2018年5月22日火曜日

夢の国へ

私は昔からディズニーには全く興味がそそられないけれど、自分の好きだけを詰めた非日常の旅は私にとっての夢の国になる。

急遽決まった5月23日0泊2日の東京への旅。

日付が変わってすぐにまずは家を出る。

高速バス乗り場まで夜の道をドライブする。

それだけで非日常の始まりを感じられる。

特に最近は、ほぼほぼこもりきってたから、遠出できるだけで嬉しい。

着いたら朝の5時50分池袋サンシャインらしい。

これもまたいい。

池袋のサンシャイン周りは私にとって思い出の地になってる。

20代の頃そのすぐ近くでスクーリングと言って、通信教育のクラスを年に数回受講するために通ってた。

あと、いつだったか名古屋に住んでた頃、確か一度だけ高速バスで東京に行ったことがあった。

名古屋にいた6年半で東京に出たのは、多分4回ないし5回程度だったと思う。

大体のことは名古屋で事足りてたし、東京出るなら大阪の方が近いのもあって、ほとんど東京には行かなかった。

一度高速バスで朝、日の出前に池袋のサンシャイン近くに着いた。

静かな空気の中で街全体が起き上がる前の雰囲気がものすごく幻想的で好きだった。

今回もそんな思い出の地からスタートできる。

まずは適当な店でモーニングする。

1つすごく残念なのは、お気に入りのモーニングの店が違う店になったこと。

朝からフォー(ベトナムの麺)を食べれるお店で、しかもコンビニ3、4軒ほどの広さを誇る店だから、店員も放っておいてくれるところが最大の魅力だった。

今回はどうするかわからないけれど、とにかく池袋で朝の時間を過ごす。

10時になったらジュンク堂へ。

実は私、池袋のジュンク堂は、精神世界の本を読むようになってから多分一度も行っていない。

手芸にハマりまくってた20代の頃、池袋のジュンク堂はパッチワークの本を探すのに絶好の場所だった。

しかも近くに大きな手芸屋さん(今はなくなった)と大きなサイズ対応の靴屋さんがあって、私は20代の頃、スクーリングよりその3つの店を巡るのがメインのようになってた。

だから、池袋のジュンク堂の精神世界のコーナーも知らなければ、占いコーナーなんてもっと行ったことがないから今回が初めてになる。

どれだけのマニアックな本たちに出会えるのかと思うと今からワクワクして仕方ない。

このジュンク堂はすごい。

地下1階から9階までビル一棟が全部ジュンク堂で、私はあんなに広い本屋さんは他に知らない。

間違いなくマニアックな本もたくさんあるはずで、今からそれを見れるのが楽しみで仕方ない。

あとはノート探しのための文房具屋巡りもする。

この1ヶ月ほどで一気に新しいノートを数冊おろしたから、今手元に新しく使えるのがない。

まだ使い始めてないノートもあるけれど、それらは使い道がすでに決まってる。

使い道が決まってない予備のノートがないから、それを見に行ってくる。

あと、最後池袋に行った時に寄ったスープカレー屋さんの近くのカレー屋さんにも行く予定にしてる。

スープカレー屋さんはあまり記憶に残らなかったけれど、そのもう1つのカレー屋さんはすごく気になった。

大して印象に残らないスープカレーだったから、余計とそちらの方に行ってみたくなった。

アジア的なカレー屋さんで、具の組み合わせが斬新で、私は自分も真似しようかと外の写真付きのメニューまで写真に収めてきたほど。

そこに行けるのが楽しみ。

しかも女1人でも入りやすそうなのも良かった。

そんなこんなをするうちにメインイベントのホロスコープの講座in銀座!

そもそも銀座に何か自分だけの目的を持って行くのも初めて!

