2020年12月23日水曜日

㊼【おいせさん手帳】現実の種を蒔いて育てる


おいせさん手帳第47回目

担当:ノム


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夢を叶えるアイディアを書き留める。

太陽が山羊座へ

 

射手座の季節で描いた夢を、現実に移す山羊座の始まり。

夢を描くことは大切ですが、夢を形にするべく行動することも大切。

「こんな風になったらいいな」という理想は、現実の種です。

花の開花には水や肥料が必要なように、自分の夢を育みましょう。

思いついたアイディアを手帳に記し、できることからトライしてみて!


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これが記念すべきノムの最後のおいせさん手帳のメッセージになる。


26日に私が書いたものが控えているけれど、ノム1人で見た時はこれが最後になる。


この1年を通じて、全部で49個分のメッセージに何かしらエピソードを添えてアップしたことになるけれど、本当に夢のような時間をノムと共に形にしてきたんだなぁと思う。


普通に「ノム」ととても距離近い感じの名前で呼んでいるけれど、ノムは知れば知るほどすごい経歴の持ち主だった。


今まで真剣にこの事実を見つめていなかったけれど、ノムは長いこと『女性自身』という名だたる週刊誌の記者をしていた。


詳しいことは知らないけれど、ノムが担当していたのはゴシップ系の方ではなくて、インタビュー記事を主に担当していたようだった。


今は書く仕事は、頼まれて担当者とやりとりして双方の意向が一致すると引き受けるようだけれど、そうでなければ基本しない。


よくよく聞いていると、ここ最近で大きかった書く方のお仕事は、瀬戸内寂聴さんと宮沢りえさんの対談本の担当とか、今年は来なかったけれどこれまでは10数年「嵐」のカレンダー作成の時にするインタビューの担当をしたり、はたまたEXILETAKAHIROさんの個人本の担当者だったりして、とにかく芸能人に疎い私でさえも知っている大御所系の人たちのインタビューや本の制作に関わってきた凄い経歴の人だというのは、ある程度仲良くなってから知った。


そんなこんなでノムは出版社の人と繋がりがあって、そこからのご縁によってこのおいせさん手帳の話はノムの元に依頼が来て、さらにその時にノムがとっさに「ぶっしーと一緒にやりたい!」と思って私を誘ってくれたことで、こんな風に私も参加できることとなった。


ニート引きこもりな私の懐具合も心配しつつのお小遣い稼ぎを提案してくれたわけだけど、その心遣いが本当の本当に嬉しかった。


お金のことやましてやお金がどう見てもないだろう人にお金の話をしたり心配というか気にかけたりすることは、とてつもなく難しい。


そういう時にノムは私が傷付いたり気にしたりしない言い方でそれをしてくれて、本当の本当に嬉しかった。


初めノムに誘われた時、ノムは色んな人とコラボして書く仕事もするのかなと思っていたら、ノムの方から「僕ね、こんな風に誰かと書く仕事をしたこともなければ、したいと思ったこともなくて、だからぶっしーが初めての一緒に書く仕事をしてみたいと思った人なんだよ」と教えてくれた。


そんな名誉ある役に大抜擢されて、本当の本当に嬉しかった。


そんなこんなで始まったおいせさん手帳のメッセージ書きの仕事だった。







どこかにも書いたけれど、ノムと私は当初おいせさん手帳の前年の見本を見せてもらって、仰け反った(のけぞった)。


おいせさんと言うだけあって、和暦なのは予想していたけれど、神社仏閣的なことも知らなければ、一粒万倍日的な日本古来の吉運も知らない。


一粒万倍日って宝くじ売場の近くに書いてあったかもみたいな曖昧な記憶程度しかない(宝くじも頼まれて買ったことしかないからわからない)。


どう見ても自分たちの強みなどそこにはなく、そしてもし和暦的なもしくは神社仏閣のことなら、私たちではなくもっと適切な人がいるだろうことも2人で話した。


ノムと私とは賭けに出た。


自分たちが書けるメッセージの見本を作って、それを担当者に見てもらって、そしてそれを採用してもらえるのなら引き受けて、ダメなら相手側も誰か別の人を探すだろうと、そうしてやれることだけやって後は神のみぞ知るの領域のことに賭けた。


