2020年2月16日日曜日

社窓の窓から〜記録更新中と正しさ

毎回個人記録樹立。

記録更新中。

とにかく仕事で来るもの来るもの、危険付きなのが止まらない。

これは個人でどうこうできるレベルを遥かに超えたものがやってきている。

そんな中、自分の心の立ち位置を改めて確認することが出てきた。

それに関して、またもや所信表明しようかと。




私は新人ゆえに社内ルールがほとんどわからない。

わからない中で自分の当たり前と信じるものをする他ない。

「自分の当たり前」は、とにかく忠実に日本語を英語に翻訳すること。

意味が変わらないように、とにかくわからないことは技術者に聞きに行って、そこをクリアにして、その聞いた内容で英訳している。

それがまさかの違うやり方を採用しなくてはいけないことになるとは、仕方ないと思う気持ちと本当にそれでいいの?とにわか信じがたい気持ちと、色々ある。

事の顛末はこうだった。

すでに発行されている取扱説明書の改訂バージョンが出されることになって、それの英訳を頼まれた。

ただ、それは基本的にほぼ同じ内容で9割は既存のものからの引用で、残りの1割だけ私が訳すようになっていた。

一応抜けがないかは毎回必ず見ることになっているから、引用部分は英語と日本語とを並べて見る。

本当に意地悪ババアみたいだけど、最初の数行目でいきなり訳が抜けているところを見つけてしまった。

そこは1つ単語を足せばいいだけだったから、単語を1つさっと足した。

次は、文章が1文まるっと抜けていて、そこを足した。

そこでまさかの事態となった。

上にある文章をそのまま使えるものだったからそれを抜き出したけれど、そもそものその文章の構造がとても変で、「/」というこの記号が入ることでより一層複雑なものがさらに複雑になって、しかも日本語を忠実に訳そうとしたのはわかるけれども、そもそもの日本語が新しい言葉を使っての説明に変えていて、それもさらなる混乱を生んだものになっていた。

速さの話をしているのに、そこだけ「回数」と言い方が変わっていた。

そして厄介なことに、「回数」という言葉が他のところには出てこないから、そこだけいきなり意味が通じなくなっていた。

これが単なる説明文ならいいものの、そこは表があって、その表の説明の文章になっている。

表内の言葉が本来説明されないといけないものだと、一般的な感覚ならそう思う。

その表の中は「速さ」になっていて、なのに説明になると「回数」に言い方が変わっている。

想像するに速さが変化することで回数も変化することは想像がつくけれども、ただ説明するならそのように説明するか、さもなければ表の言葉のまま説明しないと、これは何を言ってるの?状態になる。

さらに新しい単語が出ることで、その文章の中が本来なら2つのものを説明すればいいものを4つのものを同時に言及する言い方になっていて、それで並べきれなくなって「/」という記号が使われたんだと思う。

上司にも見てもらって、私にだけ単に意味が通じてないのか、そうではなく他の人の目からしても通じないのかを確認した。

上司から見ても変で、そこは確認することになった。

それはまだ2枚目くらいの序盤の話で、ものは15枚ものだったから、この後も怖いなぁと思いながら確認を進めた。

最初の3分の1くらいのところだったと思う。

異常を確信する単語が出てきた。

それはその英訳の1つ前に終わらせたばかりの他の英訳に出てきた言葉だった。

その1つ前の依頼の英訳をした際、名詞だけがポンと書かれていて、それが何を指すのかわからなくて技術部の部長に聞いてきたものだった。

部長がわかりやすく説明してくれて、その名詞が何を指すのかを知った。

言葉は違うけれど、「基本」という言葉なら、通常は機械本体の「基本部分」を指すことが多い。

ただ私が今回訳してわからなかったのは、私が見たものが機械本体ではなく、機械に付随する別部分についての話だったから、その時も「基本=基本部分」なのかはわからなかった。

前後の文脈からすると、その「基本」は多分機械本体の基本部分の話ではないと思った。

どっちにしても意味がわからないから確認したもので、その確認は超大事なものだった。

部長に聞きに行ったら、「基本」というのは今回は機械本体とは全く関係ない、それこそその時の前後の文に出てくる内容にまつわる「基本」の方だった。

説明された内容を元に、取扱説明書を開いて、その言葉を使ってないかを調べて、取扱説明書にあった別タイプの「基本」という言葉を射止めた。

冗談抜きで確認して良かったと思った。

そうでなければ機械本体側の「基本」という、全く意味の違う英単語を書いてしまうところだった。

とかいうやりとりをそれこそ前日にしたばかりだったから、しかもその部分がその前日にやったものとほぼ同じ部分の説明だったから、それが機械本体の話ではないことはすぐにわかった。

