2015年9月17日木曜日

繕いもの

「繕(つくろ)う」という漢字がとても好きだ。

分けて考えると、「糸で善くする」で「繕う」になる。

繕いものをする度に、まさに字の如くだなぁと思う。

今回も久しぶりに繕いものをした。

今回の主人公は、A4書類も楽々入る大きな布製のトートバッグ。


写真の通り、服とこすれ合う部分に穴が開いてしまった。

反対側はきれいなまま、いつも体と接触する内側の部分だけがとほほな状態になった。

最初布をあてようかと思ったけれども、手持ちの布で合うものがない。

ということで今回は、こんな風に繕ってみた。


繕う前


さらなるほころびを防ぐために周りを糸でくくる


モチーフ編みしたものを糸で固定する


完成


全体図で見るとモチーフが浮いた感じになるけれども、とりあえず穴を塞いだから満足。

今回も思ったけれども、毛糸はいかようにも誤魔化せるから、多少の失敗もわからなくていい。

図書館からモチーフ編みの本を借りてきて、2時間位で完成させたと思う。

毛糸の図案とか、根性で読解している。

普段の生活では見られない集中力を発揮する。

モチーフをバッグに糸でくくり付ける時も、適当にやって適当になるから助かる。

素人ゆえ、きちんとした方法なんかわからない。

だけどとりあえず思い付いた方法でやれば何とかはなる。


「繕いもの」の作業、好きだなぁと思う。

針と糸持って、縫ったり補強したり、あの無心になれる感じも好きだ。

今回のバッグは、1泊程度の泊まりにも使えるし、大きな荷物を運ぶ時も活躍するし、ちなみに

明日ノート数冊を持ち運ぶ予定があってそれでようやく繕った。


繕いものが増えるのは困るけれども、次の繕いものが楽しみ。

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