2018年6月28日木曜日

東京ヒーリング

昨日のホロスコープ講座の後、ヒーリングを受けてきた。

ヒーリングの人は、ブログ以上に本物の人だった。

こうなってみると、友達の洗脳騒ぎでさえ、その人の元に行くのが目的だったのでは…と思ったほどだった。

ヒーリングの前にちょっとした聞き取り(←多分単なるパフォーマンス)をして、そしてその人は「2、3分静かにしますが、武士俣様はそのまま普通にしててもらって大丈夫です、武士俣様のエネルギーを読み取るだけですから」と説明された。

私は立って下さいとか、診療台に横になって下さいとか、言われるのかと思ったら、今の椅子に腰かけたままでいいと言われた。

そしてその人は私の方は一切見ずに自分の書いたメモを見始めた(ように見えた)。

そうやって私を見ないでエネルギーを見る人がこれまでいなかったから、あのメモにそんなに意味があるのかとか、私が名前を直筆で書いたから筆跡鑑定でもしてるのかと思った。

2、3分後、その人は向きを変えて、私の方を向いた。

「今、読み取ったことをお話してから今日のヒーリングを始めますね」

ドキドキしながら待った。

その人の口から最初に出てきたのは「まず『星読み』と出てきました」だった。

度肝を抜かれた。

なぜなら私はその1時間前まで現実的にホロスコープ(星読み)の講座を受けていたから。

しかも私は新潟から行くことは言ってあったけれど、ホロスコープの講座に出るとは一切言っていなかった。

星読みだけじゃなくて、その後に出てきた言葉は、どれもこれも私のことばかりだった。

しかも普段人には見せない部分の私のオンパレードだった。

何個か私のこれまでの人生の特徴をスパスパスパッと言い並べて、私はそれに対して「はい、そうです」以外の返事の選択肢はなかった。

「これまでの人生色々ありましたよね、それは総じて大変でしたよね」というものもあった。

これどこかの売れない占い師が言ってるみたいなセリフだけど、それとは明らかに違ってた。

その前のいくつかの人生の特徴はもっと具体的で、しかも私はほとんどの人にそのことを言ったことがない。

このブログでも明け透けに何でも言うみたいだけど、それでも口を閉じてるものもある。

それをその人はズバリ一発で言い当てた。

しかもそれが何だ?と言わんばかりに。

その人は「武士俣様は新潟出身の方でお間違いないですよね?」と同じトーンで話した。

だからその人の「これまでの人生色々ありましたよね、それは総じて大変でしたよね」は、その色んなことを言い当てた後の言葉だったから、言葉の重みが丸っと違ってた。

この人には嘘を言っても仕方ないし、そこで変な謙遜や否定なんかしたらもう何を言われるかわかったもんじゃないと思って、私は一切の否定をせずに全てに「はい」とはっきりと即答した。

私の感覚についてはこんな風に言われた。

「武士俣様のその感覚、それは秀才と言うんじゃなくて、天才肌レベルです。自分でもわかっているでしょう?色んなことを理由に認めなかったり、自信がないことでそんなもんじゃないと思ったり、もしくはそうした力そのものを否定したり。
でも武士俣様のそれは天才タイプのものです」

「肌で感じてる、そんな風じゃないですか?理屈とか考えてとかではなく、わかる、わかってしまう、そういう状態だと思います」

肌で感じてるかは自分でもわからないけれど、とにかく考えたりとかせずにわかってしまうのは本当だったから、それはそうですと答えた。

私の力のレベルは自分ではわからないけれど、そう言ってもらうのは光栄だったし、ましてやそれだけできる人から言われるのは本当に嬉しかったから、それには素直にありがとうございますと言った。

私はその人からどうしてヒーリングを受けようと今回思ったのかを最初に聞かれたから、それはヒーリングそのものよりもその人に興味があったと伝えた。

そうした能力を否定してたところ、結局そこに進むしかなくなり、そして今の状態になった、というその人の生き方に興味があった、と補足説明した。

全部終わってヒーリングのレンタルスペースを出た時に、その人は言った。

色んな人たちがお客さんとして来てくれるようになったけれど、一番来て欲しいお客さん、一番自分が対象にしたいお客さんは武士俣さんみたいな人たちだと言ってた。

要はその人自身も今の方向に向かうまでに相当葛藤したから、だから同じような感じの人たちに伝えられることや自分だからできると言ってはおこがましいけれどそういうことを提供したいと話してた。

ヒーリング中は、その人は私の体は最後に肩と背中をさっと触った以外は触らず、あとはずっと何かしらの形で私の中の停滞してる部分や必要な生体エネルギーを流すみたいなことをしてた。

始める前の聞き取りの時に気になることはあるかを聞かれたから、私は左の脇腹から左の背中にかけて数日痛みが続いていたこと、今日は今良くなっているけれども、ということを一言付け加えていた。