その賭けは当たって、そして今に至る。







【夢を描くことは大切ですが、夢を形にするべく行動することも大切。

「こんな風になったらいいな」という理想は、現実の種です。

花の開花には水や肥料が必要なように、自分の夢を育みましょう。

思いついたアイディアを手帳に記し、できることからトライしてみて!】




ノムのこの提唱は本当に素晴らしい。


今まで色んな人たちに出会ってきたけれど、リアルノートを見せ合ったのは唯一ノムだけだった。


ノートに書いたことを見せ合う。


それも、自分の心の内を吐いたものを見せる。


ノムも私も今のこのデジタル化時代に普通に紙のノートを愛用している。


さらに、iPhoneの中のこのメモ機能も「メモ」と呼べるような量ではない量を書き留めるのに使っている。


ノムはこの1年くらいの間で、ガラケーからiPhoneにした。


iPhoneにして感動したことの1つにメモ機能を挙げて、いつかの電話では2人でメモをどう使っているかや、メモの何が素晴らしいかについて延々とおしゃべりをしたほどだった。


iPhoneユーザーならわかってもらえるかと思うけれど、私はもうずっとiPhoneからこのブログはアップしている。


iPhoneのメモにこのブログの下書きをひたすら指で打ち込んで、その打ち込んだものをブログのサイトにコピペしてそれをアップしている。


読むのに数分どころか30分かかるような長編ですら私はiPhoneで書いている。


慣れたもんで、すごい速さで打っていると思う。


何人かの人たちから、私のLINEの返信が速すぎる!と驚かれたことがあるから、本当に速いんだと思う。


話が脇道に逸れてきたけれど、とにかく「書く」こと、自分の思っていることや考えていることを自分がわかるようにするために「言葉で表現する」ことをノムはとっても大切にしている。


自分の中だけにあっても理解できないけれど、言葉にする努力をすることで自分の中にあるものが何かわかる!、ってノムから何百回と聞いたかわからないけれど、そのノムの言葉は何回聞いてもその通りだと毎回毎回思う。


それこそ「行動する」って私はいつもその言葉だけに怖気づいたりするけれど、実際は大きく動くんじゃなくてまずは小さな一歩、その小さな一歩の1つにアイデアを書き留めることをノムはさらりと薦めている。


そしてその行為を花を咲かせるための水や肥料のように、自分の夢のための水や肥料だとそっと伝えてくれる。


これはノムが書く仕事をしてきたからではなく、ノムの性質またはノムの価値観によるものだと私は感じるけれど、ノムほど言葉を押し付けないように気をつけている人もいない。


ノムのこうしたメッセージには押し付けがない。


もし僕のメッセージが気に入ってくれたのなら嬉しい、良かったら試してみてね、みたいなところに留まっている。


絶対にそれ以上はみ出したりはしない。


本当に相手に伝わるように、なんなら伝わることもどこまで意識して言葉を紡いでいるのかわからないけれど、とても静かにそっと言葉を届けるみたいなことをノムはいつの時もしている。


コーチングを習った時だったと思うけれど、実際の言葉を使ったコミュニケーションで、言葉が伝えるものというのは全体の1割程度と言われている。


残りは表情だったり、声のトーンだったり、間に流れる空気だったり、とにかく言葉以外のものが伝わるものの9割を占めている。


要は、言葉というのはほとんど相手に伝わっていないという身も蓋もないような話だけれど(一応何かしらの心理系の学者や研究者が調べて出した理論)、それ聞いて言葉で伝えられるものの限界みたいなものをいつも無意識に意識するようになった。


でも。


ノムに出会ってそれが変わった。


もちろんコミュニケーションにおける言葉の限界は絶対にある。


だけど、言葉があるからこそ、気持ちがわかったり伝わったり、自分の考えてることや感じてることが何かわかったり、そういう意味で言葉ってとっても大切で、そして自分の中にあるものを表現してくれるものなんだと、ノムがたくさんたくさん言い続けてくれたことで今はそのようにまた思っている。


何か形作るのに、まずは想いがある。


想いの次は、それを言葉にすることが絶対的に要る。


言葉にすることで知ることができる。


知ることというのは、水や肥料の1つに数えていいと思う。


そんな風にして、ノムとの対話は世界を広げてくれて、そして何よりも硬くなっていた心を開いてくれた。


夢を見たりそれを言葉にして自分で自分に伝えられるように、そういうことをまた始めるようになった。


おいせさん手帳ノムの最後の言葉は、ノムらしく希望と心を明るくする光を放っている。

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