もうそれだけで超テンション上がる。

しかも今回の講座はさらに楽しみで、まず講師の先生に会えるのが楽しみ。

私より2ヶ月ほど年下の先生。

2回やり取りさせてもらって、私はそのやり取りだけでその人のことが大好きになった。

最初のメールでは
「武士俣さんと私は学年は違えど同じ歳で、武士俣さんのアセンダントに私の太陽を載せているということもあり、深いご縁を感じます。」
とあった。

アセンダントと太陽はわかるけれど、それが一緒なのがどうご縁が深いのか入門者にはさっぱりわからないけれど、ホロスコープの先生が言うぐらいだから深いご縁なのだろうと思う。

2回目のメールでは
「武士俣さんがインターネットの膨大な海から私を見つけて下さったのは、本当にご縁だと思っています。」
とあった。

この素敵な言葉に私はすっかりロックオンされた。

表現が本当に素敵過ぎて、それだけで私はホロリときた。

そう、この方のブログには、ゴールデンウィークの辺りにしてた調べ物の時にすごく参考にさせてもらったものだった。

漫画界の巨匠鳥山明氏と同じ形のものを私も持ってるなどとこのブログで書いたけれど、その時に参考にしたブログだった。

その方の講座に行くことになるなんて当時は全く思ってもなくて、まさかの繋がりで私もとっても驚いてる。

しかも私のホロスコープを見て一発で全てを言い当ててくれた。

しかもそれがどういう意味か当然そんなの説明されてるものはこの世のどこにもなくて、でもそれを数行の言葉で最大限の理解と最大限の希望を同時に表してくれて、もうそれだけでこの方から受けれるのがどれだけ私に人生の中の明るい面を見せてくれるかがすぐにわかった。


『確かに武士俣さんはYODやブーメラン、アルプス型という複雑なアスペクトをお持ちで、ご幼少の頃から内的な葛藤や強迫観念といったものが非常に強い方なのではないかと思われます。

しかし逆に言えば、武士俣さんが「使命」を見つけられたとき、生きづらさでしかなかったYODが輝きを見せてくれるようになります。
頂いたご返信から、武士俣さんの占星術への熱い思いを強く感じました。きっと占星術は今後、武士俣さんを輝かせてくれるツールになってくれると思いますよ。』


こんな風に言ってくれる方から基礎講座を取れるのは、本当にとてもラッキーだったと思う。

前半の私の特徴的なホロスコープの部分は、私も調べてくうちに知ったことではあったけれど、意味がわからなかった。

それをあの数行でさらりと説明してくれて、私は「わかってもらえた」と思った。

しかも私が自分の生まれた時間や場所を伝えて(しかもそれはホームページ管理者の方にだから、先生のところに実際に情報が行った時間はわからない)、半日と経ってない状態でもらえたメッセージだった。

その先生が一瞬で私のホロスコープの特徴を見抜いてくれたことが、あの短い文章ですぐにわかった。

私は「内的な葛藤」も「強迫観念」も言葉として全然嫌ではなかった。

葛藤はよく自分でも感じるけど、強迫観念という風に自分の思考パターンを見たことはない。

だけど、あの独特な感じは、第三者的な視点に立つと強迫観念となるのかもしれない。

むしろ「そんなのは私の気のせい」などと言われなくて本当に良かった。

そしてそこに希望も見せてくれた。

そうまさに、今、あれだけ生きづらさでしかなかった部分にスポットが当たって、多分これから数年かけて、オセロの黒が全部白にひっくり返る。

今少しずつひっくり返ってるのが自分でもわかる。

それを伝えてくれる先生だった。

だから今から行くのが楽しみで仕方ない。

しかも今回は私入れて受講者は18人いて、さらには講座の後に茶話会的なカフェタイムもある。

カフェタイムももちろん「銀座」で!

その素敵な講座に同じ気持ちで参加される人たちと出会えるのも嬉しいし、先生とお話できる!と思うとそれもまた嬉しい。

全くの新しい分野だけど、私は今から楽しみで仕方ない。

しかも何よりも心理系の講座じゃないのが明るくていい。

心理系の講座は決して悪くないし私は好きだけど、エグい部分も噴出する時間でもあるから、私なり誰かなりが涙流すようなことも日常茶飯事だったりする。

ホロスコープは少なくともそういうヘビーな感じはしないから、それだけでもすごく気持ちを楽にして行ける。

夕方ぐらいには終わると思うけれど、その後は百貨店巡りに行こうかと思ってる。

見るのは食器やキッチン関係の売場。

銀座三越が近いとわかったから、銀座三越へ。

歌舞伎座も目の前を通ってこよう!

歌舞伎は興味ないけれど、完全に観光者の気分で、銀プラしてくる!