その左側の時だけその人は施術中に「抜けました」と言った。

何だろうなと一瞬思ったけれど気にもならず忘れてた。

終わってから、ヒーリングの時の補足説明の時にそれが何だったのかを教えてもらった。

なんと左側には少しではあったけれど、洗脳騒ぎの人(=友達の師匠の方)のエネルギーが入ってしまっていたとのこと。

だいぶ弱くなってましたけれど、カスみたいなのが残ってました、それを抜きましたと説明された。

またしてもその日何度目かの度肝を抜かれた。

洗脳云々は、実は本予約をする前に伝えていた。

その人に変に影響を与えても絶対にそれは良くないから、だから予約を確定する前に正直にこの1ヶ月ぐらいにあった洗脳騒ぎの顛末を伝えた。

相手の邪気だとは言い切れないしそんなの私の妄想かもしれないけれど、現実的に5日寝込んで完治するに3週間ほど、その3週間後に友達に洗脳のことを話して、それから1週間ほどは多少体にはちょっとした症状が出たけれど今は元気と言えると思う旨説明して、でも絶対に何もなかったとは言えないからそれでも施術してもらえるのかを聞いた。

その人は大丈夫とだけではなく、全力でサポートさせていただきます、と言ってくれた。

私は脇腹に関しては、そっちの可能性もあるとは思ったけれど、それよりも自分の中の何かしらが悪い影響を作ってるのかな…と考えていた。

だからまさかのその師匠的な人のエネルギーと言われて、本気で度肝を抜かれてしまった。

実際に会ったことがあるのかを聞かれて、一度もないし友達の話の中にしか出てこないと説明した。

相手の人は性格的にネチネチしている、とその人は分析していた(除去する時にその不要なエネルギーがどんなタイプのものなのか、その人にはわかるんだと思う)。

ヒーリング中、一度だけ私の中ではっきりと出てきた言葉があった。

出てきたというのは、声に出したとかじゃなくて、心の奥底からスッと真っ直ぐに出てきた、そんな風だった。

「生きる世界が違う」

これが出てきた時、私はすーっと涙が両目から一筋ずつ出た。

私にとって決定打の言葉だった。

どうしても認めたくなくて、ずっとずっと知らないフリを通してた。

だけどもう知らないフリはできなかった。

色んな意味で、もうどうにもならないことを認めざるを得ない、そういう言葉だった。

しかもヒーリング中、エネルギーを整えてもらって出てきた唯一の言葉だった。

それ以外の時はポーッとしてたから、そうした言葉は出てこなかった。

ヒーリングが終わると、やっていた最中に気付いたことをお伝えします、と言われて1つ1つ話してもらった。

その言葉たちは、聞いていてもう絶句するしかなかった。

色んなことがその通り過ぎて、この人は私の何を見たのだろう?と思うぐらい、色んなことをズバズバと言い当ててきた。

そしてそれらに対して私が自分のためにできることも教えてくれた。

私は自分がその人の前で服を脱いで裸になるよりも(服は着たまま施術)、その色んなことが隠せなくて全部その人にはお見通しなことの方が何十倍も恥ずかしかった。

誤解を与えると悪いから言うと、私がこれまで受けたマッサージでもヒーリングでも、裸で受けたのは1つもない。

本当に丁寧だったところは、施術前に着替えて下さいと綿素材のユニクロとかに売ってそうなリラックス着を渡されたけれど、そこも含めて全て着衣のまま。

とにかく、仮に裸になって全身を見られるよりも、その何も言ってないし伝えてもないのに私の心の中や思考、これまでの人生が丸見えの方が何十倍も恥ずかしかった。

その人に「視えてるんですか?」と聞いた。

「視えはしないです。だけど感覚的にわかっちゃいます。前よりも全然わからなくなりましたけどね〜」

その人いわく、あまりにもわかりすぎて自分も困ったから、そういうのを抜ける人のところに通って抜いてもらってた時期があったとのこと。

ただ、抜いても抜いても抜ききれず、ある時に自分のそうした力に対してあきらめたとのこと。

あきらめたというのは、もうそこから逃げることをあきらめた、という意味。

そしてこれを仕事にしようと思ってからはもう通ってないようだった。

「前よりも全然わからないって言ったじゃないですか。前を100とするなら今はどれぐらいなんですか?」

「今は40ぐらいですね」

40でそれなら100の時なんか想像を絶する世界だなと思った。

どのぐらいわかってしまうのかと言うと、その方は今は結婚されているけれど、結婚される前、付き合ってた彼女の浮気がわかったとのこと。

要は視えたのと同じような感じで、そういうのがわかってしまったとのこと。

距離が離れていようが何しようが、色んなことがわかってしまうし、相手が何かを言わなくても相手の思っていることがわかってしまう、そういう体質とのことだった。

レンタルのセラピールームだったから、時間になったらとにかく場所を出ないといけなくて、なんと会計もまだのままとりあえず建物の入口のところまで出た。

その人はオーナーさんに電話で使用終了の連絡をして、そして入口でお金を支払った。

その時にまた何かあれば、それはどうでもヒーリングの施術でなくてもこうしたこと全般に関する情報の質問でも何でも構いません、と言われた。

私はその時はまた連絡して、個人のセッションのようにしてもらうことは可能ですか?と聞いた。

そうしたらなんと、「いや、そんなんじゃなくて、普通にカフェとかでお茶しながら単に話すで大丈夫です。僕、そんな大仰なことをするつもりはないんで」と言われた。

驚いた。

普通はそれでもうセッションやレッスンとしてカウントされて、有料になる。

なのにその人は、そこに関してはお金をいただくつもりがないと言った。

私は聞いた。

来月に東京に来るからその時でもいいけれど、もしこの後時間があるなら近くのところでお茶しませんか?と。

その人も1〜2時間であれば大丈夫とのことだったから、私たちは場所を移動して近くのガストに行った。

長くなったから、ガストでの話は次の記事にて。

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