既存の英訳は、機械本体の「基本」を書いていた。

それを見た瞬間に確信した。

この英訳者が技術の人にきちんと確認せずに英訳したことを。

2つ目の速さと回数の時点で、私は怪しいと思っていた。

なぜなら、技術者でなければあの難解な日本語は読み解けないような代物で、もし確認をしていたとするなら、あのような英訳にはならないだろうというものだったから。

ちなみに私がその後担当者に確認した時は、想像した通り速さを回数と言い替えていて、それは速さのことを指すことが判明した。

そして本来2つの言葉の説明が4つに増えて「/」とかいう記号まで使われていたところも、きちんと整理するとやっぱり2つの説明で、増えた残り2つの部分は、言うならば「【増えた残りの2つの部分における】既存の2つの内容」の説明であることがわかった。

そうなると「/」なんか当然要らなくて、普通の前置詞だけで十分説明できる内容になった。

「基本」についても、その前の日に部長に確認したこととやっぱり全く同じで、機械本体ではなくそれに付随する部分の「基本部分」と知って、当然英訳もその付随する側の基本部分となれば言い方が変わる。

誰が英訳したのかは知らないし、もしかしたら過去の社内事情では技術者にあまり聞けない体制だったとかなのかもしれない。

だけど、本当にややこしい日本語になればなるほど、全くと言っていいほど確認がなされてなくて、私はギョッとしながら、そしてかなりイライラしながら確認を先に進めた。

本当に確認しなきゃ訳せないところは、多分だけど確認せずに訳したんだろうなぁという印象だった。

その後決定的だったのは、完全に英語側が文章として成り立っていないものに当たった時だった。

英語が何を言っているのかもわからなければ、日本語も日本語でどう解釈していいのかわからない内容だった。

「前」という言葉が入っていた。

英語はその「前」をbeforeにしていた。

「〜する前に」、要は「時」を表す前にしていた。

だけど日本語を見るとそういう意味なのかがわからなくて、しかもたとえ時を表す「前」だったとしても、英語はもうありえない文章になっていて、全く意味が通じないものとなっていた。

これも確認したら、「前」というのは「時を表す」前ではなく「場所・位置を表す」前のことを指していた。

言うなら、「駅前」「ハチ公前」みたいな、そういう意味の「前」で、だからbeforeだと意味が通じなくて当たり前だった。

たかが2ヶ月程度でしかない私でさえも、前置詞こそ超要注意なのはわかる。

先日、現場の人に説明を聞きに行った時、それこそ位置が多用されていて、その位置については一緒に指で方向を指しながら確認した。

例えば「上」というのがその時あった。

上だけでも英語は、top, up, upper, aboveとあって、他にもon, overhead, over, upwardと数限りなくある。

何に対して「上」なのか、それは細かく聞かないと英語側の前置詞は特定できない。

前だって、〜する前もあれば、バス停前もあれば、前方もあれば、以前もあって、とにかく全て意味が前後の文脈で変わるから、前置詞系は特に確認をしないとわからないものだと私は思っている。

ましてや私みたいに、工業知識がなくて、単語を見てもそれが機械の部位の名前なのか、機械のシステムの名前なのか、はたまた機械の動作を表す言葉なのか、そういうことさえわからない人は、それを技術者に確認する他ないと思う。

だから、難解な日本語になればなるほど、はたまた1つの言葉でいくらでも英単語が出てきてしまうものは、相手から面倒くさがられても聞かなきゃ絶対にわからないから、そこは確認をしないといけない。

