2020年6月22日月曜日

㉒【おいせさん手帳】小さな声たち


2020 紫陽花





おいせさん手帳第22回目
担当:ノム

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6月22日 
自分の中の、もっとも繊細な部分を大切に。
太陽が蟹座へ

昨日の双子座の新月を経て、本日より蟹座の始まり。
日々の出来事をいつも以上に繊細に“感じる”ひと月となるかもしれません。
自分の中にいる、幼子のようにナイーブな部分を意識してみましょう。
“最も傷つきやすい私”は今どう感じている? どんな場所で過ごしたい?
心に耳を澄ませれば、その答えは必ずやってきます。その小さな声を大切に!

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「自分の中の、もっとも繊細な部分」と聞いて、それぞれの人は何を思い浮かべるんだろう…。

“最も傷つきやすい私”

その私こそが自分にとっての一番大切なものや一番の正解を教えてくれる存在だと私は思っている。

ちなみに今は夜の9時7分。

今月ってあとおいせさん手帳ってなかったんだったかな…?と思って見てみたら、今日だった(驚)!

すべて思うがままにに書き進めてみようと思う。




今回のノムのメッセージを読んで、実は真っ先に目に飛び込んできたのは「小さな声」だった。

「小さな声」は本当に慣れるまで相当拾いにくい。

例えばこんな風。

友達と会う約束をしていたとする。

「なんか会うの面倒になって行きたくないな」と小さな声的な気持ちは思う。

だけどそれを掻き消す勢いで
「いやいや、前々から約束していたから行かないわけにいかないでしょ」
「どう言い訳して行かないことにするの?」
「行かないなら行かないで、次の約束をどう切り出すの?」
とか、まぁ次から次へと色々出てくる。

そのうち、「面倒だから行きたくない」という率直で素直な自分の気持ちさえも忘れてしまって、とりあえず支度して行ったりする。

これは行かないのも行くのも別にどちらが正解で不正解とかはないと思う。

ただ、「行きたくない」とか「面倒くさい」という自分の気持ちを聞けたのと無視したのとでは全く予後が違う。

自分操縦法じゃないけれど、自分自身をこじらせるのが一番面倒くさい。

行くにしても断るにしても自分のことを動かさないといけない。

ある時から私は、人の機嫌よりも自分の機嫌をとることの重要さに気付いた。

とにかく1にも2にも自分を何かしら動かさないといけない。

そうした時の一番のコツは、自分の機嫌をとること。

どういう選択をするにしても、自分自身の声をきちんと聞いたかどうかでずいぶんと違ってくる。

例えばこれが「行きたくない仕事」ならもっとわかりやすい。

行きたくなくても行かないといけない時、「おまえ何グズグスしてんだよ!」って自分に吠えるより、「自分がんばってるね」と寄り添う方が私なんかはがんばれる。

そこは反対の人もいるだろうから、より自分に合う方法を各自が選べばいいと思うけれども、どちらにしても自分の生の声をそのまままずは黙って聞くことが何よりも自分を受け止める大きな一歩だと私なんかは思っている。

小さな声は常に小さいし弱々しいし主張力も低い。

だけど必死で訴えてはいる。

その声を拾ってくれるまでずっとあきらめずに訴え続けてくる。

「したくない」とか「あの人ムカつく」とか「何それが誰それが許せない」とか「すべてイヤー」とか、そういう負のエネルギーに満ち満ちている自分の声を聞くようになると、少しずつ何かしら化学変化のような変化が起きてくる。

どんな自分も自分なんだから、その自分を否定しないでいると、とりあえず自分との居心地は良くなってくる。

「小さな声」っていうのは、基本的に面倒くさい自分だったり、怒りんぼな自分だったり、意地汚いことを考える自分だったり、言い訳ばかり並び立てる自分だったり、ビビリな自分だったり、弱々しい自分だったり…、とにかく色々と受け入れ難い自分の場合が多いけれど、その自分も全部含めて自分なんだよね…というのが腑に落ち始めた頃から、その分だけ生きやすさが増したように感じている。

とにかくそういう自分を少しでも多く大事にできるようになりたいなぁと、年を重ねれば重ねるほど思うようになってきた。


追記:今回が22回目で、22日で、さらに22:22にアップするという、ゾロ目祭りな感じの足並みが揃うのがなんだか嬉しい。

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