2018年3月15日木曜日

モノの声

前回のブログに書いた『物の声を聴く』の続き。

ふと気になって、今朝は実験のようなことをした。

昨日の朝から私が外出中、私の布団の上にちょこんと乗って待機しているモノ。

モノの希望で、本来それとセットの毛糸の巾着袋を座布団のようにして、そして座布団の下には私がドミニカで作った布製の袋を敷いて、その状態で私が仕事に行ってる間そこにいる。

当初モノは部屋を4等分したところの布団のある位置を希望したから、だから布団の上になったけれど、私は今朝わざと模様替えをして、状況が変わるとモノは何と言うのかを調べた。

モノが何を私に伝えてくるか試したくなった。

布団の位置を対角線上に移動して、その対角線上にあった木のテーブルを普段の布団の位置に置いた。

さらに木のテーブルの前に、今この部屋の中で一番エネルギー値の高いものを置いた。

おととい人から頼まれて買ってきたもので、モノと同種で、なんとそれが今回は9個もある。

お店の人が小さな箱に全てを入れてくれたから、その小さな箱をテーブルの前に置いた。

だからモノの仲間たちがたくさんいるその一角だけは異常にエネルギー値が高い。

そこまでセットして、モノに聞いてみた。

昨日と同じ位置(=今朝は木のテーブル+自分と同種の元気なエネルギーに溢れてるものたちの近く)で今日も留守番をするのか、と。

答えはNOだった。

なんとなく想像がついたけど、やっぱり場所が移動しようとどうしようと、モノの好きな場所・落ち着く場所は私が使ってる布団の上らしい。

なんなら意地の悪い私は、布団のすぐ隣りに今日出すゴミのゴミ袋もわざと置いた。

本当にすぐ隣りに置いた。

だけどそんなのはどうでも良いらしく、全く意に介してないようだった。

ゴミがすぐ隣りにあろうとも、モノはやっぱり布団の上だけしか希望してこなかった。

だから今日も布団の上に置いて仕事に行った(ゴミはもちろん捨てた)。

仕事中、ふと自分で作ったコースターが目に入った。

過去の仕事中にこれまで一度もコースターなんて使ったことなかったけれど、今の仕事は書類をとにかくたくさん扱うし、そしてその書類たちは私が使うんじゃなくて他の人たちが使ったり本社に郵送されたりする。

