2015年11月9日月曜日

困ったiphone

子どもの頃『こまったさん』というシリーズの物語がとても好きだった。

話の内容は忘れたけれど、毎回こまったさんは何かにこまってそれを解決していく、というような

話だったと思う。

それはそうと、本当に困ったのはiphone。

今日の困ったは、携帯の画面に変な操作する画面が現れて、それが何をしても消えない。

普段は自分が撮った写真が画面の背景になっているのに、今はその意味不明な操作画面が背景

になってしまった。

自分がどんな操作をしてそのような画面背景にしたのかがわからないから困りものだ。

そもそものその画面を消す又はキャンセルする方法を知らない。


先日iphoneを修理に出してきた。

実際は、修理ではなく交換となって終わった。

ただその担当者の話の意味がさっぱりわからなかった。

担当者いわくわたしのiphoneは、iphone本体が壊れているのではなく、中のシステムが痛んで

いてそれにより不具合が出るとのこと。

ちなみに不具合の例としては、ネットが突然遮断される(←これはまだ序の口)、一番困っていた

のは、電話が突然切れてしまうことやエコーしてしまうことだった。

「もしもし」と会話が始まったかと思えば次の瞬間、

「もしもし、し、し、し、し、し、し、し、し、し、し・・・・・」

という具合に相手の声はエコーするわ、わたしの声は届かないわ、の大惨事となった。

で、それらがiphoneの本体ではなくシステムの問題だと言う。

「ウイルスに感染しているとかですか?」と聞いたら、ウイルスに感染しているのとは違う、中身の

具合がよろしくないから本体を交換してもまた再発する恐れがありますと言う。

再発したらどうしたらいいんですか?と聞けば、その時はコールセンターに電話して本体を初期化

してくださいと言われた。

もうハテナ?ハテナ?ハテナ?のオンパレードだった。

担当者の説明は悪くなかった。

難しい単語は少なかった。

だけどわたしの知識が丸っきりないところに説明されても、てんで的を射ない。

今回の一連のサービスで一番理解できたことは、もう次の春で保険が切れるからその後仮に

壊れた場合、修理に出すよりも機種交換した方が安く済むということだった。

だから後は極力長く無事でいてくれることを祈るしかない。

保険も2年間のものしかなく、買った時に店員さんに「2年後に保険の延長はできないんですか?」

と聞いたら、「その後は壊れていく確率が上がるので、最長2年なんです。そして壊れたら次の

ものに変えてもらうことを企業側は意図しています」と返ってきた。

ガラケーの時は何年も携帯電話というのは使うものだと思っていたから、当時は言われても

さっぱりぴんとこなかったけれど、今はなるほど納得している。

まさか本当にその2年以内に保険を使うようなことになるとは思ってもいなかった。

関係ないけれど、エアコン関連の仕事に就いていた時、今時の機能満載のエアコンは壊れやすい

と聞いた。

昔のようなただ冷やす、タイマーをつける程度の単純明快な装置ではなくなった今、その諸々の

便利機能のせいで壊れやすいのだと言う。

実際にお客さんからも、昔の方が10年20年、がんばれば30年使えた頃の機械の方が良かった

と聞いた時も二度三度じゃない。

中には、そういう単純機能のエアコンを復活させて欲しいとリクエストを出してきたお客さんまで

いた位。

iphoneも機能満載はいいけれど、それが故障を引き起こすのであれば、単純な作りでもいいのに

とわたしなんかは思ってしまう。


ちなみにAPPLE STOREで驚いたことの1つ。

なんとメモ用紙が用意されていない!

途中でIDの設定やパスワードの設定を余儀なくされ、当然新種のものはメモに残さなければ

100%忘れる。

手持ちの適当な紙がなく、店員さんに「メモ用紙をください」と言ったら、「メモ用紙ですか?」と

聞き返されたほど。

本当にメモ用紙なるものを用意していないらしく、何かの規約が印刷された紙を渡されて、この

裏面をご利用下さいと言われた。

何もわたしだけ特別にメモが必要ということもないと思う。

全体の1割ぐらいは、わたしみたいに超アナログ人間もいると思う。

なのになぜメモ用紙がない、APPLEよ!

時々Steve Jobsが本当に目指したものはこういうものだったのかな?と疑問に思うことがある。

わたしのような困ったさんを増やすための製品じゃなかっただろうに。

利便性とデザインを求めた先に、不自由ががっつり待ってるだなんて…。

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