思うに、その英訳した人はそれをせずに訳したんだと思う。

でなければ、こんなにもピンポイントで間違いや誤りが連発するわけがない。




そんなこんなを経て、2つほどギョッとすることが起こった。

若い男の子が今回の担当者で、私がその「前」について質問した時だった。

その子から「すでに発行されたもので、それだって誰かが確認してますよね?OK出てますよね?それを変えたくないです」と言われた。

とりあえずその時は、日本語は変えないけれども、英語は本当に意味が通じないから正しい内容に変えたいことと、それは私の上司に確認を取ることも伝えて、一応了解は得た。

私はそれについて、後日タイミングを見てその子には内情を伝えようと思っている。

英語に関しては、英訳する本人が英語を見る最初で最後の人となるパターンが多いこと、少なくとも今回の依頼は私が最初で最後の人なこと、だから間違いがあると英語はもちろんのこと、英語を基準にして訳される10か国語も誤訳されてしまうこと、だからこそしつこく聞くのはそういう背景があるからだということを伝えようと思う。

その男の子から見て私が乱しているみたいに見えなくもないけれども、その内情故にそこまですることは、少なくともわかって欲しいと思っている。

私だって過去の出来上がっているものを変えたいなんて思わない。

だけど、誤訳されてると知っていて見過ごすのも嫌だなと思う。





その後のことだった。

最終的に出来上がって、女上司からスペルミスや言葉の言い違いなんかがないかを確認してもらった時のことだった。

女上司から1つ確認された言葉があった。

それは担当者の男の子に私が確認して、その意味となる言葉に変えたものだった。

それに関しては、担当者も明らかに英語の意味が変だということに気付いて、その意味じゃないと言ったものだった。

私も見るからに日本語の意味になっていない英訳を見て(英単語1つ)、これ絶対に変と思ったものだった。

その正しい意味を確認して、その意味となる英単語に変えたことを女上司に伝えた。

そうしたら女上司からまずは謝られた。

武士俣さんがしてくれたこと、そして正しい意味となる言葉を採用してくれたこと、そのことへの感謝を伝えられて、それが本来ならそうするべきものだということも知っていると断りを言われた。

だけど、これまでの取扱説明書はその本来の意味とは違う言葉で訳されてきてしまっていて、そこを変えると全てを大幅に変更しなければいけなくなるから(他言語も同様)、そしてこれまでもそういうことが度々あったけれども基本はそのままにするやり方で来てしまっているから、これまでの言葉に合わせてそこは英訳を元に戻します、本当にすみませんと謝られた。

それに関しては色々思ったけれども、会社のやり方をどうこう言ったり決めたりできる立場にないし、正してもまた元に戻すやり方が会社のやり方だと言われたら、私はそれ以上何も言えない。

女上司の立場もこれまでの慣習を知って私のやったこともわかっての話だと知って、女上司には訂正をお願いします、一番良い方法で直してくださいとお願いした。

怒りとかはなくて、仕方ないと思った。

けれども、後になればなるほど胸中は複雑だった。

女上司の言っていることはよくわかる。

たしかに手直しをするというのは、それは今回は数ヶ所でも、それの掛けることの同じタイプの機械全種類×全対応言語になるわけで、それは途方もなく膨大な量の直しになってしまう。

それで人を新たに雇ってもいいくらいのものがやってくる。

だからこれまでのままで行きたい気持ちはよくわかる。

だけど、内容は誤訳されたままで、中身的には全くよろしくない。

これは私が勝手に思っていることだけれど、年明けからずっと一貫して、不具合や問題に関しての英訳依頼が来ている。

1つ1つは別物の内容でも、中身はそういうことを謳っている。

中身がおかしいと英訳の時点でわかるというのは、すなわち最初の担当者が適当にしたことがわかる。

1人の人が「まぁいっか」で済ませたことは、その後に引き継ぐ人たちはまさか「まぁいっか」で作られたとは知らず、正しいんだろうと何も疑わずに受け取る。

その積み重ねは、いつか「機械の不具合」とか「説明の不具合ゆえの詳細の問合せ」とかいう形で実際のお客さんたちから問い合わせが来て、その対応策がまた作られて私のところにその英訳が来てたりするのかな…なんて想像している。

私が今回1割だけの英訳を本来すれば良いものを見た時に、元原稿が見事に内容をきちんと確認して作られていなかっただろう事実を目の当たりにして、この積み重ねは怖いことだと感じた。

塾やコールセンターで、目の前ではたまた電話でクレームを受ける体験をしてきたからこそ本当によくわかる。

何が来たとしても、まずは基本ができているかできていないかで、クレームの在り方は変わる。

自分がやらかしてそれに対して悪いと言われるのは、いくらでも謝罪できるし、本当に間違えていたわけだったりするからそれはとにかく謝る、もしくは実際のものとお客さんの理解とがかけ離れていたら、そこをひたすら丁寧に説明するしかないわけで、そういうのは事実に基づいて動けるからやりやすい。