仕事を始めたばかりの頃、コーヒーとかをマグカップに入れて机に置くと、蒸気で机が濡れることがわかった。

はっきり言って私は気にならないけれど(そんなのティッシュで拭けばいいと思ってる)、これが間違って他の人たちに渡る書類を汚すことになると非常にまずい。

そこで私は新しくコースターを2つ作って、それ以降毎日のように普段使いしている。

それ見て、もしかしてコースターにはモノが反応するかもしれないと思った。

今日よくよく見てみると、水色の方のコースターはコーヒーかお茶をこぼしたらしく汚れていた。

もうそれがいつの汚れかはわからなかった。

でも、多分モノはたとえ汚れていてもこのコースターを気に入るだろうなとなんとなく思った。

多分私の予想が間違っていなければ、汚れとか綺麗かとかはあまり関係ない。

多分モノにとってのポイントはそこじゃない。

家に帰って早くその検証をしたくてたまらなかった。

忘れてはまずいと思って、早々とコースターをカバンの中に入れて家に持ち帰ってきた。

家で3つ実験した。

1つ目は、部屋の畳ごとにどこのエネルギーの状態が一番良くて、以降8位(八畳部屋)までどんな順位がつくかを調べた。

単にペンジュラムに順位を聞いて回ればいいだけで、結果は思った通りだった。

1位)木のテーブル+人に頼まれて買ってきた9個のエネルギーにみなぎってるものがある場所

2位)ホロスコープ鑑定の鑑定書・メッセージカード・お気に入りの本なんかが置いてある場所

3位)お気に入りの絵たちとパワーストーンたちが置いてある場所

4位)観葉植物が置いてある場所

5位)ティンシャと呼ばれる鐘のような楽器と本とノートを置いてる場所

6位)入り口に一番近い畳

7位)仕事に持って行ったカバンやその他諸々荷物が置いてあった場所

8位)(最下位)布団を置いてる場所

見ての通り、布団の場所は、私の疲れた体を休めるだけあって、どう考えてもエネルギーの状態としては低い。

2つ目の実験は、色んな布を持ってきて、モノがそれを下敷きとして使うのに気に入るかどうかだった。

お気に入りのハンカチ2枚や、既製品のコースター2種、祖母の形見のスカーフ、麻のお気に入りの布…などなど用意して、そこに職場から持ち帰ってきた手作りのコースターも入れて、モノはどれが好きかをペンジュラムに聞いて回った。

予想通り、私が作ったコースターは気に入ってた。

そしてキレイな赤い方じゃなくて、飲み物の汚れ付きの水色の方がより好まれた。

それ以外のものにはすべてNOを出してきた。

最後3つ目の実験は、モノを手に持った状態で部屋のどこが好きかを聞いて回った。

最初の実験の結果からは考えられない、布団の上にだけペンジュラムは反応を示した。

そう、エネルギーの状態としては1番低い、最下位の場所をモノは好んだ。

他は違うらしく、すべてに激しくNOを言っていた。

なんなら仲間たちが入ってる箱の近くでさえもNOだった。

薄々気付いてはいたけれど、今回のそのモノにとって、大事なのはキレイとか整ってるとかデザインが良いとかではなく、私という1人の人間の存在感とか空気みたいなのをより強く感じられるかどうからしい。

だから下敷きにする布ひとつとっても、私の手を通じて生み出されたものかどうかがポイントらしい。

さらにコースターについて言えば、機会があればモノの(未来の)持ち主にあげたいと過去に考えたことのあるものだった。

一方的に押し付けるわけにもいかないから、今もって私の手元で日々大活躍してくれてるけど、まるでモノが私の気持ちを知っていてそれに呼応してるみたいだなと思った。

そしてあげるとするなら、赤じゃなくて青の方だと思っていただけあって、
青の方が好きだと出た。

せっかく仲間たちがいるから、仲間たちも同じように布団の上に置かれたいのかを聞いたら、見事にNOだった。

仲間たちは現状の小さな箱の中が良いと出た。

普通に考えて、仲間たちの感覚がすごく真っ当だと思う。

ちなみにペンジュラムに関して言えば、基本どこでも良いらしく、私が常日頃持ち歩いたりそばに置いたりする従来の在り方でOKが出た。

今書いてて思い出した。

一度だけペンジュラムは、仕事の日にも関わらず1日中私のポケットの中に入ってくれてたことがある。

普段なら絶対にそんなことしない。

でもその1日だけは私の方が自分のお守りとしてペンジュラムを身に付けていたかった。

予め自分の色んな気持ちが乱れるのも落ち着かないのも全部全部予想できたから、だからペンジュラムにお願いしてそばにいてもらった。

記憶違いでなければ、私はその日持ち歩けるようにわざとジーンズを履いた気がする。

まだ夏の暑さが残る頃で、確実にポケットのあるものはジーンズしかなかったから。

そう言えばその時もそうして良いかペンジュラムに聞いてからそうしたから、すでに無意識に物と会話してたんだなと思う。

モノを通じて、今物の声を意識的に聴くことを覚え始めた。

ちなみにモノは非常に面白くて、書いてるうちに次の日になってしまったけれど、その次の日になった今日は有休を取っている。

今日は名古屋で気に入ってたモーニングのお店と同じ系列の店に行くとこからスタート(家から60キロは離れてる)。

その後もその近くで用事をあれこれ足す予定でいる。

こういう私用で出かける日は、モノは布団の上で待機じゃなくて、一緒に行くことを希望する。

だから汚れたりしないように注意しながら持ち歩く。

モノがモノとしての命を全うするのに、色んな地を共に巡りたいと希望してるんだと解釈してる。

さんざん巡った後、本当の持ち主の元へ旅立って行くんだろうと思う。

自分以外の人に渡すものとしては異例の対応だけど、それは他の何でもない、モノ自身が希望してることだから、せめて私はその声を拾ってできることはしたいと思ってる。

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