見たことがないけれど、なんとなくの雰囲気は似てると思った。)

・この夏はすごく特別だった。○○さんのことで全部うめつくされていた。

・2017年10大ニュース
第1位:○○○○さんに出逢えたこと。

・石井ゆかりさんの年占いに「今年はギフトを受け取る」ってあって、本当にギフトを受け取った。一番のギフトは○○さんとの出逢い。

・2017年の一文字は「逢」この一言にすべてが集約される。本当に大切な人と出逢わせてもらえたことが大きい。

・(ホロスコープ鑑定を受けた日)
○○さんとのこともすごく納得できた。過去世で会っていたり、そして近くにいたとするなら、この色んな感覚がよくわかる。そして、生きて年とっていく様をとなりで見ていたいとか、そういうのもよくわかる。私の感覚は、本当に純粋な思いだったことがわかる。

・(日記の文面を読むと、どうやら私は現実の体験と似た体験を夢でも追体験したらしい)
○○さんは資料を探してた。現実の出来事と何ら変わっていなかった。
でも私は(現実と同じことを夢で見たことじゃなくて)そこに数メートルも離れていないあの近距離に○○さんも私もいたことに驚いた。
つい少し前までは、お互いに30数年生きていても何の接点もなくてそれが互いの当たり前の日常だったのに、何の因果か同じ土地の同じ会社の事務所の中にいて、そしてたまたま○○さんは資料探してて、そしてその資料のありかを知らなかった。だから私は声をかけた。何か探してますか?って。しかもあのタイミングだった。私が自分の席でもSさんの隣りでもなく、あの机で何かしらをしていた時だった。
たしかにその10日後にその資料に関する仕事が予定されていたけれど、それだっていつのどのタイミングで誰がそれを発注するのか知らないけれど、そういうことが重なり合っていた。すべてのことが1㎜もずれることなく起こって○○さんもその仕事に実際に行くことになっていて、それで資料を探す。それって当たり前のことじゃない。そこで触れ合えるように、水面下でいろんなことが動いていた。知らない者同士が出逢えるように引き合わせてもらえる。それも自分で探すんじゃない。自分の意思とは全く関係のないようなところで。

・(辞める直前)
Sさんに資料にあった(○○さんとは関係のない全く別人の)2人の名前をくみあわせると“●●(下の名前)”になると言うと「これ、忘れようとするのをじゃましてる感じですね」と言われて笑った。

・(辞めた次の日)
ずっと仕事の机の中にあって、昨日それを初めて家に持ち帰ってきた。ようやく公の顔の任務を終えて、家に来てくつろいでる、そんな風に見えた。この名刺はこれからも大切にしようと思ってる。

・○○○○さんへ。○○さんに会いたいです。○○さんと言葉を交わしたいです。

・ブログに最後aitaiって書いた。○○さんに伝わるように。ユーミンの「目に映るすべてのものがメッセージ」の歌詞をそのままタイトルにして。その文字が目に入るように、そこだけ目立つようにローマ字で書いて。伝わって欲しい。

・昨日は○○さんが私に△△を渡してくれた日から1年だった。あんなにドキドキしたこともなかったな。○○さんよく私がそれ持ってないって気付いたな。すごい鈍そうだし、そしてそういう気遣い、基本しなさそうなのに。たまたまにしてはよくできてた。外でしかも炎天下での作業なんて、はっきり言ってすごく嫌だったし、その時、社内の人とそうでない人の区別もつかなくてそれもイヤだった。誰とも関わらなくていいように、コンテーナーのかげに隠れて、背中向けるようにして作業してた。そんな中、なぜか○○さんだけが私が持ってないことに気付いて、わざわざ持ってきてくれた。そう、○○さんだけが。
鈍くても気付ける位に大きなものを用意してくれてた。

・冥王星パワー全開だった2017年の夏、私は○○さんという1人の人のおかげで無事に乗り越えることができた。

・(ホロスコープ上の冥王星がらみの中年の危機の時というのは、全く想像もしていなかったところから、違う「生きる熱源」という刺激が与えられ、相当びっくりする。
〜『続・まついさんの連絡帳』〜より《2009.11.7アップ分参考》

○○さんはまさに違う“生きる熱源”の人だった。私は新潟に帰って誰かに恋する予定もなかったし、そもそも誰かに出逢えるとは思ってもいなかった。

・知りたかったな、○○さんが本当はどう思っていたのか。私に最初会った日、○○さんはSさんに仕事中ラインをしちゃうほど何かを感じてたのかな。私の名字に反応してたのか、それとも私に反応してたのかな…生きているうちに○○さんの口から聞けるといいな。本当はどう思ってたのか。
(Sさんいわく、○○さんが仕事中にラインするなんて相当有り得ないことだと説明してくれた。その日他にもやること満載で忙しかったと思うけれど、どういうわけか○○さんはSさんにラインをしてた。Sさんが「ほら、これ見てください」と言って、当時のやり取りを見せてくれたほどだった。確かにそれは私の初日の日で午前中だった。)



