2015年10月7日水曜日

10歳下の女の子との出会い

月曜日から始まった仕事。

今回の研修担当者は、わたしより10歳年下の女の子だ。

年下の女の子が研修担当になるのは彼女が2人目だ。

1人目は、わたしと3つ?4つ?ほどしか離れておらず、とっても感じの良い人だったけれども、

自分のこれまでの生き方や当時の生き方が本当に良かったんだろうか?とものすごく落ち込む

こともあって、ちょっとしんどいこともあった。

これは自分が年を取ったからそう思うのか、それとも彼女が10歳も下だからそう思うのか、または

もっと複雑な理由が絡まり合ってそう思うのか、そこはわからない。

だけど、今回は彼女が研修担当者で良かったと思った。

向こうもとっても気を遣うだろうことは予想できる。

もう一人一緒に研修を受けている方は、わたしのさらに10歳上だ。

それぞれ年齢差による気遣いはあるものの、あまりにも生き方が違うから、それが程良い距離を

生み、「人それぞれ色んな生き方があるよね」の一言で済まされる。

変に自分の生き方を否定しなくてもいいし、自分を大きく見せる必要もない。

そして10歳年下であっても、今回の仕事は当たり前だけれど彼女の方が大先輩でそして丁寧に

教えてくれ、さらにその仕事の面白さも伝えてくれるから尊敬している。

今回の仕事は全く引き受ける気ゼロでやりたくないと思っていたけれど、「○○なところが面白い」

とそれぞれの観点で面白さを伝えてくれたのは、なんと彼女が3人目だ。

そういうことも聞けるとは思っていなかったから、少しだけいつもとは違う風が吹いてる気がする。


20代の頃のわたしは、自分が30代で働いた場合1つ心配していることがあった。

30代で新しいことを始める場合、自分を指導する相手は自分より年下である可能性がある。

自分はあまり気にせずにやれそうと思っていたけれども、相手は気になるだろうことは予想でき、

さらに自分も年下で生意気な人が相手だったらイライラしてしまうかも…ということ。

30代に入ってした仕事は、2人を除いてあとはみんなわたしより若い指導者だった。

実際にそうなってみてわかったことは、あまり年齢は気にならないということだった。

相手はわからないけど、わたしはそんなには気にならない。

そしてたしかに「イライラさせられる」タイプの年下指導者も存在したけれど、それは年下だから

というよりも元々の人間性だということもわかった。

そういう人は、年上でも同い年でもわたしはイライラしたかと思う。

逆に「この人すごい!」という年下の人たちにも何人か出会った。

自分が年齢的に年上であることが恥ずかしくなる位に、すごい人というのは存在する。

そんなこんなの経験を重ねていくうちに、年齢は気にならなくなった。

そしてすごい年下の人には、手放しに「すごいですね!」と言ってる自分がいる。

「すごいですね!」は上から目線ではなく、年上の人を敬う時と同じような気持ち。

年齢が上がれば上がるほど自分より年上の指導者に恵まれる可能性がどんどん低くなっていく

のも現実だから、良い意味で割り切れるようになったと感じている。

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