クレームでキツイのは、元々会社側が誤った対応をしていて、それに対してお客さん側がクレームを入れてきた場合、素直に会社側が間違えたと言って対処すればいいものを、うちは間違えていません、お客さんが間違えていますと嘘の対応をしなきゃいけない時。

私はそういう対応を平気でさせる人たちは本気で馬鹿だと心から軽蔑しているけれども、そういう人たちは事がとんでもなく大きなことにならない限り気づかない馬鹿人種だから、私はそういう時は言うことはストレートに会社側には伝えて、それでも自分たちは悪くないという対応をしろと言われたら、仕方ないからそうするけれども、「見とけよ!」と思う。

そういうおかしな対応は上手くできていて、ほぼほぼ大問題となって相手方から返ってきて、特大クレームに発展する。

お客さんは何も悪くないのに被害が出ているわけだから、お客さん側も黙っちゃいない。

そういうのを見てきているから、今の英訳を通じて見えてくる会社の非常にまずい体制は、今後どうなるんだろう…と思う。

「まぁいっか」は1つ2つではわからなくても、これだけいくつも連続して来てしまうと、そしてそれに比例するかのごとく、不具合対策ばかりの文書が回ってくると、それぞれ別の仕事を請け負っているはずなのに、水面下ではものすごく繋がったものに見えて仕方ない。

そして、この体制が、ある時会社の存続を脅かすレベルの大問題に発展しなきゃいいけれど…ということまで思い始めている。

私から見て、あまりにギリギリの綱渡り状態で物事が動いているから、それがいつどこから話に火が着いて一気に大問題となるかわからないなぁ…と思って見ている。





すごい余談だけれど。

私は自分が本来行く予定だったポジションのところに、私が部署変更になったもんだから後から再度求人がかかって入ることになった人と顔を合わせたら話をする関係になった。

これもすごいひょんなことがきっかけでその方いち子さんとやりとりするようになったけれども、いち子さんと話せば話すほど、冗談抜きで今の仕事は呼ばれて行ったことがよくわかる。

いち子さんのポジションは、名もなきポジションみたいなところにあって、年度末には契約終了することがほぼほぼ確定しているとのこと。

しかもそのポジションは決まった内容を入力することが仕事だから、今の私みたいに部長行脚はじめ、本当に色んな人たちのところを渡り歩いて話を聞きに行く、しつこく聞くみたいなことは絶対にしない。

ましてや「英訳」というだけで、私の場合、部署もあちこち超えてやってくるから、普通は自分の部署のことしか知らない縦割り体制でも、私は他部署のこともじゃんじゃん見える位置の仕事が来るから、全体の流れみたいなのももれなく見えてしまうところがある。

いち子さんの話を聞くと、もし私が部署変更はせずにいち子さんの仕事のところにそのまま入ったとするなら、今やっていることは1つとして知ることのないものばかりだったということがはっきりとわかる。

書いてて思ったけれども、明日こっそりメモ的な資料を作ろうと思った。

どこかのタイミング、もしかしたらそれは辞める時かもしれないけれども、とにかく来ているものたちに不具合要素が盛り込まれていたり、はたまた文章はそうでなかったけれどもその中身を確認した先の資料が不具合があったり、そういうことがわかる一覧表を作って提出しようと思う。

これはもう賭けでしかなくて、それを見て上が「今のままでは本当にまずい」と気付いて本気の組織改革を視野に入れての動きを考えるようになるか、また反対に適当に流すかは、それはもう運命に頼るしかない。

私が大袈裟なのかもしれない。

だけど、部署をまたいででも来るもの来るものに毎回の確率でおかしな事が含まれているというのは、普通のことじゃない。

会社のやり方云々の批判ではなく、あったことを淡々と箇条書きして、とにかく事実だけを列挙しようと思う。

それらを見た人たちがどうそれを捉えるかはもうその人たちのセンスにかかっているから、そこは神のみぞ知るのゾーンだと思っている。

もはやどう悪く思われたり変だと思われてもいいとかなり開き直ってきたから、私はこれまで通り不具合があればそれは報告するスタイルを続けようと思っている。

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