文中に出てくるSさん。

Sさんには最後仕事を辞める直前に○○さんをいいと思っていたことは話した。

ずっとすっとぼけて色々情報をもらっていて隠し事してるみたいで申し訳なかったのと、その他にもペンジュラムだのオルゴナイトだのを話すのにその話をしないと色々とごちゃごちゃになるのとで、本当に辞める直前に言った。

Sさんは何も気付かずに私に色んな情報を教えてくれてた。

何でそんなことが起こったのかは知らない。

だけど、私は本人から聞けなかった代わりに本人の個人的な趣味やら他のことやらやたらとSさんに聞いてもないのに教えてもらってた。

又聞きのさらに又聞き状態で知り得た例年の年末年始の過ごし方なんてのもあった。

年末の時の話だった。

それを耳にして、私の心は荒れに荒れた。

でもどうにもできないから、私はひたすら時間が過ぎて自分が大丈夫になるのを待つ他なかった。

余談だけれど、この心が荒れ狂った年末の日、ペンジュラムがナビデビューした。

心は大寒波通過中でも、私が私の人生を信じて大丈夫!と言わんばかりに、迷子の私を目的地にしっかりと連れて行ってくれた。

ちなみにその時に聞いた話をうんと後日に友達に言ったら、友達は面白いことを言い出した。

それって、すごい変な言い方だけど、その同僚の人も言わせられたのかもしれないよ、と。

友達のぶっ飛んだ予想はこうだった。

人の意識と意識は見えないところでも繋がっている。

その見えないところで、例えば相手がどう思うかとかどう反応するかを見たい!と思ったら、その思いがとりあえず空に放たれる。

そこでその放たれた意図とは知らずに、今回で言えばSさんの口を通じてぶっしーが知ることになる。

ぶっしーは知りたくなかったわけだけど知ることになって反応して、しかもブログにそれらしいこと書いたんだよね?

最終的に無意識にでも意図した本人に、例えばぶっしーの実際の反応がブログを通じて届いててもおかしくないと思う。

友達はそう言った。

ちなみにこの友達は、他にも色んなメッセージを私に何回か伝えてくれたけれど、1つ面白いことがある。

1年前の打ち上げ花火の日。

○○さんも他県からヘルプで一時的に事務所にいた年下の男の子を伴って花火を見に行ったとされる日、私もその友達と花火を見に行った。

偶然と言えば偶然だったかもしれない。

その偶然が重なった日、○○さんも友達も私も少なくとも1キロ2キロ圏内にはお互い近くにいたと思う。

その時に磁場が重なったのか何なのかはわからない。

でもそれから数ヶ月後、友達は私に不思議なことを何回かに分けて伝えてきた。

それもなぜか友達からしたら全く関係もなければ接点もない○○さんについて、○○さんに関する話や○○さんを連想させるものだった。

友達は予知とか見えないものを読み解くとかそういうことができる人じゃない。

本人もこれ私じゃないから、と言っていた。

友達の言葉を借りると「私、これをぶっしーに伝えるために言わされてる気がする」とのこと。

あの打ち上げ花火さえも、一体全体何を一瞬で繋げてしまったのか、今もって謎すぎる(←私の発言の方がおかしいかも…)。

本来繋がりのないものたちが繋がり出すという、本当に不思議なことがいくつもいくつもあった。

だからと言ってまとめるのはかなり無茶苦茶だけど、私はこのブログがある意味伝言板のような役割をしてくれるような気がしている。

○○さんの登場によって私の人生は、本当に想像もしていなかった方向にどんどん進んだ。

「違う生きる熱源」というのが、大げさでも何でもなく、○○さんはその存在だけじゃなく、本当にたくさんの旋風を巻き起こす原動力的な人物だったと思う。

そして私は見えない部分でも色んなことが繋がっているということを、○○さんに出逢って以降、主にペンジュラムやオルゴナイトを通じて見ることになった。

あんなのは映画や小説だけの世界かと思ったらそうではなかった。

見えなくても、携帯電話が電波を拾って世界中の誰とでも繋がるように、それ以外にも人と人とが見えないところで繋がることをたくさん見た1年だった。

そして電波なんていうのは、個人個人の力で設置してるのではなく、あるプロ集団の人たちがそれを設定してくれてる。

○○さんと私の間にあったことも、○○さんや私が意図したというのとは別に、見えないところで見えない電波みたいなものによって引き合わされたような感じも私は少なくともしている。

だから、このブログを通じて○○さんにきちんと伝わることも、私はそれはもしかしたら本当にそうなるかもしれないと予感している。

限りなく0に近くても、本当に0%ではないと思っている。

十分起こりうる可能性の中にあることだと思っている。



今日の打ち上げ花火の1番のメインの時、平原綾香の『Jupiter』が流れる。


“Every day I listen to my heart
ひとりじゃない
深い胸の奥でつながってる
果てしない時を超えて輝く星が
出会えた奇跡教えてくれる”


去年○○さんも見ただろう花火。

今年も同じ花火が同じ場所で上がる。

そして、私はその花火に託すように想いをのせる。

届けたい人に向かって想いを放つ。

出逢えた奇跡があるなら、また別の奇跡もあっていいと信じてる

0 件のコメント:

コメントを投稿