2019年1月21日月曜日

好きこそ物の上手なれ

好きこそ物の上手なれ、を実感。

先週の金曜日、インフルエンザになった妹が東京から帰ってきた。

家にずっといても仕方ないということで、それで帰ってきた。(←母が「帰ってくれば!」と言ってそうなった)

妹は明日また東京に戻る。

日中、妹にカードをして欲しいということで、オラクルカードと呼ばれる神託カードみたいなものの読み解きをした。

最初は3枚引きと呼ばれるもので、過去・今・未来の流れを見た。
(50枚近くあるカードの中からシャッフルしてその後3枚を引く)

出たカードに統一性もなければ、今を表すのに出たカードに関して言えば、さらに妹の生活に全く関係のないものが出た。

私はここぞとばかりに、自分が得た知識を駆使してそれらを読み解いた。

妹も私の読み解きを聞いて、それが自分の今にどう繋がっているのかなるほど納得して、さらにそこに隠れていた最近のことをあれこれ話し始めた。

それとは別に、今の自分のテーマに対してのヒントを得るために1枚引きをした。(シャッフル後、1枚だけ引く)

それについても、見てすぐに何を表しているのかがわかった。

例えば、「浄化と解毒」と出たけれども、それは体の浄化と解毒だけじゃない。

人間関係において妹は妹の信念を持って、それに対して人間関係を整理したり、自分にとってストレスとなるものから距離を置いたり付き合い方を見つけたり、そういうことが読み解けた。

その後に出たものは「自信を持つ」というもので、これは自分で自分のすることを意識的に選ぶことで上手くいくこと、その部分を見ること、その積み重ねによって自分に自信が持てる、自信というのは「自分を信じる」と書いて自信で、自分の選んだことで物事が上手くいく様を見て自分を信じられるようになっていく、と私は説明した。

特に、今妹が置かれている状況は、人間関係の調整という意味では宝の山状態で、色々試すことができる。

その具体的な対処法も思いつく限り全て伝えた。

妹もあれこれ喜んでくれ、私は私で新しく学んだことを試せて楽しかった。

で、好きこそ物の上手なれ、の部分。

先月あたりから私は4本ないし5本のカードリーディングの動画を見た。

私的にその人のカードの読み解き方や言葉の使い方が大好きで、すごいツボにハマった。

そして、その人のカードの読み解き方は、これまで見たことのない斬新なものだった。

カードの取り扱い方も、カードの絵から読み解く方法も、カードの解説書からキーワードを拾う方法も、そしてそこにはない意味を独自に引き出す方法も、ものすごく良かった。

カードの読み解き方の幅が広がって、本当の本当に勉強になった。

それ以来誰かに試す機会がないかと思っていたら、今回妹が帰ってきて、妹の方からやりたいと言ってきた。

カードだから、当たり前だけど、その時まで何が出てくるかは知らない。

しかも出てきてもそれがどんな意味になるのかは、たとえ同じカードが出ても読み解き方はその時々で全く違ってくる。

そして今回のように、全く脈絡のないカードが出てくることもある。

妹の今のカードに至っては、「キューピッド」だった。

普通に読み解けば、恋愛のキューピッドということになる。

でもそれだと「恋愛に繋がる何かがある」という風にしか捉えることができない。

ちなみに解説書もそうなっていた。

恋愛だけのことを見ているならそれでもいいけれど、妹が見ていたのは人生の流れの方で恋のキューピッドだけだと意味がわからなくなる。

そこで私は、動画の人のようにカードの絵を見た。

絵から読み解けるもの、そして「キューピッド」という言葉から連想されるもの、その2つを見た。

絵を見て感じたのは、本人が自分の意志を持って何か人間関係においてアクションを起こすこと、そしてそれは自分と何かを繋げることだった。

もう少し深読みすると、自分の中で良いもの・心地よいもの、取り入れたいもの、そういうものにターゲットを絞っている。

闇雲に誰とでも繋がっていくのではなく、自分の好きなもの、好きな人と繋がっていく、そう読み解ける。

そして、キューピッド=繋ぐ、と私は読み解いた。

そういう人や機会がもたらされるとも読めるけれど、自分から動いていくというのが今回の絵柄的には強い感じがした。

これだけ読むと、はちゃめちゃな感じがするけれど、実際妹は色々思い当たることがあって、カードの解説書を読んだ時はちんぷんかんぷんだと言っていたけれど、私の読み解きを聞いた時はその内容に納得していた。

ちなみにカードは、カードからヒントをもらいたい人の潜在意識やその時のその人の人生の流れを表すとされている。

だから、読み解き方をカードの解説書だけに頼っていても難しいところがあるし、それ以外の部分を読み解くことが大切になる。

そしてすでに忘れたけれども、何かを私が口走った時、私の体はゾッと鳥肌が立つような感覚になった。

これも自分で今まだ検証中だけど、多分相手にとって本当に大切なこと・重要なメッセージの時に、私の体は鳥肌が立つみたいになる。

ゾワッとなる。

悪い感じではなくて、何かが関係していると思われる。

いつもなる時は、その時に一番大切なメッセージの時だったりする。

この自分の体の反応と自分が口走るメッセージとの関係性も、今後もっともっとその理解を深めたいと思っている。

カードリーディングのみならず、色んなことから読み解きをすることはとても面白い。

カードリーディングに関しては、その動画の人のやり方を見て、さらにもっと深い読み解き方や新しい手法を知ることができた。

見ているだけで、相手の人がどんなやり方をしているのかわかる。

何せ面白いと思って見ているから、1本あたり1時間近い動画を見る際、ノートを近くにスタンバイさせて、気に入った内容やヒントがあるとすぐにメモを取る。

メモも苦じゃないし、自分の感覚で好きなものを拾い出す作業も楽しい。

カードは自分のためにやってもいいけれど、自分のものはどうしても主観が混ざるし、自分の中で情報を取捨選択をしがちだから解釈に偏りが生まれやすい。

その点、他人のものは相手の人生模様なんてわからないから、ストレートに出せる。

そして、自分が読み解いたことと相手のストーリーとを擦り合わせるプロセスが面白い。

言葉や絵からだけでは意味の通じない内容でも、相手の人生模様を聞くとその意味が通じるようになる。

そういう繋ぎ合わせや解き明かしが私はすごく好きなんだなぁと感じる。

好きこそ物の上手なれ。

誰が言い出した言葉なのかは知らないけれど、本当にその通りだなぁといつも思う。

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