2015年2月16日月曜日

パワーストーンの行方

この半年ほどちょこまかと取り組んだ断捨離の中で、どうしていいのか迷ったと言うより困った

もののひとつに、パワーストーンがある。

ブレスレットもあれば、携帯のストラップもあれば、幾つかを所有している。

自分も気に入って買い求めたものは、これからも残す予定だからいい。

人からのいただきものは、2つに分かれた。

1つは、残したいもの。もう1つは、手放してしまいたいもの。

残したいものの中には、今もしっかり働いてくれてるパワーストーンがある。

それはあるボディセラピストさんから、当時のわたしの状態に合ったものとして

プレゼントされたものだ。

毎日持ち歩いているうちに、わたしの不注意で落として割ってしまった。

びっくりして、電話して対応を聞いたら、割れたものをそのまま持ち歩いてもいいと教えてもらい、

その後もしばらく持ち歩いた。

ところが、どんどん粉々になってきて、持ち歩くのも大変だなぁという頃。

いつか妹から、妹が働いている店の観葉植物に他のスタッフの人の水晶を置いたら、

そればかりメキメキと大きく成長した、という話を聞いたことを思い出した。

それで、わたしもまねをして、部屋の観葉植物のひとつに、その粉々になったパワーストーンを

土に還した。

そのおかげか、その観葉植物、それ以降も何年にも渡ってたくさん葉をつけている。

上のパワーストーンとは対照的に、過去にどうしても手放したいパワーストーンが1つあった。

それもいただきものだったけど、その経由がとても嫌で、自分の元に来てから全然愛着が

湧かずにとても困っていた。

で、ある日友達がうちに来てくれた時、真夜中の公園に付き合ってもらい、

ある大きな木の下にシャベルで穴を掘って埋めてきた。

この方法が良い悪いはわからなかったけど、とにかく手放したい一心のものだったから、

自分がやったことに後悔はない。

あれからもう一度今度は別の経由で、パワーストーンがやってきた。

半分付き合いの部分もあって、パワーストーン教室で自分で作ってきた携帯ストラップだった。

今もまだ手元にある。

ただもうそれは使わないのと、それにまつわる諸々の過程をきれいに終わらせたいこともあって、

今回の断捨離リストのトップ10に入るものだ。

真夜中の公園に行くというのも悪くないけど、ただ一人では行きたくない。

一人でも行けて、且つもう少し別の方法で手放せないだろうか・・・ということで、

だいぶ前になるけれど、パワーストーンの手放し方をネットで検索した。

幾つか方法があった中で、わたしが一番心惹かれたのは、「川に流す」だった。

一番しっくりきて、パワーストーンにとっても良いような感じがしたから。

随分そんなことを忘れていたけど、この間またふと思い出した。

今日は小春日和並みに天気も良く、これなら川の近くも安全に行けるなぁということで、

歩いて30分弱の大きな川へと行ってきた。

行ってみてわかったことは、パワーストーンを流すのに、その川は適していないことだった。

川のけっこう近くまで行けたけれども、近付けるところは水たまりのようになっていて

水が流れていなかったのと、本流は遠すぎてとても自力では近付けない場所になっていた。

これは仕方ないとすぱっとあきらめて、パワーストーン共々家に戻ってきた。

本来の目的は果たせなかったけど、とりあえず行ってみたからわかったことに満足した。

そして、どういう川をイメージしているのかも自分の中でより明確になった。

今回はパワーストーンにまつわる出来事だったけど、なんとなく人生の選択そのものに

似ているなぁと思っている。

0 件のコメント:

コメントを投稿