帰りは東京駅発(22時過ぎ)にしたから、適当に東京駅に移動して、あとは適当に時間を過ごして帰る。

日記帳も本も持って行くから、時間潰しには困らない。

今回は、39歳の誕生日におろしたお気に入りの服着て、お気に入りのペンダント付けて、リュック+スニーカーで出る。

銀座の街の雰囲気は知らないけれど、自分の好きな格好で銀座や百貨店に行けるのはすごく嬉しい。

リュックとスニーカーは若干浮き気味だとは思うけれど、無理してヒール履いて歩いても足が痛くなるばかりだし。

鞄もバーバリーとかだと資料が入らない。

A4が入る革のバッグも持っていたけれど、もう使わないと思って名古屋を出る時に捨てた。

消去法でというより、確実に入るのはリュックしかないからそのリュックを持ち歩く。

他の人たちに迷惑をかけるのなら格好は変えるけれど、今回は完全な個人の自由で行く場所だから、本当に気に入ったものを気に入ったように身に付けて行けるのがすごく嬉しい。

スーツ着て仕事してた頃、何が一番嫌だったかって、自分が好きでもない服を着て日々を過ごすことだった。

スーツや鞄、靴と、少なくとも自分の中で気に入ったものたちを選んだけれど、そもそものスーツが好きじゃないからそれがいつもネックだった。

当時の私の本気の願い事の1つに
「自分の好きな服を着て仕事をする」
というのがあった。

だから今回は仕事じゃないにしても、学びの場でも自分の好きな格好で参加できるのは嬉しい。

そんなこんなのことを詰め込んで東京0泊2日の強行な旅に出てくる。

3月で仕事辞めて良かった。

仕事をしてたなら、今回の講座は見送ったと思う。

というよりそもそも今みたいにホロスコープをここまで独学で学べる時間がないから、講座に出るまでもなかったはず。

多分講座に出ないとわからないな…なんていう視点さえ手に入らなかったと思う。

3月末で辞めた時もこんな流れになるとは想像もしていなかった。

しかももっと言うと、私はホロスコープの講座はある程度お金に余裕が生まれた時でないと受けられないと思っていた。

万超えなんて当たり前のようで、少なくとも1万円台で受けれたら安い方というのはわかってきた。

さらに講師の選定となるとさらに難を極めてて、本当に良いと思った人のものは高額だし、手頃な価格となると講師の方の質が微妙だった。

余談だけど、このホロスコープ業界にも、実力と値段が見合ってない人もいる(要は中身がないのにお高い)。

私みたいに本当に基礎が全くない人向けでさらには高度なことも触れてくれそうなんて、全くハチャメチャな希望ではあったけれど、そういう目で見ると本当に該当する講座が見当たらなかった。

それが今回は2時間半で5000円!

6回通い続けたとしても3万円。

それでも講師の先生がブログの中か講座の紹介ページで「お高いかもしれませんが…」みたいな言い方をしていて、呆気に取られた。

いやいやいや、安すぎるから!と言いたくなった。

しかも銀座。

全国の土地の坪単価でもトップ5に入りそうな銀座で5000円。

気になっていくつかのサイトで初級講座の金額を調べてみたら、本気で破格値だとわかった。

私は自分のマニアックなホロスコープを見てて気付いたことだけれど、多分私のものは基礎だけを知ってるだけでは読み解けない。

「YODやブーメラン、アルプス型という複雑なアスペクト」と先生は一発で見抜いてくれたけれど、これ本当にきちんと見ないとわからないし、特にアルプス型はほとんどネットでは取り上げられていない。
(特殊すぎるのか、書籍での取り扱いは皆無)

