2015年6月7日日曜日

えんぴつは救世主

昨日の夜、ふと右手の手の平を見ると、手首より少し上の辺りに直径1cmくらいの赤い痕がある

のに気付いた。

何かに強く当たって痕が残ったのだと思った。

それから1時間くらいして、もう一度手の平を見ると、赤い痕は1時間前と何も変わらずに残った

ままになっている。

その痕を押すと、かすかに痛い。

そこでようやく内出血だと気付いたけど、内出血するようなことをした憶えがない。

記憶を少しずつたどっていき、ようやく犯人は「カギ」だと気付く。

ここ1ヶ月程、とにかく玄関のドアのカギの差し込み具合が非常に悪い。

最初の数cmはするするっと鍵穴に入るけど、あと数mmというところで必ず詰まって動かなくなる。

そこでタオル地のハンカチなんかを出してカギを強く押したり方向を変えたりしながら、何とか最後

まで入れ込みカギ掛けを完了する。

昨日は急いでいた。

バス停に行くまで3分もあればいいけど、とりあえず6分前に家を出た。

カギを差し込むのに苦戦してそこでなんと2分ロス。

その際に、たしかに右手の手の平を使った。

焦りも手伝ってかなり強く押したのだろう。

そんなことはすっかり忘れて、それで夜になって赤い痕を発見してようやく思い出した次第。

余談だけど、2分のロスどころでは済まされず3分きってダッシュでバス停に向かったものの、

なんと知らぬ間にダイヤ改正されていて実は10分前にバスが過ぎ去ったことは後の祭りだ。

カギの差し込み問題は、このまま放置しても良くはならないし、また今日のように急ぎの時は

差し込みに1分2分と時間をロスするのは避けたい。

そこでようやくネットを開いて、カギの差し込み問題の対処法を検索した。

幾つかのサイトを見て、確実に今すぐ何も新たに準備しなくてもできるものは、

①歯ブラシでカギの溝部分をブラッシングして汚れを落とす

②えんぴつでその溝の部分をなぞる

の2つだった。

早速試した。

えんぴつは持ち合わせておらず、シャーペンで代用した。

溝の部分をなぞったところで、見た目には何も変わってなくて、こんなんで本当に差し込みやすく

なるものだろうか・・・と半信半疑どころか9割は疑いの目を向けていた。

いざ、差し込み、確認。

確実にすべりやすくなった。

もう少しなぞったら更にすべりやすくならないだろうかと思い、もう一度なぞる。

今度は最初の時よりも更に丁寧になぞる。

さぁ二度目の差し込み、確認。

いやはやびっくり。

「すっ」とはいかないまでも、とりあえず普通に差し込める程までには回復した。

たかがえんぴつというかシャーペンで溝の部分をなぞっただけ。

それなのに、どんなマジックだろう、スムーズに差し込めるようになった。

我が家のカギの救世主は、えんぴつ(シャーペン)という話。

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