2015年2月20日金曜日

すべて空回りだったけど後悔のない日

明後日、父の誕生日だ。

昨日誕生日プレゼントを探しに行ったけど、ぴんとくるものがなく。

とりあえず、最悪なければこれにしよう、というものを頭の片隅に置いて、

今日今度は別の場所へ探しに出かけた。

さっき、日曜日の午前指定でゆうパックで発送したけど、

今(金曜日の夜)からでは日曜日の午前は無理で、午後2時以降の時間帯しか

確約できないと言われた。

仕方ないので、それでお願いしてきた。

わざわざ遠くの24時間営業郵便局まで出向いて、結果は希望通りとはならず、

でも、まぁいっか、とすぐに納得して帰ってきた。

正直、行くこと自体も迷った。

行く前にいくつかのことをした。

まずはネットで、金曜の夜に発送すると、最短いつ到着なのかを調べた。

情報はまちまちで、拠点によっては夜中の便で配送され、

わたしが希望するような翌々日の早い時間に到着することもあるようだ。

あくまでお客さんの話だから、真偽のほどは不明。

郵便局に電話するも、営業時間外のアナウンスが流れて問合せできず。

24時間?フリーダイヤルは携帯からはかからないとアナウンス流れ。

ちなみに、窓口で聞いてきて判明したことだけど、日曜日午前指定で送りたい場合、

名古屋→新潟間だと、遅くても金曜日の通常営業時間内に発送要とのことだった。

ということは、わたしがそのプレゼントに決めた時にはすでに時遅しで、

さらにその後送るための適当な段ボールを2個探し、

さらには同じショッピングセンター内の別階に行ってメジャーで箱の長さを測り(×2往復)、

結局箱の長さが長すぎて使えずまた段ボール置き場に戻し(×2往復)。

実に無駄だらけの動きと、それらすべてが空回りし、結果も希望通りではなく。

でも、ひとつも後悔がなかった。

まず、郵便局に向かう前に、もしかしたら希望が通らないかもしれない、

単なる無駄足を運ぶことになるかもしれない、

それでも行くかどうかを考えた。

そこで、反対に考えて、ダメ元で行ってみて、それで万が一日曜の午前指定が通ったら

ラッキーと考えよう、と心の中で決めた。

ダメでもいい、でももしかしたらどこかの誰かの情報みたいに、夜行便に間に合うかもしれない。

小さな望みに期待しつつも、ある程度覚悟をして出向いただけあって、

あらそうですか、という感じで余計な感情も湧かず、またすたすたと来た道を戻ってこれた。

小さなことだったけど、これから自分がやることのヒントにもなってくれた出来事だった。

これから先、無駄になるだけで終わるかもしれないことをやる。

でも、やるだけやってみると、本当に無駄になっても後悔はしないような気がしている。

1 件のコメント:

  1. 「無駄になるかもしれないけれど、それでもやるか?」と問い、
    「それでも、やろう!」って自分で決める。 もし、思うような結果が
    出なかったとしても、「やろうと決めて、やってみた」という経験が、
    ちょっとだけ自分に何かをプラスするような気がする。

    年始に「今年は仕事を頑張る!」と宣言したとおり、
    今まで「この会社で新しい提案しても、無駄だろうな」と思って、
    ずっと手を出さずにいた分野の仕事に少しずつ挑戦し始めたのだけれど、
    上からは「予算もないし、そもそもうちにはこんなの必要ない」、
    そして決めゼリフの「現状維持で(←100回聞いたわ!)」との返事。
    まぁ、案の定ってとこ (^^;;)

    しかし今年の私は、いちいちがっかりなんかしません。
    私個人が、1日で「会社の方針を変える」のはもちろん無理だけれど、
    「こういうやり方もあるじゃん!いま変えないと『現状維持』すらできないよ!」
    「このやり方に変えられたら、お客さんも会社も社員も幸せじゃん!」っていう、
    声だけはあげ続けよう、って思う。
    手を変え品を変え相手を変え、しつこく(笑)。

    この仕事は好きだけれど、この会社のシステムには疑問だらけなので、
    いつか、「好き < 疑問」 になってしまって、辞めるような選択に
    なった時に、「でも、自分にやれることはやってきたよね」と思いたい。
    「開けゴマ」精神(←ちょっと脱力感が出ちゃうのはなぜ?笑)で頑張ります。

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