取り上げられていないし、さらには他の形との複合型なんてそもそもあまりないのか、一度も見たことがない。

だから私の場合は、YOD(ヨード)ならYOD、ブーメランならブーメラン、アルプス型ならアルプス型とそれぞれ読み解くしかなかった。

しかもそれぞれが異常なほど難しい。

さらにはその3つを掛け合わせた時の読み解き方なんて、素人には完全にお手上げ状態だった。

今の私では、形はそれぞれわかったけれど、じゃあだから何?の部分は全くわからない。

そもそも特殊なものなのか、サンプルがとても少ない。

そしてサンプルを知ったところで自分のものとは違うから、そうなると解釈は全く違う。

「日の出の時間」がわかったとして、「じゃあ月の上る時間も同じね」とはならない、そんな風だからサンプルがわかっても自分のものはわからない。

わからないから、自分のヒントも当然まだ手にできていない。

だから相当な知識のある人でないと読み解けないのもなんとなくわかった。

だから、それだけの知識の人となると、もう一体そこに行くまでいくらかかるの?と思ってた。

私は別にホロスコープで食べてくつもりもプロの占星術師になるつもりもないから、そんなに高度なことまで知り尽くさなくてもいい。

だけど、そういう部分はそういう部分でピンポイントで知りたい。

ただ、ワンツーステップとは行かなさそうだったし、さらにそれを読み解けるプロの人もかなり少ない風に見て取れた。

だからこそ、そんなすごい条件をいくつも満たした先生にきちんと引き合わせてもらえたのは、ものすごい幸運なことだった。

しかもこの先生の素晴らしいところは、その特殊なものがある故の人生でマイナスに働きやすいところを言うだけではなく、それに対してプラスに使えることも示唆してくれてる。

私は調べてる最中に、ホロスコープの2チャンネルみたいなのに行き着いた時があった。

それは2チャンネルと言うよりも、YOD持ちの個人たちがそれ故と思われる生きづらさをお互いに言い合うみたいなサイトだった。

全て匿名だから性別はわからなかったけれど、話の論調からして男性が圧倒的に多かったと思う(本当にそうなら、ホロスコープを知ってる男性たちがたくさんいるということで意外だった)。

私は自分を知る手かがりが欲しくて、何十人の投稿をひたすら読んだ。

その人たちの言ってることは自分にも当てはまってるから、その気持ちはわからなくもなかった。

だけど、私はそのサイトを途中で見るのをやめて、それ以降一度も見ていない。

なぜなら、そこには生きづらさはたくさん書かれていても、その活かし方には誰も触れてなかったから。

だから読んでても全く癒されない。

むしろ、そのせいで人生が大変と言わんばかりで余計としんどい。

私は生きづらいのは十分にわかったから、それじゃなくてその良い面を知りたかった。

そういう設定ならそれをあきらめて受け入れるしかない。

そしてそれがあるのは何もマイナスな意味だけじゃなくて、それが反対のプラスの面もあって与えられてるものだと私は思っているから、だからそういうスタンスの先生を探してた。

知識一辺倒ではダメ。

なぜなら知識だけだと私のものは決して良い風に言われないのはわかってるから。

そこから必ず光を見せてくれる、打開策を考えてくれる、そういう人格者みたいな先生が良かった。

と妄想のようなことを考えてたら、本当にピッタリな先生がやってきた。

完全な初心者で何の知識も何のコネもないのに、こんなにピッタリな先生の元で学べるだなんて凄すぎる。

おこがましいことを言うと。

これは私の経験則からわかったこと。

スピリチュアル的な何か技法や知識を学ぶ時、私はその道の本物の先生や師にあたる。

今空前の癒しやスピリチュアルブームになっているけれど、その中で本当に精通してる本物は数少ない。

スピリチュアル業界全体の1割と言われてるぐらい。

だから怪しい人や怪しい団体、詐欺まがいのことをする人や他人の人生を狂わす人が後を絶たない。

そんな業界の中で、私は当初から本当にきちんとした人たちに当たってきた。

ホロスコープに関しても全くのバックグラウンドがないにも関わらず、これだけピッタリな先生に行き着くわけだから、本当に凄すぎる。

話がまたそれた。

とにかく夢の国みたいな旅に今から胸が躍っている。

今から24時間後には確実に都内にいて、何かしらの夢の国のアトラクションに参加している。

さっき明日履いていく真っ白のスニーカーを洗った。

ザブザブと洗って、陽のよくあたる窓の前に置いて天日干し中。

ちなみに今の最大の悩みは、明日どの傘を持って行くかということ。

明日は雨。

何十軒と探して見つけたお気に入りの傘がある。

その傘で銀座を歩くのはとても洒落ているし、テンションも上がる。

だけど、中途半端に曇っていると、私は傘をどこかに置き忘れる可能性が高い。

どの傘を持ち歩くのかが今1番の悩み。

夢の国に相応しい贅沢な悩みだなと思ってる。

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